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2020.01.01

耽美で中性的な唯一無二の存在【元月組男役・美弥るりか】さんが登場!「これからの人生、シャウトしていきたいです(笑)」

月組No.2の男役として絶大な人気を誇った、美弥るりかさんのスペシャルインタビュー。美しい姿は今も健在です!

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美弥るりかさんのリアルな言葉で、等身大の魅力をお届け。さらに今後の抱負もうかがいます!

すっかり「きれいな大人の女性」になった元男役・宇月 颯さんからご紹介いただいたのは、同じく月組で活躍していた美弥るりかさん。耽美なルックスと、アンニュイではかなげな表情、色気たっぷりな歌、しなやかなダンス…。在団中は2番手の男役スターとして多くのファンの心を鷲掴みにするほど、多大なる人気を集めていました。17年間在籍していた宝塚歌劇団を卒業して、約半年。今の、リアルな美弥さんの姿をお届けします!

美弥るりか

前回ご登場いただいた宇月さんと美弥さんは、月組で1期違いですよね。おふたりが現役のときに『タカラヅカスカイステージ』(タカラヅカのCSチャンネル)の番組に出ていらして、宇月さんの方が下級生なのに友達口調で話されていたのを覚えています。

美弥さん(以下敬称略):としちゃんは面白い人なんです。ざっくばらんなんです。それがすごくいいところで、学年とか関係なく親友みたいな感じだったので。

1期違いだから音楽学校の時にかぶっているのですが、私がその…、その頃は存在を消していた頃で交流がまったくなかったんですよ。でも私が月組に異動してから急に仲よくなり、1期上の光月るうさんなど近い学年の方たちと一緒に東北に旅行したり、温泉に行ったりと、本当に楽しくさせていただきました。

あと、としちゃんは猫友達ですね。としちゃんが猫を飼い始めて、かわいすぎてしょっちゅう家に行ってかまっていたら、猫が私のほうになついてしまうという。そのことでとしちゃんからはやきもちを焼かれて(笑)。1年後くらいに私もついに、今飼っている猫ちゃんと出会い、一緒に暮らし始めたんです。としちゃんとは「この病院がいい」とか「このごはんがいい」とか、情報交換しています。

美弥さんが飼っているのはなんという種類の猫ですか?

美弥:アビシニアンという種類で、としちゃんが飼っているソマリという種類の短毛タイプです。本当は古代エジプトの壁画に描かれているような、シュッとした感じの猫のはずなんですけど、うちのはちょっと食べすぎて壁画みたいにはなれない…。ぼっちゃりわがままボディです。

今あげている「K9ナチュラル」というメーカーのごはんが相当おいしいらしくて。オーガニックで、食が細い子でも食べてくれたりするそうで、猫を飼っているお友達へのプレゼントにもいいかもしれませんね。うちの猫はこれで太った感がありますね(笑)

美弥るりか

ファンの方と一緒に、今までと違う景色を見ていけたらいいなと思っています

雑誌『Numero』のファッション企画やライブなど、他のOGさんにはない活動をされているなという印象を受けるのですが。

美弥:「今までにない形ですね」と言っていただくことが多いのですが、自分としてはただ好きなことをさせていただいているだけなんです。ファンの方に、卒業した美弥るりかにもちゃんと興味をもっていただけるように、むしろ卒業後のほうが可能性が広がっていると感じていただきたく、さらに一緒に同じ景色を見ていけたらいいなと思っています。

卒業してすぐにMXテレビさんが「ライブをやってみませんか」と声をかけてくださって。私としては「えっ、私がライブなんてやっていいんだろうか」という感じでした。東京と大阪で2,000人以上が入る箱でやることになり、せっかくならファンのみなさんとつくるライブにしたいと考えて、SNSでみなさんにリクエストを募集しました。もともと音楽が好きでいろんなアーティストさんのライブに行きライブの雰囲気は体感していたので、演出の仕方や照明のイメージなど、やりたいアイディアを自分から出していきました。一から手づくりする感じを味わえたのは、貴重な経験でしたね。これからオリジナル曲がもし作れたら、またみなさんとライブを楽しみたいです。あと、今、とにかくギターをやってみたくて。先日楽器屋さんにも行ってみたんですよ。すごく興味があるので、いつか機会があれば、それもライブで披露できたらいいなと思っています。

美弥さんと言えば、私服がおしゃれなことでも有名ですよね。

美弥:ファッションは大好きですね。趣味、買い物。洋服がないと生きていけない(笑)。雑誌を見たり、コレクションの全スタイルをチェックしたりと、ファッションについて幅広く知りたいタイプなんです。なので、現役時代からセレクトショップによく足を運びました。タカラヅカ時代は、私服での撮影が多かったんです。着ている服を見るだけで、その人の好みやイメージがわくじゃないですか。ある意味、自分を知っていただくためのプロフィールとして服選びはとても大事だなと思っていたので、苦しみながらも毎回楽しくコーディネートしていました。

男役らしいファッションでありながらも、その枠を越えていきたいという気持ちがありましたね。下級生が「美弥さんのファッションを見て、こういうのをマネしてみました」と言ってくれるととてもうれしかったですし、「これを着たいのですけど何が似合いますか?」って相談に来てくれて一緒に考えたりするのも楽しくて。

月組のスタイリストだったのですね。お買い物も一緒にされたりとか?

