「おでこが広い」の基準って?
顔全体の3分の1の面積が基準
おでこが広いとお悩みの方、本当にあなたはおでこが広いのかどうかまずはチェックしてみましょう。
一般的におでこが「広い」とされる基準は、顔全体の3分の1以上の面積がある場合だと言われているそう。
顔の大きさにもよりますが、平均的な数値で言うと「約8cm以上」あれば、おでこが広いと判断できるそうです。
オデコが広いことをコンプレックスに思っている女性は多い
おでこが広いことをコンプレックスに感じている人は多いよう。
コンプレックスに感じるのは、顔が大きく見えてしまうことやおでこのシワが目立ちやすいというのが主な理由のよう。
しかし、おでこが広いというのは悪いことばかりではありません。おでこが広いからこそのメリットもあると言われています。
おでこが広いメリットとデメリット
メリット:若々しく見られる
おでこが広いと肌の面積が広い分、顔がパッと明るく見えると言われています。
同じ表情でもおでこが狭い人や隠している人に比べ、イキイキと若々しい印象を与えられ親しみやすさもあるため自然と好かれる人が多いようです。
デメリット:顔が大きく見える
おでこが広い分、顔が大きく見えてしまうこともあるよう。また、ニキビやシワができてしまった際、おでこが広いとそれが目立ってしまう可能性も。
ただしこれらは髪型でカバーすることができるため、どうしても気になる人はおでこをカバーする髪型を試してみることで、悩みを解消できるかもしれません。
【前髪あり】隠して補正!おでこが広い人に似合う髪型
流し前髪のマッシュショート
あごラインのやや前下がり、襟足をタイトにしたショートヘア。表面全体にレイヤーが入っているので、ふわっとした動きが出やすいのがポイントです。根元が浮きやすい、髪が多くて広がりがち。そんな悩める髪質におすすめなスタイル。
前髪は流せるように少し長めにカットし、髪の毛に使用し手に残ったバームを使って流すように整えましょう。
ツヤをまとわせた王道小顔ボブ
前髪を下ろせば小顔効果抜群! おでこが広い狭いに関わらず、おでこが出ていると顔の面積が広く見えがち。どうしても顔が大きく見えてしまうことが気になるようなら、前髪を作ることでおでこを自然にカバーしましょう。
顎下2.5cmの、やや前下がりのワンレングスのボブ。前髪は目元の長さにし、目尻からややラウンドさせたデザインに。さらに頬骨に沿うようにサイドバングを作る。ヘアカラーは、ツヤがあり、色持ちもいい深みのあるカカオブラウンのワンカラー。
エラや頬骨など、悩み深い顔周りのあれこれがカバーできるから、大人にはもってこい。初めてボブに挑戦する人にイチオシのスタイルです。
透け感前髪の切りっぱなしボブ
前髪を目にかかるくらい長く伸ばしたスタイルは、顔の長さをカバーすることができます。重たい前髪が苦手な人は、抜け感のあるシースルーバングにしてみると良いでしょう。
ぱつっとしたトレンドの切りっぱなしラインのボブにシースルーバングを合わせると、軽さが出て柔らかい印象に。髪全体にレイヤーが入っているため浮遊感が加わり、カジュアル感が漂います。前髪や表面など、スタイリング時に束感を意識すると、立体感が出ておしゃれ度がグンとアップ。
短め前髪のオーバルボブ
前髪は眉毛を見せることで目元が強調されて、おでこが気になりにくくなります。おでこをカバーしつつ、顔の印象を明るく活発な印象に。
深めの前髪とパーマがポイントのふんわりボブ。ボリュームのあるCカールでつくる丸みあるシルエットなら、まとまり感もグンとアップ。
前髪からサイドにかけて顔周りを包み込むようカットし、毛先にランダムな動きを加えれば丸顔でもすっきりとしたフェイスラインが叶う。カラーは血色感をくれる8トーンのメープルベージュ。
カジュアルのモードのセミロング
前髪は眉上で、毛先に軽く丸みをつけるようにスタイリング。おでこの広さを感じさせない前髪アレンジです。
ハネ&レイヤーでふんわり感を出したカジュアルなセミロング。顔まわりのレイヤーでハチ周りをカバーしているので、小顔見せバッチリ。くびれを作ってから毛先をハネさせれば、シルエットにメリハリがつき頭の形の悩みも解消。前髪は下ろしたとき眉にかかるくらいの長さで薄く作って。
顔周りのサイドバングがアクセントのロング
おでこの横の広さが気になっている方は、サイドバングと呼ばれるこめかみ付近の髪の毛を少し長めにするのが◎。
クセをいかしたようなナチュラルなロングスタイル。ポイントは、頬骨あたりに作った短い毛束(サイドバング)。結んだ時にちょうどいい後れ毛になるし、骨格もカバーしてくれる使えるパーツです。レイヤーが入っているので、丸みのあるシルエットと柔らかさをプラスでき、好印象を約束。
カットは、胸上の長さをベースにし、顔周りから後ろに向かって毛流れがつくようにレイヤーを入れる。前髪は目の上でカットしてからサイドに斜めにつなげ、サイドバングを作る。カラーは、10トーンのフォギーベージュをワンメイク。赤みを消しながらもくすみすぎず、きちんとツヤ感の出せるおすすめのカラー。
