日本で最も有名な神社のひとつにも、猫の絵馬があるんです!
徳川幕府の開祖、徳川家康を祀った神社として全国的に有名な神社。1616年、病床にあった家康が「我亡からん後は、先ず駿府の久能山に葬り、1周年を経て後、大織冠の例を追うて日光山に移せ、神霊ここに留って永く国家を擁護し、子孫を守るべし」と遺言を残したことから、創建された。
造営の費用は、なんと総計約400億円!使われた金箔は248万5,500枚、買い入れた材木総数が14万76本、工事に携わった人の合計は454万1,230人というものすごい規模。現在は、輪王寺と日光二荒山神社を含め、日光の社寺としてユネスコ世界文化遺産に登録されていて、国内外からの観光客が数多く訪れている。
「眠り猫」がモチーフの絵馬
▲絵馬 ¥800
日光東照宮の東廻廊にある「眠り猫」の彫刻がデザインされた絵馬は、30〜40年前から頒布されているものだそう。境内のいちばん奥にある、家康公のお墓所(奥宮)の1か所のみの取り扱いになっている。白黒ブチ柄の猫と菊の花の組み合わせが、なんともいい感じ。色合いも美しく、外国人に人気があるのもうなずける!
「隠れているつもりなのかな?」(byぐ。)
ぐっぴー、その猫は寝ているのだよ。そっとしといてあげようね。
【DATA】
日光東照宮
栃木県日光市山内2301
撮影/黒石あみ 構成/斉藤裕子