白い狐がたくさんある佐助稲荷神社。ペットへの愛と感謝をお参りする場にも!
ちょうど銭洗弁天と鎌倉大仏の真ん中、「鎌倉の隠れ里」と呼ばれる場所にある佐助稲荷神社。長らく鶴岡八幡宮の境外末社でしたが、1909年に独立した神社に。鎌倉幕府を興した源頼朝が、家臣の畠山重忠に命じて「かくれ里の祠」を探し当て稲荷神社を再建させたと伝えられているそうで、頼朝が征夷大将軍までのぼりつめたことから「出世稲荷」とも呼ばれています。
鎌倉の大本山光明寺の開山である良忠上人が、この地で子どもにいじめられていた子狐を助けたところ夢に親狐が現れ、「これから悪病が流行るからこれを育てて薬にするとよい」と枕元に薬種袋を残していきました。そのお告げにしたがって種を蒔くと3日のうちに成長し、この薬草で多くの人の病が改善したのだとか。このことから、佐助稲荷では一対の白狐を供えて願を掛けるようになったそう。
猫をはじめ、愛すべきペットへの願いが込められた心温まる絵馬デザイン
ペットが健康で長生きしてほしい、亡くなったペットと心でつながりたい、迷子になったペットと再会したい。ペットを飼っている人の心のよりどころとしての側面もある佐助稲荷神社。また、家族がいない動物たちも幸せに過ごせるように願ってほしい、という思いが込められた絵馬。人の手がペットを抱きしめるようなデザインに、思わずほっこりします。
▲猫絵馬 ¥700
今回紹介したのは猫の絵馬ですが、犬がモチーフになった絵馬もあります。近くに住んでいる人は、愛犬とともにお散歩がてらお参りに行くのもいいかもしれませんね。
「もしかして、ぼくがモデル?親近感のわくしっぽをしてるからさ」(by ぐ。)
ぐっぴーも毎日、ぐぴ主(ぐっぴーの飼い主)に抱きしめられて幸せだね!
【DATA】
佐助稲荷神社
神奈川県鎌倉市佐助2-22-12
撮影/黒石あみ 構成/斉藤裕子
Domani専属モデル/インフルにゃんサー
ぐっぴー
誕生日:2012年11月2日(推定) 年齢:7歳 性別:たぶん男子(去勢済) 出身:東京都足立区 特技:人の話を聞くこと 苦手なもの:掃除機 好きなタイプ:貝殻ビキニの武田久美子 Instagram:@gupitaro Twitter:@Gupitaro1102 Ameba公式トップブロガー:「ぐぴログ」