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2019.04.20

梶 裕貴さんが語る〝仕事論〟。声優として、いつか挑戦したい役どころとは…? スペシャルインタビューvol.3

忙しい毎日を送る女性たちに、癒しを! 頑張るワーキングウーマンたちにご褒美を! 大人の女性誌による、大人の女性のための、大人の男性声優に特化したインタビュー連載、『女は耳から恋をする』#耳恋。アニメ『MIX』で主人公の立花投馬役を演じる、梶 裕貴さんの〝声優〟という仕事への向き合い方について迫ります。

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自分が演じるキャラクターに対して、誰より時間を積み重ねたい

現在、大好評放映中のアニメ『MIX』で、主人公〝立花投馬〟役を演じている梶 裕貴さん。作品に対して、そして演じるキャラクターに対して、どこまでもストイックに向き合う姿勢が非常に印象的です(詳しくは、スペシャルインタビューVol.1Vol.2をチェック!)。スペシャルインタビュー第3回目となる今回は、そんな梶さんの〝声優論〟に迫ります。

ズバリ、梶さんが声優として仕事をする上で一番大切にしていることとは?

「当たり前のことですが、〝声の役者である〟ということに誇りや責任を持つことですね。最近、さまざまなメディアで、いろいろな表現のお仕事をさせていただけていて、〝声優の可能性〟を広くお見せできることをすごく嬉しく感じています。だけど、だからこそ、そういった場所でこそ〝声優としての自分〟を大切にしていたいんです」


▲常にまっすぐな眼差しで質問に答えてくださった梶さん。この眼差し同様に、仕事に対してもどこまでも〝まっすぐな人〟なんだろうなと思わずにはいられませんでした!

「どんな入り口であったにせよ、『この人、なんだか面白いな』と僕自身に何かしらの興味を持ってくださった方が、アニメや吹き替えで僕の演技を聞いたときに『こんな風にお芝居をするんだ!』『こんないい役者さんなんだ』って思ってもらえるような存在でありたくて。『こんな声を出す人なのか!』『素敵な芝居をする人だな』と、ちゃんと〝声の役者〟として認めてもらえるような声優でいたいですね」

〝声優〟という仕事が、非常に大きな広がりを見せている昨今。そんな今だからこそ、決して本質を見失わない。その強い意思を語ってくれた梶さん。それと同時に〝声優〟であるために必要なことについては…

「自分が演じさせていただく役、声をあてるキャラクターに対しては、誰よりも時間を積み重ねて〝重み〟を持つべきだと思っています。愛情や熱意を誰よりも深く持ち、向き合っていたい。その上で、作品そのものがよくなること…アニメであれば監督が作りたいもの・目指しているものを形にしていくお手伝いをしていきたいな、と。自分の考えを提示して、ディスカッションが生まれて…という環境があればなお嬉しいです。とにもかくにも、ひとつの作品をつくっているチームみんなが『この作品をいいものにしたい』と感じられる場所ができたら、そして、その作品を見てくださったひとりでも多くの方に『素敵な作品だった、素敵な芝居だった』と思っていただけたら…それ以上に幸せなことはないですね」

「なんだかとても抽象的なのですが…」と付け加えながら、仕事への熱い想いを明かしてくださいました。

〝戦って叫ぶ役〟が多くても潰れない。声優・梶 裕貴の強みは…〝喉〟!

これまでも、そして現在も、日々さまざまな活動をされている梶さん。声、演技、そして人間性…多岐に渡る魅力で私たちを惹きつけてやまない存在ですが、自分自身が考える〝声優・梶 裕貴の強み〟とは?


「自分で決めるようなものではないと思うのですが…」と謙虚に前置きしつつ、それは〝喉の強さ〟なのではないかと冷静に自己分析。

「僕がいただく役って、〝戦って叫ぶキャラクター〟が多いんです。だから喉のケアをするために頻繁に病院に行ったりもするのですが、その度に先生から『梶くんは喉が強いね』と言われて。喉の〝限界値〟が人より高いというか、喉の〝使用量〟の幅が人より広いというか…めちゃくちゃな使い方をして、それでも壊れずに頑張ってくれているこの喉には本当に感謝したいですね」

その強さというのは、生まれつきのものなんでしょうか?

「う〜ん、どうなんでしょう。それもあるかもしれませんが、ガラガラになって、もうカスカスの声しかでないという状態まで喉を壊して、また直して…という過程の繰り返しで喉を強化しているところもあると思うので、その中で得られたものも大きいと思います」

喉というのは〝壊して直して〟鍛えられていくんですね! 声優という仕事の過酷さに、改めて気付かされます。


▲水を飲むカットを撮影する前…ボトルをあけようとする梶さんの指があまりに美しくて、思わず手元を激写!

