【目尻だけライン】も【きちんとライン】も40代は主張しすぎないのがスマートに見えるコツ
アイラインを目尻にだけ入れるメイクは「抜け感があっておしゃれ」と、40代にもじわじわ人気が出ていますが、若い世代や韓国メイク風のようにすると浮いてみえることも…。
また、会社や子どもの学校行事などでアイラインをキリッとさせるメイクも頑張りすぎて「キツそうに見える」「メイクが濃く見える」ことになるので注意が必要です。
【目尻だけライン】
40代がするなら“カフェラテ”カラーがおすすめ!
ブラウス¥57,200(ビームス公式オンラインショップ〈エッフェ ビームス〉) パールイヤーカフ¥16,500、リング(ウェーブ)¥40,700〜、リング(ダイヤモンド)¥118,800〜(マリハ〈マリハ〉)
ブラウンに少し白みを加えたカフェラテのようなカラーは、肌なじみがいいので目尻だけにスッとラインを入れても唐突に見えません。かといって、薄いベージュのように発色が控えめすぎることもなく、程よいアクセントを目元にプラスできるので休日メイクに限らず使うこともできます。
モデルが使ったカフェラテラインはこちら
キャシードール モンスーンアイライナー 02 ¥1,089
色素薄めで垢抜けた目元が叶う、カフェラテブラウン。高温多湿なタイ発のコスメブランドなので速乾性に優れていて、水・汗・涙・皮脂・湿気・こすれに強くて頼もしい!
こちらもおすすめ!
セザンヌ アイジェニックカラーライナー 20 ¥891
カフェラテ色にほんのり血色感をプラスした絶妙なカラー。目元にやわらかさや華やかさを出したい時におすすめ。水・汗・涙・こすれに強いのに洗顔料で簡単オフできる。
目尻だけラインの描き方を解説
STEP_1 目を開けた状態でラインを引いて目尻の角度を平行ぎみにとる
アイラインを描き始めるのは目尻1/4あたりから。目を開けた状態で目のフォルムに沿って少しずつ太さを出し、目尻から先は平行ぎみになるように3〜4mm程度のばします。目をつむって描くと、目を開いた時に目尻が下がって見えてしまいます。ここではおおよそのラインの形を決めればいいので、多少色がついていないところがあってもOK。
目尻をキュッとあげると強調されすぎてしまい、逆に目尻を下げると子どもぽく見えることに。
目尻ラインは“平行ぎみがおすすめ
STEP_2 目をつむった状態でラインの隙間を埋める
ラインの形が決まった後は、色の調整をします。この時は目をつむった状態でOK。反対の指で目尻を軽く引き上げ、色がついていないところに塗り足したり、太さがもう少し欲しいところを調整します。何度か目を開いてチェックしながら塗り足すとキレイに仕上がります。
【きちんとアイライン】
40代にはやわらかさが滲み出るブラウングレーが正解
▲ワンピース¥39,000(ケッシュ ル エッセンシャル〈ケッシュ ル エッセンシャル〉) ピアス¥132,000(マリハ〈マリハ〉)
目元をキリッとさせたいけれど黒のアイラインを使うと強さが出すぎてしまうし、ブラウンでは物足りない…。働く40代の気持ちにぴったり寄り添うのが“ブラウンみを帯びたグレー”なんです。目のフォルムをしっかり強調させながらも、やわらかさがほんのり漂い、品格あるまなざしを叶えてくれます。まつ毛の間はペンシルで埋め、目のキワと目尻にスッと入れるラインはリキッドを使うとキレイに仕上がります。
モデルが使ったアイライナーはこちら
キャンメイク クリーミータッチライナー 11 ¥715
肌なじみのよさと温もり感のあるブラウンみを帯びたグレー。非常になめらかで凹凸の多いまつ毛の間もスルスルと描けます。密着した後は、水・汗・涙・皮脂・こすれに強く落ちにくいのも魅力。
3650 リキッドアイライナー ディファイングレー ¥1,650 数量限定発売中
黒より軽やかでブラウンよりクールな、絶妙な締め色ニュアンスグレー。速乾タイプで涙・汗・皮脂・こすれに強く、にじみにくいのにお湯で簡単オフできる。まつげ美容液成分も配合。
こちらもおすすめ!
ディーアップ シルキーリキッドアイライナーWP グレーカシミア ¥1,430
ブラウンがほのり溶け込んだまろやかなグレー。イエベ・ブルベを問わず肌になじみます。かすれにくいなめらかな描き心地で、水・汗・皮脂に強く、目尻までキレイをキープ。
きちんとラインの描き方を解説
STEP_1 ペンシルアイライナーでまつげの間を埋めていく
反対の指で上まぶたを軽く持ち上げ、まつげの目元が見えやすいようにします。まつげとまつげの間に、ペンシルアイライナーを下からあて、まつげの隙間を埋めるようにチョンチョンと描きます。そして、目頭のまつげが生え始めるところから目尻まで埋めます。
ペンシルアイライナーをまつ毛の上からあてると描いた線がガタつきやすく、
まつ毛の隙間がきちんと埋まらないので必ず下から描くこと!
STEP_2 平筆を使ってまつげの上にはみ出たラインをならす
まつげの上にはみ出たラインを整えてからリキッドアイラインを重ねた方がキレイに仕上がります。ちょっとしたひと手間ですが、アイラインをしっかり描く時ほど細部まで丁寧にすることで「キリッとしているのに濃く見えない目元」が叶います。平たく薄いブラシをまつげの上からあて、左右に小刻みに動かしながらラインをぼかします。
モデルが使った平筆はこちら
ロージーローザ ポイントメイクアップブラシセット ¥418
今回使った「極小平ブラシ」とアイホールや涙袋メイクに便利な「凸型(つくし型)ブラシ」のセット。
STEP_3 黒目の上からリキッドアイライナーを細く入れる
目のキワに細くリキッドアイライナーを入れます。(おおよその太さは0.5mm程度ですが、自分の目とのバランスでもう少し太くしてもOK) 目頭まで入れるとメイクが濃く見えるのでスタートは黒目の上を目安に。目尻までラインを引いたら目を開け、目尻から先は目のフォルムに沿って2mm程度のばします。
いかがでしたか? アイラインのバリエーションを覚えておくと、シチュエーションや服装などに合わせてメイクを変える楽しみが増えるのでおすすめです。アイメイクのマンネリを感じている人こそぜひ試してみてください!
●この特集に使用した商品の価格はすべて、総額(税込)価格です。
撮影/向山裕信(Cheek one) ヘア&メイク/佐伯エミー スタイリング/柿原陽子 モデル/樋場早紀 構成/片山幸代
あわせて読みたい