眉メイクはなだらかラインを意識
ふんわり「なだらかなカーブを描くように眉メイク」をするのも、老け顔から抜け出すポイントです。眉山はやや内側に作り、ゆったりしたカーブを描く太眉にします。ナチュラルになだらかなラインを作るには、眉山の下に書き足すことです。上のラインや眉頭に書き足してしまうと、眉だけが浮いてしまいます。自分の眉をうまく生かしながら、なだらかなラインを意識してメイクすることで、若見えする眉の完成です。
ヘアスタイルで老け顔を改善しよう
ヘアスタイルが原因で老けて見えることもあります。美容院でのオーダーの仕方を工夫することや、ちょっとしたアレンジの仕方によって、老けた印象を与えないヘアスタイルが可能です。似合うヘアスタイルは年齢とともに変わります。これまでのヘアスタイルを変えることは、イメチェンや気分転換にもなり、新しい発見があるはずです。
ボブやミディアムがおすすめ
若く見せたい人におすすめのヘアスタイルは、「ボブやミディアム」です。スタイリングで変化をつけたり、まとめたりできる長さなので、アレンジも楽しめます。特におすすめなのが、全体のシルエットがひし形になるスタイルです。襟足を引き締めトップにボリュームを持たせたスタイルは、元気いっぱいの雰囲気が演出できます。女性らしいロングヘアは、伸ばしっぱなしの印象になると老けて見えてしまいます。ショートヘアは清潔感がありますが、年配の女性に多いヘアスタイルなので、老けたイメージになってしまいやすいものです。そのため、ボブやミディアムだと適度な若々しさがちょうどよい雰囲気になります。
ボリュームやつやを維持しよう
同じヘアスタイルでも、「ボリューム感やつやが十分だと若く」見えます。年齢を重ねるごとに、髪はハリやつやを失ってしまいますが、お手入れをすることで、できるだけ維持しましょう。髪の毛を乾かす前にトリートメントオイルやクリームをつけてドライヤーを使うと、一気に乾かせてつやも生まれます。きれいにお手入れされたヘアスタイルなら、洗練された大人の雰囲気が演出可能です。
手軽なポニーテールも要注意
全ての髪を一つにまとめるポニーテールは、誰にでも簡単にできるアレンジです。しかし、ただまとめるだけでは、仕上がりの印象が老けて見えてしまいパッとしません。若々しく見せるためには、ポイントがあります。まず大切なのは、結ぶ位置です。少し高めにした方が、元気に見えます。また、ゴムはバレッタや地毛を使って隠すことが大切です。ポニーテールを結んだら、頭頂部から後頭部の髪をほぐすことも忘れてはいけません。適度にほぐすことで、ボリューム感が出ます。後れ毛もポイントです。コテやワックスで仕上げると、ニュアンスをプラスできます。
マッサージでエイジングケアを
日々年を重ねていれば、何もしないでいると、自然と老けていってしまいます。そこで、マッサージを取り入れたエイジングケアがおすすめです。毎日の習慣として続けることで、気になるシワやほうれい線の対策ができます。
ほうれい線を予防
口の周りの筋肉や、それとつながる首や鎖骨の筋肉をほぐすことは、ほうれい線の予防に役立ちます。口周りの筋肉には、左右の頬を交互に膨らませるエクササイズが効果的です。目安として1日に30秒続けることを習慣にします。舌を動かすことも、ほうれい線対策には大切です。口の中で歯の表面と頬の内側に舌を這わせるだけでも、違いが出てきます。舌を外に思い切り突き出してスイングさせるエクササイズもおすすめです。顔の筋肉は首や鎖骨の筋肉とつながっています。そのため、手のひらを外側に向けて腕を揺らす動きも効果的です。首や鎖骨の筋肉をほぐすことで、顔の筋肉も正常な位置に戻ります。
目元のシワやたるみをケア
目元はシワやたるみが気になりやすい場所です。ブラシを使ったマッサージは、年齢が表れやすい目元をケアするのにぴったりです。おすすめは、カチューシャをつけるあたりにブラシを当てるマッサージです。まずは中央部分をほぐしてから両サイドの順番にほぐします。それぞれの箇所で3回ずつ「1・2・3」とマッサージをすれば、前頭筋が程よくほぐされます。シャンプー前にマッサージを習慣にするのもおすすめです。目の周りの筋肉をほぐすのも、シワ対策に役立ちます。眉や額が動かないように手で押さえて、目を細めたり見開いたりするだけでも、効果的なエクササイズが可能です。ゆっくり目をまわすのもおすすめです。
表情筋を鍛える
表情筋は使っているようで使われていない筋肉です。そのため、意識して動かすことで、むくみ対策やハリをアップさせることにつながります。まず意識するのは口角を上げることです。口を大きく開けたり、笑顔を作ったりするだけでも、表情筋が鍛えられます。ポイントはキープすることです。口角を上げて笑顔を作ったら、10秒間キープします。口を開けたときも、その形で10秒間キープです。「あいうえお」の口を作って、それぞれの状態でキープします。目を大きく開けた状態で、表情筋のどの部分を動かしているか意識することも大切です。
生活習慣を見直してみよう
老け顔は日々の生活によって作られています。そのため、改善のためには生活習慣の見直しが欠かせません。何気なくやっていることや、ないがしろにしていることを意識すると、顔も徐々に変化します。
十分な睡眠を取る
大人であれば1日に「7~8時間の睡眠を取ること」がとても大切です。若く見える顔になるためには、肌や髪のコンディションがポイントになります。そのためには睡眠が大切です。特に22~翌2時は、成長ホルモンが活発に分泌され、体のメンテナンスが行われる時間と言われています。この時間に深い睡眠ができると、肌や髪が万全な状態を作り出せます。また、体も脳も十分な休息が取れるので、すっきり気持ちよく目覚められるのもポイントです。リフレッシュした気分だと、自然と表情が明るくなります。明るい印象の表情は若く見られやすいのが特徴です。
食事を改善する
美しい肌や髪をキープするためには、栄養バランスの整った食事を意識することも大切です。特に意識して取り入れたいのが、抗酸化作用のある食べ物です。私たちの体が老けていくのは、「酸化」が原因といわれています。酸化は「活性酸素」が原因です。呼吸するだけで体内にできるものなので、抗酸化作用のある食べ物で上手に対策しましょう。抗酸化作用を持つ成分には、カロテノイド・ポリフェノール・ビタミンC・オメガ3脂肪酸などがあります。そのため、これらを豊富に含むものを積極的に食べるのがおすすめです。例えば、美肌に役立つといわれているアボカドや、高い抗酸化力が期待できるトマトなどを積極的に取り入れましょう。
スキンケアを入念に
毎日のスキンケアですが、つい手を抜いてしまうこともあるのではないでしょうか。しかし、入念なケアこそが老け顔予防につながります。
まずは不要な汚れや古い角質を丁寧にオフすることです。クレンジングを入念にし、角質オフのためのアイテムも使用します。まっさらな状態の肌は、乾燥しやすい状態です。そのため、すみやかに水分補給することが欠かせません。たっぷりの化粧水で肌に潤いをプラスします。乳液やクリームの油分でフタをするのを忘れずにしましょう。十分な水分がある肌は透明感がありますし、シワも目立ず若々しい印象です。自分に合った基礎化粧品を選ぶこともポイントです。肌に合うアイテムを使用すれば、自ずと肌の状態が整い、美肌を目指すことができます。