きちんと感アレンジの低めお団子
くるりんぱをちょっと応用するだけで簡単にできる〝ギブソンタック〟。おしゃれなこなれ感が出るので、お呼ばれやハレの日にも大活躍してくれるアレンジです。最初にランダムに巻いておきましょう。
How to
1. 前髪を8:2の横分けにする。前髪を横分けにすると、よりクラシカルな印象になる。分けるときは、分け目がぱっくりと見えないよう、あえてざっくりと分けるといい。
2. 襟足部分だけを結ばず残し、他はサイドにゆるみを持たせながら下位置で結んでハーフアップ風に。ゴムは、目立ちにくいシリコンゴムを使うのがおすすめ。
3. 結び目の上を割いて隙間を開け、結んだ毛束を表側からその隙間に通して下へ引き抜き、くるりんぱにする。
4. くるりんぱの毛束と、残しておいた襟足の髪をそれぞれ左右ふたつに分け、1から順にくるりんぱした部分に巻きつけ、ピンで留める。
5. 地の毛に届くよう横向きに深くピンを差し入れ、地の毛をすくいながらUターンさせるようにピンの向きを変えてグッと押し込む。毛束がほどけてこないよう、何か所か留めて。毛束を入れ込んだ部分を手で押さえ、後頭部の表面の髪を少しずつ部分的に引き出して、崩し感をプラスしたら完成!
くるりんぱ部分に毛束を巻きつけるように通すため、意外と崩れにくいというメリットも。
小物使いで即洒落る簡単お団子アレンジ
スカーフ×低めお団子
スカーフを使って、洒落見えもかなうヘアアレンジ! おでこの汗や首にまとわりつく髪、おまけに生えぎわの白髪までカバーできて、とっても使えます。
How to
1. 直毛の人は最初に軽く巻いておくといい。巻かなくてももちろん大丈夫だけれど、ヘアクリームやワックスなどをやや多めになじませておき、髪全体をしっとりさせておく。耳前の後れ毛を残し、手ぐしで下位置でひとつ結びに。
2. ひとつ結びにした毛束をぐるぐるとねじりながらお団子状にして、ピンで固定。ピンは、お団子と地の毛がしっかりつくように、その境目を狙って差す。長さの足りない髪がお団子からピンピン出てくることもあるが、結ぶ前につけておいたスタイリング剤のおかげで束感がついてだらしなく見えない。
3. スカーフを細長く折り、結び目が前位置になるように頭に巻きつける。耳の上部にほんの少しかかるくらいの位置で巻きつけると、こなれた仕上がりに。結び目は前位置で固結びに。スカーフの端が長く出てしまう場合は、巻きつけたスカーフの下に入れ込んでコンパクトに。
4. オイル、ワックス、ヘアクリーム、バームなど、なんでもいいので、束感のでるスタイリング剤をほんの少しだけ指先に取って後れ毛をつまみながらつけたら完成。多すぎるとベタっとするので注意。
リボンクリップ×低めお団子
黒いリボンをつけて大人かわいさと上品さを両立。お出かけのときはもちろん、お呼ばれシーンにも活躍しそう!
How to
1. 低めの位置で髪をひとつに結ぶ。
2. 最後の毛束は通し切らず、輪っか状のお団子にする。
3. 残っている毛束を2つに分けたらサイドから持ち上げ、毛先5〜10cmくらいの位置をゴムで結ぶ。
4. 結んだ毛束をねじり、お団子に通す。
5. はみ出ている毛先は、中に押し込んでまとめる。
6. トップの毛束を細く引き出し、後頭部に立体感をつける。ボサボサにならないよう鏡を見ながら慎重に。最後リボンをつけたら完成!
クリップ×無造作お団子
くしゅっとした無造作お団子の根元にミニバンスクリップを2個づけして、抜け感のあるおしゃれヘアに。ピョンピョンと飛び出す毛先をまとめてくれる役割を持つ一石二鳥のアイテム。
How to
1. 髪全体を頭の高い位置で集め、ゴムを使ってお団子をつくる。
2. トップやサイド、お団子の毛束をつまんで無造作に引き出し、ラフ感をプラスする。
3. ミニバンズクリップをお団子にふたつつけ、後ろ姿をおしゃれに飾ったら完成。
カチューシャ×低めお団子
ベースは鎖骨まであるミディアムレングス。前髪も後れ毛もパラパラと落ちにくく、おしゃれな雰囲気も演出できます。コテやヘアピンを使わないので、寝坊した朝や集中したいときにも便利。
How to
1. 髪のまとまりをよくするためオイルを全体になじませた後、ゴム1本で輪っか状のお団子をつくる。お団子は耳下あたりの位置にすることで大人っぽい印象になります。
2. コンパクトなシルエットのまとめ髪のためカチューシャをプラス。カチューシャは前髪の生え際に沿うようにやや斜めにつけるのがポイント。
▼あわせて読みたい