【前髪なし】あえて見せる!おでこが広い人に似合う髪型
まず試してほしいのは「センター分け」のヘアスタイル
センター分けはおでこを出すスタイルなので、広い方がスッキリと明るい表情を出すことが可能だそう。また、前髪でおでこを隠すスタイルと比べ、大人っぽくきれいめな印象も与えてくれます。
メリハリシルエットの大人ショートヘア
前髪は頬に沿わせるようにカット&スタイリングすることで、フェイスラインをぼかして小顔見せ効果も。
顔まわりの動きと襟足のコンパクトさでメリハリを作った、大人っぽいショートヘア。ふんわり感は毛先パーマで表現しています。23mmのロッドで、耳上のセクションに毛先を1回転巻きゆるい動きをつけます。トップはプリカールで根元にボリュームをプラス。前髪は頬に沿わせるようにカットします。
スタイリングは髪を軽く濡らしブローした後、スタイリング剤を全体に揉み込みましょう。前髪をセンター分けにして指先でつまみ、束感を出したら完成です。
生え際にボリュームをもたせて柔らかい印象に
おでこが広い場合、生え際がペタンとしているセンター分けでは、髪の毛が薄く見えたりおでこの広さが強調されたりしてしまうことも。
そのため、トップはふんわりさせることが重要です。ブローで生え際にボリュームをもたせ、前髪をふんわり立ち上げて柔らかい印象にしましょう。
ウエイト低めのグラデーションボブならバランス◎
毛先をグラデーションカットにして丸みをつけた、ひし形シルエットのボブ。ベースはリップラインで顔まわりはノーズラインからレイヤーをオン。
ウエイトをやや低めにしたシンプルなグラデーションボブは、おでこが広い人にもおすすめできる髪型です。ひし形のシルエットのため全体的にバランスがよく、小顔効果抜群です。
ヘルシーな女らしさが漂う、かきあげミディアム
前髪を根もとからグッと持ち上げることで、おでこの広さが気にならない立体的なかきあげ前髪。
大人世代にも人気の高いスタイルですが、スタイリングがうまくいかなかったり、すぐにペタッとなってしまったりする方におすすめしたいのがプリパーマです。そもそもプリパーマとは、韓国語で「根元パーマ」のこと。プリパーマをかけることで根元がふんわりと自然に立ち上がるため、誰でも簡単にかきあげ前髪をつくれるのだそう。
ペタンとした分け目で地肌が見えていると貧相に見えてしまうなど、30代・40代の髪悩みに多いボリューム不足も解消できます。
鎖骨レングスのミディアムスタイルは、チークラインの長さでサイドにつながるようにカットした長め前髪がポイント。プリパーマでラフなかきあげ前髪にスタイリングし、大人っぽくてフェミニンな雰囲気に。洗い流さないオイルトリートメントを使って、毛先までうるおいのある質感にすることでこなれ感も演出できます。
根元をふんわり、ヨシンモリロング
おでこを出しつつ大人っぽく、韓国風のおしゃれを楽しみたい方におすすめ。
「ヨシンモリ」とは韓国語で、「女神の髪」という意味。大きなカールが特徴の、エレガントだけど抜け感のあるスタイルは、大人世代にもお似合い! 形状記憶ができるデジタルパーマをかけておくと、乾かすだけで形がキマります。
カットは、全体をバストラインでやや前上がりに。前髪は少ない幅でリップラインあたりにカットし、レイヤーを入れる。トップにもレイヤーを入れてふんわり感を引き出す。
スタイリングは、デジタルパーマをかけておけば、ドライする時に形を整えるだけでいい感じに。顔周りだけ、32mmのカールアイロンでリバースに巻くとさらにおしゃれ度がアップ。オイルかクリームを手に広げ、手ぐしを通しながらなじませて。
【ヘアアレンジ2選】おでこを出した髪型で大人可愛く!
大人に似合うカチューシャアレンジ
カチューシャアレンジは、ミディアムのダウンスタイルがベース。毛先を軽く巻いた後、オイルでツヤをだしてやわらかな毛流れをつくるのがポイント。甘くなりすぎるのを防ぐため、おでこ出しですっきりと仕上げています。
前髪の生え際が少し見えるように付けてこなれた雰囲気に。
How to
1:26mmのコテで毛先を1.5回転させてランダムに巻く。
2:オイルを1プッシュとり、全体になじませる。サイドの髪は耳かけ、前髪を6:4程度で分けてからカチューシャを付けて完成。
前髪ねじりアレンジ
前髪をアップにすることで、アラフォーならではの大人可愛さが出ます。あえて潔くおでこを出してしまった方が、印象よく見える可能性も。
少しねじりを加えるだけで、こなれ感も出すことが可能に。
How to
1:分けめをジグザグにする
指先を使い、フロントをジグザグとランダム分けにします。これによりトップのペタンコ感が解消されるだけでなく、こなれ感も出ます。
2:ねじってピンで留める
分けめのすぐ横の毛束をとり後ろ向きにねじったら、こめかみの延長線上あたりでピンを使って留めます。反対側も同様に行いましょう。ねじった部分の髪をほどよくつまみ出して崩すと、さらにこなれ見え!
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