「傷んで、修復されて、より強くなっていく…喉だって皮膚と同じなんですよね。でも『手術をしないといけない』というようなレベルに至ったことはないので、それは本当によかったなと思います。ここに関しては、僕自身にしかわからない、自分の強みかもしれません」

人気声優・梶 裕貴さんが挑戦したいキャラクターは、あの名作映画の主人公!

そんな〝強い喉〟をフルに駆使する〝戦って叫ぶ役〟はもちろん、これまでも現在も、実に多くの役を担当している梶さん。声優として、これからトライしたいキャラクターやお仕事などはありますか?

「声の仕事をしたくてもなかなかうまくいかなかった、仕事ができずにいた時期が長かったので…今、そのチャンスをいただけているだけでもありがたいです。やらせていただけるなら、そのベストを、期待以上のものを返すような仕事をしたい! というのが一番の気持ちですね」

と、どこまでも謙虚な考え。「でも、もし〝それ以上〟を具体的にいうのであれば…」と梶さんは続けます。


▲これからの夢を語る梶さんの声から漂っていたのは〝ワクワク感〟。梶さんなら、どの役どころもきっと実現させていくはず…! 〝いつか〟が今から楽しみです。

「今の自分は30代ですが、30代なら30代の役、40代になったら40代の役、また50代になれば50代の役…と歳を重ねながら、そのときの〝自分自身と同じ年齢感の役〟をやれている自分でありたいな、と思っています。いつかお父さん役もやれたらなぁ…。あと、戦隊モノの声もやってみたい! 子供の頃、戦隊ヒーローが大好きだったんです」

そしてもうひとつ、声優としての大きな夢を教えてくれました。

「映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』と『タイタニック』が大好きなので、それぞれの主人公である〝マーティ〟や〝ジャック〟の声をいつか吹き替えることができたら…とずっと思い続けているんです」

少しジャンルが異なるふたつの名作。梶さんから見て、何か共通点のようなものはあるんでしょうか?

「どちらも『コレだ!』と心の底から感じられる、エンターテイメントの王道ですよね」

いつか本当に梶さんボイスでの2作を鑑賞することができる日がくるのかも…? Domani編集部も、その日がやってくるのを楽しみにしています! とお伝えすると「頑張ります!」と力一杯答えてくださいました。
次回は、梶さんのプライベートなどについてインタビュー。毎日頑張るワーママへの応援メッセージもいただきました! お楽しみに♡

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▶︎4月6日スタートの大注目アニメ『MIX』に出演! 人気声優・梶 裕貴さんスペシャルインタビュー Vol.1
▶︎人気声優・梶 裕貴さんが語る、アニメ『MIX』ならではの表現論 スペシャルインタビューVol.2

◼アニメ『MIX』4月6日放映スタート!

2019年4月6日(土)より、読売テレビ・日本テレビ系にて毎週土曜17:30~オンエア(※一部地域を除く)。原作:あだち充「MIX」(小学館「ゲッサン」連載中) 監督:渡部穏寛 シリーズ構成:冨岡淳広 脚本:樋口達人、山田健一、福嶋幸典、北条千夏 キャラクターデザイン:牧孝雄 音響監督:亀山俊樹 音楽:住友紀人 アニメーション制作:オー・エル・エム 制作・著作:読売テレビ・小学館集英社プロダクション 公式サイト公式Twitter
©あだち充・小学館/読売テレビ・ShoPro

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原作『MIX』/あだち充/コミックス1〜14巻 好評発売中!

『みゆき』『タッチ』『H2』をはじめ、世代を超えた不朽の名作を描き続ける漫画家・あだち充の最新作。舞台は、国民的野球漫画『タッチ』の主人公・上杉達也が在籍していた明青学園の30年後。親の再婚により血のつながらない兄弟となった立花投馬と立花走一郎が、明青学園で甲子園を目指すが…。現在も月刊誌『ゲッサン』で連載中。累計発行部数800万部突破の大人気コミックス。コミックス1~14巻が好評発売中!!

あだち充『MIX』言葉にできない篇

声優

梶 裕貴

かじ・ゆうき/1985年生まれ。2004年、声優デビュー。TVアニメ『Over Drive』の篠崎ミコト役で初主演を果たし、その後、『進撃の巨人』エレン・イェーガー役、『僕のヒーローアカデミア』轟焦凍役など多くの作品で主演をつとめる。2012年度・2013年度と2年連続で声優アワード主演男優賞を受賞。2018年には、初の著書「いつかすべてが君の力になる」(河出書房新社)を出版。

撮影/中田陽子(MAETTICO) ヘア&メーク/中山芽美(e-mu) 取材/旧井菜月・福本絵里香(本誌)

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