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WOMENワーママ意識調査

2019.06.01

ママだけが、仕事と育児の折り合いをつけなきゃいけないの?【ワーママvsワーパパの心の叫び座談会vol.5】

夫婦共働きはあたりまえの時代。でも妻の働き方に対する考え方は、家庭によって濃淡ああるもの。夫は妻の稼ぎをどれくらいあてにしてるの? 妻も本音では”趣味として”働きたいの? 男女6人の座談会ではデリケートな“男女の役割分担”に踏み込んだ発言も…。

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家事・育児分担について討論すべく集まったメンバーはこちら↓

【ワーママ】
Tさん(39歳/メーカー/3歳の女の子・1歳の男の子。夫は不動産会社営業)
Yさん(41歳/研究職/3歳の男の子、夫は金融系)
Kさん(38歳/金融系/2歳の女の子・0歳の男の子、育休から復帰したばかり。夫はメーカー勤務で資格勉強中)

【ワーパパ】
Iさん(43歳/人材系/8歳・6歳の男の子、専門職の妻と結婚して9年)
Sさん(38歳/金融系/6歳・2歳の女の子、妻はネット系のベンチャー企業に勤務)
Mさん(40歳/メーカー/8歳の女の子・3歳の男の子、研究職の妻は大学時代の同級生)

前回の記事はこちら▶︎ 子供の送迎・病気の時の分担は?父親は子供のために休めない?

妻のキャリアアップを望んでる? それともやっぱり一家の大黒柱は夫なの?

妻T:男性陣のみなさん、奥さんが仕事をすることには賛成なんですよね?

夫S:それはもちろん!妻ももっとバリバリ働きたいと言ってますし、経済的にも働いてくれたら心強いですよ。

夫I:僕も基本的にはそう考えています。ただ、大黒柱はあくまでも自分で、今後彼女が「仕事を辞めたい」と言うことがあっても、家族が生活に困らないくらいは自分が稼ごうと思ってます。世間一般的に考えると、今でも夫のほうが収入が多い、という家庭は多いんじゃないかな。男が中心になって経済面で生活を支え、そのぶん女性は子育てとか地域に根ざすことを中心に担って、と夫婦で役割分担するのは合理的なんじゃないかと個人的には思いますが。

妻K:それは女性がキャリアを分断せざるをえなかったり、これまでの社会構造的にやむをえない結果であって…。

夫I:そういう側面ももちろんあると思いますが、何十年とそういう夫婦、家族の形、文化が形成されてきたのには、それなりの理由があると思うんですよ。あくまでも一般論ですが、男はお金を稼ぐのが得意で、女性は家の中をマネージしたり人を育てたり細やかなケアが得意という。

夫S:仮にそうだとして、得意なほうが得意なことをやるというのは、経済学的には正しいとは思うんですよ。でも、そればっかりじゃ続かない、というのも現実じゃないでしょうか。「なんでこっちばっかり」と思うこともあるだろうし、男が外で稼ぐことばかりに精を出していて、定年後、家の中に居場所がないという先輩たちも目にしているわけで。

夫M:確かにそれはつらいよね。人生100年時代だっていうのに。

夫S:あと、たとえば妻が仕事を辞めて家事・育児に専念したところで、彼女が稼いでいたぶんの収入を自分が埋め合わせできるかといったら、難しいですよね。1.5倍働けと言われても無理です。それに今の日本では、雇われ続けていないとお給料をキープできないという事情もあります。今、妻が育児に専念して、子どもの教育費がたくさんかかる年代になってから「また働きます!」と就職活動をしても、単価の低い仕事にしか就けない可能性が高いと考えたら、今からバリバリ頑張ってほしいなぁ、と。

”働き盛り“との折り合いは、どうつける…?

妻T:お話を聞いていると、Sさんは保育園のお迎えにも週に1~2回行っていて、ある程度、仕事より家庭を優先している面があると思うんです。年代からしたら働き盛りじゃないですか。その辺はどう考えてます?

夫S:最近は妻が早く家を出るようになって、朝の準備も僕が中心になってやることが増えたんです。正直ちょっと大変だな、とは思ってます。でもずっと続くことではないですしね。

妻Y:働き盛りなのは女性だって一緒ですしね。

妻T:そうなんです。女性だってキャリアアップと育児の狭間で悩んでいるのに。変な話ですが、うちの夫、去年は仕事の業績がすごくよくて、お給料もグッと上がったんです。でも私としては、育児にももっと積極的になってほしいと、ちょいちょい伝えてたんです。そうしたら彼は、上司や同僚が専業主婦の奥さんをもつ男性ばかりだからということもあって、「こんなに育児をしながら、こんなに稼いでるヤツはほかにいない。それなのに、なんで家ではこんな細かい家事・育児のことで文句言われなきゃいけないんだ」みたいな態度になっていたんです。

妻Y:そういう話じゃないよね。

妻T:私が家事分担の話をしようとするとすごーく嫌な顔をするようになって。仕事が落ち着いた今は「あのときどうかしてた。ごめん」と謝るほどになりましたが、仕事のプレッシャーやストレスと、家庭を両立させるのは大変だとしみじみ感じます。私自身も最近、不本意な異動があって、今後のキャリアを考えていかなくちゃいけないところで。

妻K:私もキャリアについては悩んでいます。女性総合職も少ない金融系の会社でしっかり成果を出してきたのに、出産してからは思うように働けなくて。特にふたりめが生まれてからは、モチベーションが下がることもありました。

妻Y:夫の前の部署の上司がお子さんのいる女性で、とてもデキる人だったんですって。で、夫に話を聞いていたら、ある意味「仕事も家庭も、開き直ってやってたんじゃないかな」って。結局、彼女を評価するのはさらに上にいる上司で、そういう人たちは成果さえ出せば認めてくれると。だから彼女は成果につながる仕事を重点的にやって、それ以外の細かい仕事は「優・良・可」の「可」でよしとしていたみたい。結構大きなイベントの日に子どもの学校行事を優先させたり、日常的にも早く帰宅したりしていたっていうし。私だったら部下からの目も気にしてしまいそうだけど…。

夫S:今後は男も女も、そういうメリハリのつけ方を身につけなきゃいけないかもですね。

構成/酒井亜希子(スタッフ・オン)

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