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BEAUTY 髪型

2020.04.12

ストレートパーマと縮毛矯正ってどう違う?【ラクで傷まない髪型にしたい!】

 

髪が多い人、うねる人、クセのある人にはストレートパーマが救いの神。近頃は縮毛でなくても縮毛矯正(アイロンを使ったストレートパーマ)をしている人も多く、ラクになったとも聞くけれど、果たしてその実態は?

ストレートパーマと縮毛矯正の違いや仕上がりをプロが解説!

(C)Shutterstock.com

髪を扱いやすくしたり、デザインの幅を広げたりするのにぴったりな「パーマ」。うねる人やクセが強い人は「ストレートパーマ」や「縮毛矯正」をすすめられることも多いですよね。でも、その違い、ご存知ですか?「ストレートパーマだと真っ直ぐにする力が弱くて、縮毛矯正はがっつりストレートになる」?実際のところはどうなの?表参道の人気サロン「Sui」の代表、冬木慎一さんに聞いてみました。

使っている薬剤は実は同じ。熱を加えるか加えないかの違いで差が出る

「ストレートパーマも縮毛矯正も、使う薬剤は一緒です。ストレートパーマは薬剤の力だけで髪をストレートにして、縮毛矯正はさらにストレートアイロンの熱を加えて髪を形状記憶させるイメージ。つまり、髪の毛を還元(髪の形を変える作用)をしたあとに、熱を与えないか与えるかの違いです」(冬木さん)

熱を加える分、縮毛矯正の方がダメージがありそうですが、ガンコなクセのある人やスーパーストレートにしたい人には適していそう。ストレートパーマは縮毛矯正よりも髪に優しいというメリットはあるものの、ニュアンスが残ります。

【ストレートパーマ】
方法:熱を加えず、薬剤だけで形を作る。薬剤の力でパネル(1枚の板のようなもの)の上でコーミングして固める。
メリット:熱を加えないので、縮毛矯正よりダメージが少ない。
デメリット:もともとある強いクセは伸ばしにくい。
仕上がり:ニュアンスが残るためピーンとしたストレートにならず、カジュアルな仕上がり。熱を加えないため髪が硬くなりにくい。

【縮毛矯正】
方法:薬剤とともに熱も加える。ストレートアイロンを使って根元からクセを伸ばしたり、毛先だけ丸みをつけることもできる。
メリット:クセをしっかり伸ばすことやボリュームダウンができる。
デメリット:ストレートパーマに比べて、ダメージが大きい。
仕上がり:ツヤがあってまとまりやすいストレートな仕上がり。ストレートパーマに比べて髪が硬くなりやすい。髪が伸びてきたときに、縮毛矯正をかけている部分との差ができる。

「希望の仕上がりをきちんと伝えつつ、美容師さんに髪質を見極めてもらうのがいいと思います。薬剤を使うため『絶対に髪が傷まないパーマ』というものはありません。『傷みにくい』と謳っているものでも、何と比較して?という曖昧な部分があります。また、毎日のヘアケアも大事。パーマをかけると乾燥しやすくなるので、洗い流すトリートメントを使ってこまめにヘアパックをすること、髪を洗ったあとは早めに乾かすこと、乾かす前に洗い流さないトリートメントをつけることをルーティーンにしてください」(冬木さん)

画像ALT

Sui 代表

冬木慎一

髪型は人の人生も変わるぐらいの大切な場所だからこそ一人一人の髪質や思いに耳を傾け出来るだけ丁寧に髪型を作っていきたいと思っています。だからこそ、ダメージのない生まれたての髪をそのままデザインしたいと思っています。髪が痛まないSuiのメニューや商品を使って頂き少しでも共有し、美しくなる楽しさを感じて頂ければと思います。気軽に髪のことやメイクのことご相談ください。
【BIOGRAPHY】
生年月日 1982年 2月14日
出身    奈良県天理市 高津理美容専門学校生卒業
美容歴   16年目
趣味    美容&ヨガ&サッカー&バスケ
▶︎Sui
▶︎@shinichi.fuyuki

構成/斉藤裕子

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