美弥:一緒に行く子もいましたよ。どういうお店がいいかわからないと相談されたら、私がよく行くお店に同行して、「これ似合うじゃん」と提案したり。撮影前に、私の手持ちのアイテムを貸してコーディネートしたりもしました。すると、「こんな感じに撮れました」って写真を送ってきてくれるのがとってもうれしかったですね。ライティングを考えるのも好きなので、スタジオに一緒に入って、タカラヅカ専属のカメラマンさんとともに「こういうふうに撮りたいですね」と相談したり。

美弥るりか

ルーツはヴィジュアル系ですが、今はとにかくいろいろなジャンルの音楽に触れるようにしています

よくライブに行かれていたということですが、どんな音楽を聴かれるのですか?

美弥:最近はハウスをよく聴いていますね。ジャズですと黒田卓也さんが好きです。ファッションと音楽は切り離せない関係性があると思うので、他にもいろいろなジャンルを聴くようにしています。「おすすめ」欄に出てきたものをガンガン流したり。昔はビジュアル系も大好きだったんですよ、ずっとDIR EN GREY(ディル・アン・グレイ)のファンで。

(ここで突然イラストレーターの春原さん登場)私、SHAZNA(シャズナ)の追っかけをずっとしていて、そこからMALICE MIZER(マリスミゼル)に行ったんです。

美弥:そのラインはつながっていますよね。

(春原)私のころはPENICILLIN(ペニシリン)です。

美弥:HAKUEIさん、素敵ですよね。一度お見かけしたことがあって、当時のままで美しくて、やっぱりビジュアル系はこうでないとな、と思いました。私は清春さんも好きなので、ライブでも黒夢の曲を歌ったんですけど、私が急にシャウトしたのでみなさんびっくりされたみたいで。私はシャウト文化を通ってきた身だから、とってもやりたいんです。これからもシャウトは忘れないでいたいですね(笑)。

これからも自分の心が喜ぶことを続けていきたい。それがいちばん自分らしいから

12月に発売された『2020 美弥るりかカレンダー RURIDAYS 365+1』は日めくりなんですね。

美弥:まさか日めくりとは自分でも思っていなかったんですよ。週めくりくらいくらいでいこうかなと思っていたのに(笑)。カメラマンさんと、アメリカのサンディエゴに撮影に行ったらいい場所がいっぱいあって撮りすぎてしまい…なんと3,000枚以上!「これで週めくりはもったいないよね、日めくりにしちゃえ」というノリでやってしまったので、来年はどうしようかな。

松岡修造さんの『まいにち!修造』みたいに言葉はないんですけど、アート風の写真がたくさんあるのでお部屋にも置いていただけたらいいなと。このカレンダーに載っている服のスタイリングは全部自分でやりました。オール私服です。トランク2つにパンパンに詰めて、靴は半分、それでサンディエゴに行きました。

美弥るりか

今後、どのような仕事に興味がありますか?

美弥:今の段階ではまだまだ何もできないのですが、いつかスタイリストの仕事もしてみたいな。ファッションのお仕事は奥が深いですよね。多くのスタイリストさんとお話するとみなさんこだわりがあって。カメラマンさんもひとりひとり全然違う。今日もそうですけど、撮っていただく方によってこんなに違う写真になるんだとか、撮影が毎回新鮮です。もっと自分も勉強して、ファッションの歴史や知識を蓄えていきたいなと思っています。

あとは、コスメのプロデュースもやってみたいです。パッケージのデザインも自分の好きなようにやってみたいし、洋服も作りたい。音楽もやりたくて、もちろん舞台も続けていきたい。もう、気持ちが忙しい。全部がまとまりのない人生なんですけど(笑)、それが自分らしくていいのかなと。自分の心が喜ぶことをこれからしていきたいです。

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中性的でアンニュイな美しさゆえ、勝手に近寄りがたいイメージをもっていたのですが、そんなことは微塵も感じさせないお人柄で、始終楽しくお話をうかがうことができました!温かく、でもユーモアに溢れた言葉選びにも、美弥さんのセンスのよさが光ります。

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撮影/山内聡美 文/淡路裕子

モデル/アーティスト/女優

美弥るりか

みやるりか・9月12日生まれ、茨城県出身。2003年に89期として宝塚歌劇団に入団、男役として月組大劇場公演『花の宝塚風土記/シニョール・ドン・ファン』で初舞台を踏み、その後星組に配属。2010年『ハプスブルクの宝剣』で新人公演初主演。2012年に月組へ組替えし、2014年の『THE KINGDOM』で東上公演ダブル主演。2017年『瑠璃色の刻』で東上公演単独初主演。2019年『アンナ・カレーニナ』でバウホール公演初主演。同年『夢現無双/クルンテープ』にて宝塚歌劇団を退団。退団後は舞台に限らず、音楽やファッションなど様々なフィールドで活動の幅を広げている。
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