【目次】
・猫カフェの上手な選び方
・遊ぶときのコツや注意点
・抱っこができるおすすめの猫カフェ
・子ども連れでも入りやすい猫カフェ
・子猫や保護猫のいる猫カフェ
猫カフェの上手な選び方
カフェと言っても、猫カフェにはさまざまなスタイルがあります。おやつや抱っこが禁止の店もあれば、ほぼフリーに触れあえる店もあります。子どもを連れて行くなら、「年齢制限」にも注意が必要です。希望の過ごし方がかなう、猫カフェ選びのポイントを見ていきましょう。
触れ合い方や過ごし方で選ぶ
まずは、自分が猫とどのように過ごしたいのかをイメージします。自宅で飼い猫とくつろいでいるような体験がしたいときは、ソファーやコタツなどの「家具」がある店や、「畳敷きの部屋」がある店が良いでしょう。また、「個室完備」の店なら、他のお客さんに気兼ねせず、お気に入りの猫と存分に触れあえます。中には「Wi-Fi」や「充電用の電源」が整備され、パソコンやタブレットを持ち込んで、普通のカフェのように過ごせる店もあります。
家で猫を飼いたいと考えている方には、里親探しを目的とした「保護猫カフェ」もおすすめです。保護猫カフェに通うことで、猫の扱い方や相性の良し悪しなどを確認できます。初めて猫を飼う方も安心して、愛情を持って育てられるでしょう。
お店の利用条件も要チェック
猫カフェでは、猫の健康のため、さまざまな禁止事項を設けています。店によって内容が違いますので、事前にチェックしてから出かけましょう。ほとんどの店で禁止されているのが、「飲食物の持ち込み」です。おもちゃについては、新品なら持ち込みできる場合が多いですが、入店時にスタッフに申告しないと使えないこともあるため、やはり事前に確認するのが良いでしょう。
猫を抱き上げる「抱っこ」も、猫にとってストレスになることが多いため、禁止している店がたくさんあります。また、ママにとって一番気になるのが年齢制限です。猫のストレスを考慮し、「12歳以下」は入店できない店も多いので、子どもと一緒に行くときは必ずチェックしましょう。
遊ぶときのコツや注意点
猫カフェの主役は、あくまでも猫です。猫が幸せに暮らしている様子を見守るのが、猫好きにとって何よりの楽しみと言っても良いでしょう。猫も人間もハッピーなひと時を過ごせる、猫カフェでの過ごし方を解説します。
猫と楽しく触れ合うコツ
猫と触れあおうと、張り切って猫カフェに行っても、なかなか仲良くなれないというケースは珍しくありません。猫は積極的に近づいてくる人間が苦手なので、あえて猫から距離を置き、「無関心を装う」のがポイントです。店のすみでマンガを読むなどしていると、猫の方から近づいてくるでしょう。ただし猫が近くに来ても、いきなり目を合わせるのはNGです。
猫はじっと見つめられると敵意を感じるので、目が合ったときは「ゆっくりまばたき」をして、敵意がないことを伝えましょう。近くに来てくれた猫には、おもちゃで気を引くともっと仲良くなれます。猫じゃらしが用意されている店も多いので、入店時に借りましょう。猫が膝に乗ってくるほど気を許してくれたら、耳の付け根や喉のあたりをなでてあげると喜びます。
お店のルールやマナーを守る
猫カフェでは、猫も人間も快適に過ごせるよう、さまざまなルールを設けています。店に迷惑をかけないように、Webサイトや店内の注意書きをしっかり読んでおきましょう。寝ている猫を起こさない、大声を出さない、猫を独り占めしない、店に無断でおやつを与えないなどは、猫カフェ共通のマナーです。香水やタバコの匂い、カメラのストロボも猫にとっては大迷惑なので注意しましょう。
抱っこができるおすすめの猫カフェ
抱っこを禁止している猫カフェが多い中、抱っこができる猫カフェは貴重な存在です。東京にある抱っこOKの店を紹介します。
遊べる癒し空間「Cat Cafe Cateriam」
子どもに猫を抱っこさせてあげたいときは、下北沢にある「Cat Cafe Cateriam(キャットカフェキャテリアム)」がおすすめです。年齢制限が5歳以上と低く、猫さえ嫌がらければ抱っこしても大丈夫なので、親子で一緒に楽しめます。ワンドリンク付きで1時間が基本ですが、15分の「お試しプラン」があるので、初めて猫と触れあう子どもでも安心です。ゆっくりしたい方には2時間や3時間のお得なパックや、フリードリンク付きの1日プランもあります。ドリンクの種類が豊富で、焼きそばや肉まんなどの軽食もあるので、ランチを兼ねて訪れても良いでしょう。
店舗名:Cat Cafe Cateriam
住所:東京都世田谷区北沢2-26-6 モンブランビル2F
電話番号:03-3468-8114
営業時間:火~金 11:00~21:00 土・日・祝日 10:00~21:30
