脇汗パットや脇汗シートで汗染みを防ぐ
脇汗が多いとき、特に気になるのが衣類の汗染みです。汗染みは、汗に含まれる皮脂が酸化することで黄色くなってしまうもので、いったん付いてしまうと普通に洗濯をしただけではなかなか落ちません。汗染みは、パットやシートを使って予防しましょう。脇汗パットは、衣類に装着して汗染みを防止するアイテムです。衣類の脇の部分に貼って使用しますが、繰り返して使用できる洗濯可能な布製のものと、使い捨てのものがあります。一方、肌に直接貼って使用するのが、脇汗シートです。肌に密着して目立たないため、薄着のときや、ぴったりしたデザインの服を着用するときにも使用できます。
制汗スプレーやクリームで汗を抑える
制汗スプレーやクリームを使用して、汗を抑えるという予防方法もあります。持ち歩きしやすいコンパクトな製品も多いため、常に携帯しておき、気になるときに使用しましょう。制汗スプレーやクリームは、雑菌の繁殖を防いだり臭いを防いだりと、付加的な効果があるものも数多く販売されています。無香料や香り付きなど、さまざまなタイプがあるため、好みに応じて選びましょう。汗をかいた後に再び使用する場合は、一度汗をしっかり拭きとってから使用するのがポイントです。汗をかいた状態で使用すると、効果が得られなくなってしまったり、臭いが混ざって逆効果になってしまったりするため、注意が必要です。特に脇汗の量が気になる人は、脇汗パットや脇汗シートとの併用がおすすめです。
脇汗対策におすすめの市販品アイテム
脇汗の対策用に、数多くのアイテムが販売されています。使用方法や体質・好みに合わせて選びましょう。おすすめの市販品を紹介します。
デオナチュレ「ソフトストーンW」
デオナチュレの「ソフトストーンW」は、無香料・無着色の自然派デオドラントとして、根強い人気があります。天然アルム石成分の「焼きミョウバン」を配合したスティックタイプで、さらっとした使用感が特徴です。使用する際はスティックを回して1cm程度出し、乾いた清潔な肌に直接5～6回塗りましょう。使用後に白残りしないため、脇が見える服装でも安心です。コンパクトで持ち歩きもしやすく、塗り直しも簡単にできます。パールグリーンカラーでくすみをカバーしてくれる“カラーコントロール”タイプもあります。好みに合わせて選びましょう。
商品名：デオナチュレ ソフトストーンW
脇の汗染み対策におすすめのアイテム
脇の汗染みは、脇汗が多い人にとって悩みの一つです。脇の汗染みを防止するには、どのようなアイテムがあるのでしょうか？
小林製薬「リフ あせワキパット」
小林製薬の「リフ あせワキパット」は、メッシュ状の表面が特徴の脇汗パットです。汗を素早く吸収し、表面に汗が残らず、さらさら感が続きます。汗を素早く引き込む上層の吸引シート・汗をたっぷり吸い取る中層の吸水シート・汗をもらさない下層のストッパーシートの3層構造で、汗をしっかり吸収して逃しません。約1mmの薄型シートで、衣類に貼ってもゴワゴワせず、はがれたりずれたりしにくい工夫がされています。イオン抗菌で汗による臭いも防いでくれる優れものです。色はホワイト・モカベージュ・ブラックの3種類で、服の色に合わせて目立たない色を選べます。
商品名：小林製薬 リフ あせワキパット
コットンラボ「汗とりパット」
コットンラボの「汗とりパット」は、やわらかく使い心地のよい商品です。薄手のため、着けている最中もゴワゴワしません。臭い対策に効果があるとされる銀イオンが配合されており、脇汗だけでなく臭いが気になる人からも支持されています。パットにはハーフスリットのはくり紙が採用されており、半分ずつはがすことで衣類に貼りやすいよう工夫されています。色はホワイトとベージュの2種類。比較的粘着力が強く、剥がす際はぬるま湯で濡らすときれいに取りやすくなります。
商品名：コットンラボ 汗とりパット
ベルメゾン「汗取りインナー・キャミソール(大汗さん)」
肌着に脇汗用パットが付いているものもあります。着用するだけなので手間がかからず、ゴワつきも軽減されます。ベルメゾン「汗取りインナー」のパットは表側と肌側の生地の間に防水布が入った三重構造。たっぷりの汗もしっかり吸収します。接触冷感でジメッとした季節でもムレにくく爽やかな着心地なのもポイント。さらに消臭綿入りだから、気になる臭いまでケアしてくれます。
商品名：汗取りインナー・キャミソール(大汗さん) レディース E87601
PURAX「Pure Pads」
衣類に貼るタイプの汗とりパットは、素材によっては使用できなかったり、衣類を傷めてしまう可能性があります。こちらの商品は衣類ではなく、直接脇に張り付けるタイプの商品です。衣類の脇汗染みを防ぐだけでなく、嫌な臭いもガードしてくれます。ゴワゴワしない快適な着け心地が人気の理由です。装着する際は脇の毛をきれいに剃ってから使用しましょう。粘着力が強く一気にはがすと痛みが強く出る可能性があるため、剥がすときは粘着面をベビーオイルで濡らしながらやさしくゆっくりはがすのがポイントです。
商品名：PURAX Pure Pads – 肌色 –
イラスト／（C）Shutterstock.com
監修してくれたのは…
アンドリュー・ワン
美容外科医、形成外科医。岐阜大学を卒業後、名古屋大学形成外科勤務。欧米にてアンチエイジングや美容外科の研修、研究を進める。東京・六本木にドクターアンディーズクリニック（ライフスタイルマネジメント医療：モチベーションセラピー、ストレスケア、アンチエイジング、美容皮膚科、美容外科）を開設。6か国語を使いこなし、「No Stress, No Pain , No Side Effects」をモットーに最先端の医療を行っている。
▶︎ドクターアンディーズクリニック
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