「追いLINE」とは?
追いLINEはついやってしまいがちな行動ですが、度が過ぎると相手を困らせることも少なくありません。
言葉の意味、そして問題ないと思われる追いLINEと、相手が困ってしまう可能性のある追いLINEの特徴などを見ていきましょう。
返信が来る前にメッセージを送ること
追いLINEとは、メッセージやスタンプに対する返信がない状態で、再度メッセージやスタンプなどを送る行為のことです。
時間を置かず同じ相手にメッセージを繰り返したり、相手が反応するまでメッセージを送り続けたりするといったことが追いLINEに該当します。考えられる理由としては、相手からの返信を待てない気持ちになったときや、内容を補足したいときなどが挙げられるでしょう。
追いLINEが多過ぎると、会話のキャッチボールをしにくい状態になってしまうので、嫌悪感を抱く人は少なくありません。
問題がないとされる追いLINEの特徴
基本的に追いLINEはしない方がよいとされていますが、どうしてもせざるを得ない場合も。
たとえば、約束の確認や予約などのタイムリミットが迫っていて、急いで返事が欲しいときなどです。
このような状況では、返事が来ないからと続けてLINEをしてもマイナスの印象は与えにくいでしょう。緊急性が高く、相手の返事がないと次の行動に移せないような状況では、追いLINEをして相手に気付いてもらう必要があるからです。
また、相手の体調不良などで「体調は大丈夫?」とLINEをした後、返事がなかった場合は、心配になって安否を気遣う追いLINEをするのはごく自然な流れといえます。「倒れたりしていないか心配で…大丈夫?」のように前置きを入れるとよいでしょう。
相手が困ってしまう可能性がある追いLINEの特徴
一方で、やってしまうと相手との関係がこじれたり、マイナスの印象を与えたりしてしまいかねない追いLINEも。
たとえば、緊急の用件ではないにもかかわらず「なんでLINE見ないの?」「返事まだ?」「おーい、聞いてる?」などの、相手を急かす目的での追いLINEは避けた方がベター。
相手の様子をうかがうようなスタンプを連投するのも、逆効果となりやすい行為といえます。一つの話題に対する返答がないうちに、新たな話題を振るのも控えるのが無難でしょう。相手はいくつもの返事をしなければならず、LINEを返すのが億劫になってしまいかねません。
追いLINEを受け取った側の気持ちは?
相手との関係を良好に保つには、追いLINEを受け取った側の気持ちを考え、その追いLINEが本当に必要か検討するとよいでしょう。
追いLINEを受け取った際、どのような気持ちになる人が多いのか紹介します。
急かされているように感じる
追いLINEを受け取った側は、急かされているように感じてしまうものです。忙しくてLINEを見られない場合や、スマホから離れている場合も十分に考えられます。
忙しいときにたくさんのLINEの通知を見て、「早く返さないと」と焦ってしまう人は珍しくありません。一方的なメッセージが続くと、返事をしたくなくなることも。内容をしっかりと読んで、一件ずつ丁寧に返事をしていきたいと思う人は、追いLINEを苦痛に感じやすいです。
そのため、緊急性のない用事に対して何度もメッセージを送ると、価値観の違いを感じて「付き合いづらい人」と思われてしまう可能性があります。