ワーママ気象予報士が教える!「梅雨の子どもの送迎時、雨予報のチェックポイント」 | Domani

Domani

ニッポンのワーママはかっこいい!

  • facebook
  • twitter
  • instagram
  • youtube
  • search
 

LIFESTYLE大人の暮らし上手

2019.06.11

ワーママ気象予報士が教える!「梅雨の子どもの送迎時、雨予報のチェックポイント」

ワーママにとって梅雨どきの悩みといえば“子どもの送迎時の雨対策”。今日は降るのか降らないのか。お迎え時には止むのかどうか。雨に関する予報をどう読み取ればいいのか、気象予報士の今井明子さんにうかがいました!

Text:
谷畑まゆみ
Tags:

気象庁の時系列予報は “雨が降る時間” を知るときにも役立つ!

雨の日の子どもの保育園送迎問題はやっかいなお悩みです。長距離通園問題はもちろん、“きょうだいそれぞれ別の園”問題もあれば、何より悪天候の中、子どもを自転車に乗せて移動する場合は気力も体力も使います。子どもが濡れないようにするためには雨装備も必要です。「送迎時間に雨が降るのか降らないのか。なるべく正確に予測するためにも、天気予報を上手に読むべきです」と語る、ワーママ気象予報士の今井さん。

時系列予報はぜひ活用してほしいです。たとえば“曇りのち雨”という予報を見たとき、それだけでは雨がいつ降るのかわかりませんよね。たとえばお迎えと送迎の時間帯は止むことがわかっていれば“自転車で行っても大丈夫だな”とか“レインコートはいらない”などの予測がつきます。レインコートと長靴と傘を子どもに用意するかどうかに関わるので、判断をあやまって装備をぬからないためにも大切なポイントです」

“雨雲の状況” を気象庁のレーダー画像で刻々チェック

そのうえで、どのように雨が降っているか、降りそうなのかををレーダー画像でチェックします。“気象庁の今後の雨”で検索すると出てくる「今後の雨(降水短時間予報)」を見てください。ここを見ると6時間前から15時間後までの雨の降り方がわかります。雨の強さや雨の範囲が一目瞭然なのです。15時間後までわかれば朝の時点で、“夕方お迎え時間にどの程度の強さの雨が降りそうなのか、今日は自転車で行くべきか徒歩で行くべきなのか”という判断がつけられます。

また出かける前には “気象庁の今後の雨”の中の「高解像度降水ナウキャスト」という雨予測のページがおすすめです。 “今後の雨(降水短時間予報)”よりさらに精度がよく、1時間前から1時間後までの雨雲の動きが動画表示されています」


たとえば朝5時30分の時点で関東にかかっていた雨雲が8時40分には通過するなど、具体的な見通しがつくのが便利。
出典:気象庁ホームページ

雨雲レーダーはゲリラ豪雨対策にも役立つ

「スマホで雨雲の直近の動きを見たいときにおすすめのアプリが『ウェザーニュース』です。「雨雲レーダー」で雨雲の動きを見て“よし、10分後には雨雲が来るから今出ちゃおう”など、分単位の調整が可能になります。またプッシュ通知を使うと“もうすぐ雨が降りそう”と知らせてくれるのも便利です。いざお迎えに行っても子どもがすぐに帰らず遊びたがるときに“早く帰らないと10分後に雨が降るよ!”など、はっきりした言葉がけができるのも便利なところです。

個人的には「周辺の空」ページもよく使います。こちらはユーザーが投稿した現在地付近の空の写真が一覧で見られるのですが、地下鉄に乗っていて外の景色が見られないとき、降りた場所で雨が降っているかどうかが予想しやすいので活用しています」

雨雲の動きを15時間先までマップ表示「ウェザーニュース」


「雨雲レーダーCh.」ページでは15時間先の予想まで動画表示。Zoomモードでは自分のいるエリアの状況を、3時間後まで10分間隔で確認できます。


ユーザーが投稿した現在地の周辺50Kmの空の画像が見られる「周辺の空」ページ。画像をタップすると投稿者のひとことコメントも。

「たとえばこれからの季節は、いわゆるゲリラ豪雨と呼ばれる突然の大雨も増えてきますよね。その際にも雨雲の動きをチェックできれば、少しの雨宿りですみそうなのか、それとも無理せずしばらく待つのか、そんな判断もできるかと思います。

夏場は晴れマークが出ている日でも雨が降る場合があります。朝の天気予報で“大気の状態が不安定です”という説明がされたら聞き逃さず、念のため雨具をもって出てください」(今井さん)

天気予報に関する情報リテラシーがあるかないかで、雨の日の効率も変わってきそうですね。梅雨シーズンを快適に乗り切るために、ぜひ参考にしてみてください。

画像ALT

<アプリ情報>

ウェザーニュース

無料
Weathernews Inc.
ダウンロードはこちら

教えてくれたのは
気象予報士・サイエンスライター

今井明子

京都大学農学部卒業。メーカーの商品企画、印刷会社営業、編集プロダクション勤務を経てフリーランスに。国家資格である気象予報士を取得し、科学をわかりやすく解説する記事を多数執筆。著書に『気象の図鑑』(共著、技術評論社)、『異常気象と温暖化がわかる』(技術評論社)など。気象予報士としてお天気教室や防災講座の講師も務める。プライベートでは2児の母。

構成
フリーエディター・ライター

谷畑まゆみ

『Domani』「女の時間割。」連載担当。パラサポWEBマガジン連載「パラアスリートを支える女性たち」では、パラサポ常勤職員兼パラ・パワーリフティング選手の山本恵理さんの記事が公開中。

あわせて読みたい
▶︎ワーママ気象予報士が教えるこれは便利!雨シーズンの6月におすすすめのお天気アプリ3
▶︎これは使える!気象予報士が教える「雨シーズンにオススメお天気アプリ」3選

Domaniの試し読み・購入はこちらへ

Read Moreおすすめの関連記事