自然に接する
わだかまりを解消するための第一歩として、相手に対して表面上だけでも自然に接することはとても効果的です。お互いに複雑な感情を抱えていると、どう接すればいいか分からずに膠着状態になります。自分の方から歩み寄る形で自然に接することで、相手は安心します。もちろん、わだかまりを抱えた状態で自然に振る舞うことは簡単ではありませんが、グッと感情をおさえます。まずはおはようやおやすみの挨拶など、できそうなことから始めましょう。笑顔で接することができればよりベストです。
話し合いをする
わだかまりは、相手に言いたくても言えないことを溜め込んでいることが原因で生まれる場合もあります。解消するためには、相手と本音で向き合い話し合うことが大切です。自分が何に不満を感じているか・相手にどうしてほしいのかを伝えましょう。一方で、相手の言い分を聞くことも重要です。お互いにわだかまりを感じている場合は、相手も何かしらの不満を感じている可能性があります。相手と本音で話し合い、お互いのわだかまりの解消を目指しましょう。
自分に非があるならばきちんと謝罪を
わだかまりの原因を自分が作ってしまったという自覚がある場合は、非を認めて謝ることが一番です。相手の言葉に耳を傾けて素直に謝ることで、相手の抱えている不信感や不満を解消できる可能性が高まります。言いたいことをはっきり言えないモヤモヤした状態もわだかまりになる原因のひとつ。相手も言いたいことをきちんと言葉にできれば、いくぶん気持ちが晴れてくるでしょう。
【目次】
わだかまりなく人と付き合うには
わだかまりが一度できてしまうと、解消することはとても大変です。最初からわだかまりができないようなスムーズな人付き合いを心がけられたら理想的ですよね。大切なことは、相手の言動にいちいちとらわれない心の余裕を持つことです。
寛容な心を持つ
人間関係においてトラブルが起こったとき、相手に対して怒りや不満をおぼえるとわだかまりが生まれます。相手を許す寛容な心を持つことが、わだかまりを生まないコツです。トラブルの原因が相手にある場合、気持ちよく許すことは簡単ではありません。しかし、自分が少し大人になるつもりでグッと我慢しましょう。今後の人間関係のことを冷静に考えて相手を許すことができれば、わだかまりを生まずに済みます。
過去にこだわらない
いつまでも根に持ってしまうタイプの人は、いくつもわだかまりを抱えてしまいます。過去の出来事にはできるだけ執着せず、嫌なことはきれいさっぱり水に流すように意識することが大切です。
嫌な出来事を完全になかったことにすることは難しくても、過去の不満を引っ張り出して相手にぶつけることだけは避けましょう。変えられない過去を振り返るよりも、未来のことを考えることが大切です。よりよい未来の関係のために自分はどう振る舞うべきかを考えるようにすれば、自然とわだかまりを生むような思考を手放せます。
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