イタリア流の年越しは、“フランチャコルタ”で乾杯を
今回は、イタリアでの華やかな年越しの様子と、0時を迎える際に欠かせないスパークリングワインについて紹介! 家族や友人と楽しめる、おすすめのフランチャコルタ2種をピックアップしてみました。
1.カウントダウンを盛り上げる花火と爆竹
クリスマスは家族で過ごすことが多いイタリアの人々も、大晦日の年越しは友人や親戚が大勢集まって、チェノーネ(cenone)と呼ばれる夕食会を開催し、賑やかに過ごします。
0時のカウントダウンとともに街のあちこちで盛大な花火が打ち上げられ、爆竹が鳴って新年をお祝い。多くの人が街に繰り出してクラブやバーなどで朝まで盛り上がります。写真はナポリの花火の模様。日本の花火とは少し趣も異なりますね。
▲ナポリの花火
2.赤い下着で新年を迎えると幸福に
イタリア式の年越しで忘れることができないのが、赤い下着。古代ローマ時代から富と権力、そして健康の象徴とされてきた「赤」の下着を身につけて新年を迎えるとその年が幸運に恵まれると信じられており、年末からランジェリーショップには赤のスリップやブラ&ショーツがずらり。
男性から女性にギフトとして贈られることも多いそう。素肌に一番近い下着に「赤」を取り入れることで災厄から守り、運気が上がるという考え方は日本にもあり、新しい年を前に新しい赤い下着を準備するのは新しい習慣にしても良いかもしれません。
左: ウイング/レシアージュ スリップ ¥8,580
右:ワコール/パルファージュ プッシュアップブラ ¥9,350〜、ショーツ ¥5,060
▶︎ワコール
3.年越しの定番メニューは豚肉のソーセージ
日本では年越しのメニューといえば蕎麦ですが、イタリアではコテキーノ(cotechino)と呼ばれる北イタリア発祥の豚肉のソーセージが定番。豚が幸運のモチーフということもあり、午前0時を迎える前に食べると良い新年を迎えられると信じられています。
つけ合わせにはレンズ豆を。これはレンズ豆の形がコインに似ていることから富と繁栄をもたらすという考えから。今年は日本でも、グリルしたジューシーなソーセージをつまみに乾杯しながら新年を迎えてみては?
▲手作り生ソーセージ(イタリア風コテキーノ)1パック3本入り(300g)¥1,580
▶︎ミートガイ
ニューイヤーの乾杯は「フランチャコルタ」で!
0時を迎えた瞬間の、ポン!とスパークリングのコルクが開栓する音は、年越しに欠かせない演出ツール。
ミラノにほど近いロンバルディア州で伝統的な瓶内二次発酵製法で造られるフランチャコルタは、ブドウ本来の甘みですっきりした味わいと繊細な泡立ちで、コテキーノのような肉料理にも、年越しそばやおせちなどの和食にもぴったりです。
ファミリーや友人と大勢で賑やかに過ごすなら、マグナムボトルをあければ特別なセレブレーション感を演出できます。
一方でミラノのファショニスタの間で流行っているのは、ハーフボトル。一人ひとりにサーブして、カウントダウンとともに皆で一斉にコルクを抜くのも盛り上りそうですね。
イタリア流の年越しで、どうぞ皆さまBuon Anno!(良いお年を!)
左:フランチャコルタを代表するワイナリー“ベラヴィスタ”のマグナム。温度が上がっても味わいが変わらないので、年越しパーティに最適。
【ベラヴィスタ(マグナム)】
フランチャコルタ・アルマ・キュヴェ・ブリュット(1500ml)¥14,300
右:134の区画に及ぶ自社畑の厳選されたブドウだけを使用している“カ デル ボスコ” の新しいノンヴィンテージ。“カ デル ボスコ”はマグナムから通常サイズ、ハーフボトルまでが揃いますが、今回はハーフボトルをご紹介。
【カ デル ボスコ(ハーフボトル)】
フランチャコルタ キュヴェ プレステージ(375ml)¥ 3,850
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