かわいいだけじゃない! 興味・知識を刺激する『まめしば』本
子どもには、できるだけたくさんの本を読んであげたいと思うのが母心。しかも、子どもの好奇心がくすぐられる本ならなお良しですよね!
そこで今回お勧めする本は、ママ世代にはお馴染みの絵本『まめしば』です。「ねぇ 知ってる?」とお馴染みのフレーズから始まるこの本には、子どもが夢中になるポイントがたくさん詰まっているのです!
夢中POINT1:子どもの気を引くカラフルな色使い!
ひと見開きずつで完成しているカラフルな絵は、「何が描いてあるんだろう?」と子どもの好奇心をくすぐること間違いナシ!! 絵本作家の荒井良二さんが描く絵にはかわいさもありつつ、細かな描写で新たな発見をする楽しさも加わっています。ページごと、文字にも飾りが施されているのにも注目です。文章は子どもが読める程度の短文なので、読み聞かせから自分で本を読むスタイルに移行したいと思っているママにも、素敵な導入本となるはず。
夢中POINT2:大人も知らなかった“豆知識”にどんどん吸い込まれる!
ママ世代にはちょっと懐かしい”豆しば”。可愛い見た目とは裏腹に、「ねぇ 知ってる?」と驚きの豆知識を披露! その豆知識は思わずクスッと笑えたり、大人でさえも「へぇ〜!」と感心するようなものだったりと、次々ページをめくりたくなる面白さ。親子でどの「ねぇ 知ってる?」が気になったか話し合うのもまた楽しみですよね。
夢中POINT3:豆知識のその先が気になり、子どもの興味の幅が広がる!
また、その豆知識が本当にそうなのか、図鑑で調べてみたり、動物園や博物館へ出かけてみたりなど、『まめしば』本から、新たに子どもの興味や世界を広げられるそんな一冊に。例えば、「カバの汗はピンク色なんだって」の言葉にうちの息子は惹かれたようで、動物図鑑を調べたり、学校の先生に質問したり、友達にも聞いたそう。興味からコミュニケーション力まで広がるのがスゴイ!
実は私も「人間のあくびは犬にもうつる」を、家族がいないときにこっそり実践(笑)。28個の「ねぇ 知ってる?」が詰まった、絵本『まめしば』(小学館/キム ソクウォン、荒井良二 作)。ママも子どもたちも是非かわいい豆しばに癒されてくださいね♡
構成/福島孝代
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