コンビニでの切手の買い方とは
24時間営業のコンビニは、さまざまな場面で役立ちます。郵便物を発送したいときも、切手やはがきを購入することが可能です。切手を買うときには、どのようにすればよいのでしょうか。一般的な買い方を解説します。

レジで切手を購入したいことを伝える
コンビニで切手を買いたいときは、レジで店員に切手を購入したいことを伝えましょう。切手は商品の陳列棚ではなく、レジ付近に保管されています。
なお、全てのコンビニで切手を取り扱っているわけではないため、取り扱いがあるかどうかも店員に確認が必要です。
店舗によっては、スマートレターやレターパックの取扱も。支払い方法は現金が主流ですが、コンビニによって異なるため、あわせて確認しましょう。
コンビニ各社の切手の取り扱い状況と買い方
切手を取り扱っているコンビニチェーン店は、複数あります。おもなチェーン店である、ローソン・セブン-イレブン・ファミリーマート・ミニストップ・セイコーマートの状況や購入方法をチェックしましょう。また、紹介している店舗以外に切手の取り扱いがあるチェーン店もあります。

ローソン
国内に1万4,000店以上の店舗を持つローソンでは、切手の取り扱いがあります。ただし、全ての店舗で取り扱っているとは限らないため、販売状況は各店舗へ問い合わせましょう。
【基本情報のまとめ】
・切手の取り扱い:あり
・郵便ポストの設置:店内に設置
・支払い方法:現金のみ
支払い方法は、原則現金のみです。取り扱いのある切手の額面は、店舗によって異なります。はがき・収入印紙・レターパックを販売している店舗もあり、活用しやすいでしょう。
店内のポストは1日2回集荷されるため、購入後すぐに投函もできます。ただし、店内のポストに入りきらない郵便物の預かりは基本的に対応していないようです。
セブン-イレブン
国内に2万1,000店以上の店舗を持つ大型コンビニチェーンのセブン-イレブンでは、切手の取り扱いがあります。はがき・収入印紙・有料ごみ処理券などもより扱っており、便利です。
ただし、個別の取り扱い状況は店舗に確認が必要です。店舗によってはレターパックの取り扱いもありますので、購入したい際は店員に確認してみましょう。
【基本情報のまとめ】
・切手の取り扱い:あり
・郵便ポストの設置:なし
・支払い方法:現金、nanaco
セブン-イレブンでは、切手の購入に現金だけでなくnanacoが使えます。電子マネー決済で支払いたい場合は、検討しましょう。なお、nanacoで切手を購入した場合、nanacoポイントの還元は対象外です。
ファミリーマート
国内に1万6,000店以上の店舗を持つファミリーマートでは、切手・はがき・レターパック・スマートレター・収入印紙・証紙の取り扱いがあります。レジで声をかけ、購入しましょう。
【基本情報のまとめ】
・切手の取り扱い:あり
・郵便ポストの設置:なし
・支払い方法:現金、FamiPay
現金のほかに、FamiPayでの支払いも可能のようです。FamiPayでの切手購入はポイント還元の対象外ですが、QRコード決済を使いたいときに役立つでしょう。
ミニストップ
イオングループのコンビニチェーンであるミニストップでは基本的に切手の取り扱いがありますが、個別の販売状況は店舗に確認が必要です。店舗ではゆうパックを取り扱っており、基本的に郵便ポストも店内に設置されています。
【基本情報のまとめ】
・切手の取り扱い:店舗に要問い合わせ
・郵便ポストの設置状況:基本的に店内に設置
・支払い方法:現金、WAON
現金以外にWAONも切手の購入に利用でき、電子マネーを使いたいときに便利です。
セイコーマート
セイコーマートは、北海道エリアを中心に約1,200店舗を運営するコンビニチェーン店です。切手の取り扱い状況は店舗によって異なるため、近くの店舗に直接確認しましょう。
【基本情報のまとめ】
・切手の取り扱い:店舗に要問い合わせ
・郵便ポストの設置:基本的になし
・支払い方法:現金のみ
郵便ポストの有無は、店舗によって異なります。敷地内にポストがあることもあるようです。支払い方法は、基本的に現金のみのようです。
コンビニで切手を買うときのポイントと注意点
コンビニでは切手を買うことができますが、郵便局と異なる点もあります。購入する際の注意点とポイントを確認しておきましょう。

郵便物の計測には対応していない
コンビニでは、郵便物の厚さや重さを測って金額を決める権限はないため、計測はできません。サイズや重さ、必要な切手の金額は自分で調べておく必要があります。 もし計測や、必要な金額を確実に知る必要がある場合には、郵便局へ行きましょう。
一般的な定形郵便やはがきであればすぐに判断できますが、個別に確認が必要な郵便物の場合、コンビニで切手を購入するのはスムーズでないケースもあるかもしれません。
店舗によって扱う切手の種類が異なる
コンビニは郵便局と異なり、切手やはがきの販売に特化しているわけではありません。切手の取り扱いがない店舗や、取り扱っている種類が少ない店舗もあります。
需要の多い額面の切手は取り扱われている可能性が高いですが、高額な切手や特定の額面の切手が必要なときには、取り扱いがないことも考えられるでしょう。
切手を多めに貼って出すことも可能ですが、計算が難しくなるうえ、余った切手を貼ったようにも見えるため、あまりおすすめできません。一般的な額面でない場合は、必要な額面の切手を取り扱っている郵便局の方が適しているといえるかもしれません。
まとめ
POINT
- コンビニで切手を購入するときは、レジの店員に声をかける
- おもな大手コンビニチェーン店では切手を取り扱っているが、各店舗の取り扱い状況を詳しく知りたい場合は確認する方が確実
- コンビニでは郵便物の計測には対応していない
早朝や深夜など郵便局が開いていない時間帯に切手を購入したいとき、24時間営業しているコンビニを利用すると便利です。取り扱いの有無は店舗にもよりますが、普段よく使うはがきや定形郵便に使用する切手であれば多くのコンビニで取り扱いがあるでしょう。
ただし、郵便局のように豊富な種類を販売しているわけではないため、注意も必要です。うまく活用して、郵便物の発送をスムーズに行いましょう。
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Domani編集部
Domaniは1997年に小学館から創刊された30代・40代キャリア女性に向けたファッション雑誌。タイトルはイタリア語で「明日」を意味し、同じくイタリア語で「今日」を表す姉妹誌『Oggi』とともに働く女性を応援するコンテンツを発信している。現在 Domaniはデジタルメディアに特化し、「働くママ」に向けた「明日」も楽しむライフスタイルをWEBサイトとSNSで展開。働く自分、家族と過ごす自分、その境目がないほどに忙しい毎日を送るワーキングマザーたちが、効率良くおしゃれも美容も仕事も楽しみ、子供との時間をハッピーに過ごすための多様な情報を、発信力のある個性豊かな人気ママモデルや読者モデル、ファッションのみならずライフスタイルやビジネス・デジタルスキルにも関心が高いエディターたちを通して発信中。
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