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
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豊かな個性揃い「ねこ JaLaLa」
秋葉原にある「ねこ JaLaLa」では、一部の猫に限り抱っこが許可されています。定員10名の小さなお店ですが、15匹以上の個性豊かな猫たちが出迎えてくれます。会員になると、割引や「猫ブロマイド」がもらえるなど、さまざまな特典が受けられます。30分から利用でき、平日は貸し切りも可能です。
店舗名:ねこ JaLaLa
住所:東京都千代田区外神田3-5-5-1F
電話番号:03-3258-2525
営業時間:11:00〜20:00
定休日:なし
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子ども連れでも入りやすい猫カフェ
続いて子ども連れに嬉しい、年齢制限のない猫カフェを紹介します。ただし、小さな子どもは大声をあげたり、猫を追い回したりすることがあり、怯えた猫に引っ掻かれる危険もあります。もし行く場合は、あらかじめ子どもにもしっかりと、猫カフェのルールや猫と遊ぶ際の注意点を教えてあげると良いでしょう。
ゆったり触れ合う「CatCafeねころび」
サンシャイン60ビルの近くにある「CatCafeねころび」は、レジャーや買い物帰りの休憩にぴったりの、かわいい猫カフェです。ソファーやぬいぐるみが置かれた明るい店内で、自宅のようにくつろぎながら、ゆっくり猫と触れあえます。飲み物が持ち込めるので、カフェメニューが飲めない乳幼児が一緒でも安心です。パソコンやiPad、任天堂Wiiが使えるほか、ボードゲームや雑誌類など遊べるアイテムが一通り揃っていて、子どもたちも飽きずに過ごせるでしょう。店内で撮影した写真は5枚まで「無料でプリント」してくれるので、ママの腕によりをかけ、猫と子どもの2ショットを撮ってみてはいかがでしょうか。
店舗名:CatCafeねころび
住所:東京都豊島区東池袋1-28-1 タクトT・Oビル 3F
電話番号:03-6228-0646
営業時間:11:00~22:00
定休日:年末年始
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子猫や保護猫のいる猫カフェ
最後に、自宅でも猫を飼ってみたいとお考えの方におすすめの、保護猫や子猫のいる猫カフェを紹介します。
値段もお手頃「浅草ねこ園」
「浅草ねこ園」は、保護された猫の里親探しを目的とした、「保護猫カフェ」の老舗です。今まで多くの保護猫が、来園者に引き取られていきました。常時10匹以上のレギュラー猫がいるほか、新しく保護され里親を募集中の子猫もたくさんいます。8席しかない小さなお店ですが、1時間800円と手頃な値段で、子どもも入店可能です。飲食物は持ち込めない代わりに、店内でペットボトルの飲み物やお菓子を販売しています。猫を上手に膝に乗せるコツなど、「猫との接し方」を学べるので、子どもの情操教育にもおすすめです。もちろん普通の猫カフェと同じように、触れあい目的の方も利用できます。
店舗名:浅草ねこ園
住所:東京都台東区浅草3-1-1 馬道妙見屋ビル6F
電話番号:03-3876-3813
営業時間:11:00~21:00
定休日:火曜日(祝日の場合は翌日)
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時間がゆっくり流れる「猫の居る休憩所299」
「猫の居る休憩所299(にくきゅう)」は、一般的な猫カフェの「約4倍」の広さを誇るお店です。ソファー席や畳スペースのほか、コタツやベッドまであり、猫と一緒に昼寝の夢もかないます。里親探しなどは行われていませんが、猫たちの中にはお店の周囲で保護された保護猫もおり、そうした猫とも触れ合うことができるでしょう。広々とした店内で、かわいい子猫から貫禄たっぷりの老猫まで、個性的な猫たちが気ままに過ごす様子は、見ているだけで癒されます。畳やコタツの席はとても人気なので、週末は予約しておくと安心です。
店舗名:猫の居る休憩所299
住所:東京都豊島区東池袋1-23-9 5F
電話番号: 03-6914-0071
営業時間:11:00~22:00
定休日:なし
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※現在の営業時間等の詳細は、予約の際にご確認ください。
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