アイブロウリキッドで毛を描き足す
毛が少なくて地肌が見える部分はアイブロウリキッドで描き足します。ここもペンシルではなくリキッドがおすすめです。眉頭を描くときは上向き、眉山までは横向き、眉尻は斜め下向きと毛の向きに合わせます。2〜3mm幅でちょこちょこ描くと、自然に増毛したように見えます。眉頭を描きすぎると『海苔眉』になるので気をつけましょう。
アイブロウマスカラで毛にハリコシをつける
立体感のためにも自眉のハリコシをアップさせます。マスカラを塗るときの向きも大切です。眉頭から眉山へ横向きにつけるのは毛が寝てしまうのでNG!眉頭は上向き、眉山までは横向き、眉尻は斜め下にと、ブラシを細かく動かすことを心がけて。とくに大人は眉頭がポイントで、40代になるとまぶたが重く見えがちですが、眉頭を上向きにしっかり立てることで解消できます。
眉毛の形で印象が変わる!3つの種類と描き方
ナチュラルな印象の「平行眉」
眉は流行に左右されるパーツ。今は作り込んだ感じのない太さと角度の、ナチュラルな眉の形が人気です。抜け感が出るように、色は淡めにするのが正解。ですが輪郭も薄色を使うとぼんやりしてしまうため、はっきりした色のペンシルで眉の形を作るのがおすすめです。
How to
1.濃いめのペンシルで眉の輪郭を描く
眉頭、眉山、眉尻などポイントになる部分の輪郭をペンシルで描く。太さが足りない場合は、バランスを見ながら上下に少しずつ肉付けして。
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▲セザンヌ 超細心アイブロウ 05 ¥550
美眉を極める0.9mmの人気アイブロウペンシル。グレーにベージュを一滴垂らしたような肌なじみのいいグレー。汗や水、皮脂に強く、長時間キレイな仕上がりが続く。
2.明るめのパウダーで眉に色を入れ込む
明るい色2色をブレンドし、眉毛の中に色を入れ込むように意識しながら重ねていく。地肌〜根元にしっかりつくように。
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▲キャンメイク ミックスアイブロウ 09 ¥660
濃淡3色がセットになったアイブロウパウダー。混ぜて使っても、単色で使ってもOK。ノーズシャドウやぼかしに便利なブラシと、眉尻に便利なチップが付き、プチプラでありながら使い勝手抜群。ニュアンスを楽しむ血色ピンクが今っぽい。
3.明るい色のマスカラで眉に立体感をプラス
全体は眉毛の毛流れに逆らうよう、眉頭は下から上へつけたあとに、眉頭から眉尻に向けて毛が生えている方向になじませる。
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▲&be アイブロウマスカラ ¥1,320
小回りが効くので、不器用さんでも地肌に直接カラーが付く心配がなく、眉毛だけをしっかりとコーティングしてくれます。モーブブラウンは、少し紫みを含んだ絶妙なくすみブラウンカラー。一見暗めなカラーですが抜け感があり幅広い髪色にマッチします。
キリッとハンサムな「切れ長眉」
ハンサムメイクのときの眉は、眉頭の太さは残しつつ、それ以降はやや細くすっきりさせるのがおすすめです。リキッドアイブロウで眉尻をシャープにつくること、アイブロウマスカラでしっかりした毛流れをつくることも「切れ長」にする重要ポイントとなります。キリリとしながらも強すぎない眉で、ハンサムメイクの洗練度をアップさせましょう!
How to
1.パウダーで眉の輪郭を整え、眉のなかに色をのせる
アイブロウパウダーを平たく薄いブラシにとり、眉の中間〜眉山にかけて輪郭を整えます。「眉頭よりやや細く」を意識しながら太さと形を調整。そのあと、毛流れにそって眉のなかの地肌に色をのせて隙間を埋めます。
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▲カネボウ化粧品 ルナソル スタイリングアイゾーンコンパクト 01 ¥4,620
ベージュからダークブラウンまで5色のパウダーをセット。自分の眉に合わせて色を調整しやすく、自然なグラデーションをつくりやすい。
2.リキッドアイブロウで切れ長な眉尻を描く
リキッドアイブロウの筆先で短い毛をちょこちょこ描き足しながら眉尻をシャープな形にします。こめかみと平行になるよう意識して線を描くと、横から見たときも美しくバランスのいい形に仕上がります。眉尻が長くなると古臭く見えるので、小鼻→目尻の延長線上よりも内側で終わるようにしましょう。眉頭や中間部分で毛が足りないところもリキッドで足しておきます。
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▲エレガンス アイブロウ リクイッド BR21 ¥3,300
淡い発色と極細のラインで足りない部分をピンポイントで補い、リアルな仕上がりに。淡い色でも消えにくい優秀な設計。
3.アイブロウマスカラでしっかりした毛流れをつくる
アイブロウマスカラはあらかじめ軽くティッシュオフして余分なマスカラ液を取ります。眉頭は上に向けてブラシを動かし、眉毛をたたせます。中間〜眉尻は毛流れにそって整える程度でOK。マスカラの色が明るすぎると浮いて見えるので要注意。
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▲クレ・ド・ポー ボーテ ジェルスルシル102 ¥3,850
眉毛を固めずに立体感を出すジェルタイプ。マスカラ液が地肌につきにくく、眉毛の根元からコートできます。
さりげなく今っぽさが出る「太め眉」
濃いめ・太め・長めの今どき太め眉。自然な眉を目指すなら、パウダーとペンシルの両方を使って仕上げることが鉄則です!さらに大事なのは道具。専用のブラシがあれば、今どきの太め眉も驚くほど簡単に。
How to
1.濃いめのパウダーで眉のベースを作る
自眉より少し濃いめのパウダーをブラシにとり、眉頭の毛が濃くなっている部分から眉山の下あたりまでのせる。
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▲ロージーローザ 熊野筆 アイシャドウ用S ¥792
3ストロークで眉が決まる小ぶりアイシャドウブラシ。眉のブラシの毛の長さと幅の目安は約9mm。通常のアイブロウ専用ブラシよりも太めのアイシャドウブラシをあえて使うのがポイント。
2.一段明るめのパウダーを重ねる
一段明るめのパウダーを重ねる。今度は毛がまばらな眉頭ギリギリからスタート。濃淡のパウダーを重ねることで難しい眉頭も自然に。
3.眉山の下までのせて眉の6割を仕上げる
そのまま眉山の下までパウダーをのせる。細筆でチマチマ描くとブレややりすぎの原因になるので、アイシャドウブラシを使うのが◎。
4.眉下のラインをペンシルで描く
細眉の名残でえぐれている人が多い眉の下部をペンシルで描き足す。一気に線を引くように描くのではなく、少しずつ。
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▲常盤薬品工業 エクセル パウダー&ペンシル アイブロウ EX PD01 ¥1,595
つきすぎない芯の硬さが丁度いいアイブロウペンシル。プチプラ特有のやや硬め芯で、描いた線がのっぺりしないのがいい!
5.眉山をなぞりながら眉尻を長めに描く
眉尻はやや長めを意識して描くのがポイント。顔立ちを立体的に、目元をはっきり見せるためには、眉尻は短すぎないようにするのが正解。
6.仕上げに濃いめのパウダーを全体に
ペンシルの後に再びパウダーを。パウダー→ペンシル→パウダーとサンドイッチのように重ねることで、より自然な仕上がりに。
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