タイムマネジメント?そんなたいしたことはしてません
こんにちは。表の顔はできる女、でも実態は落ちこぼれのDomani副編集長下河辺さやこです。
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重い腰を上げて、RIZAP ENGLISHを体験することに決め、過酷な宿題を目の当たりに。だって1日3時間勉強しろっていうんですよ…。あり得ない…。
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でもなんとか、担当講師のおかげで続いております。
ただ、気持ちはいつも焦っています。
朝の目覚ましの音は、英語の課題の音源にしているので、「あー勉強しなきゃ」という気持ちで1日がはじまります。
とは言え、すぐに勉強し始めるわけもなく、しばらく布団にくるまってボーッとSNSを見たり、LINEやメールの返信をしたり(内容は哀しいかなほとんど仕事)、天気予報とその日のスケジュールを確認したり。
おもむろに起きて、顔を洗ってさて、さて、英語の音源再スタート!
スキンケアをしながら、料理をしながら、英語の音を流しっぱなしにしています。
でも、集中しては聞いてない。これ、あまり効果があるとは思えないけど、気分気分!
時間の貯金をするための3つの法則
あまりたいしたことはしていないので、ご紹介するのも恐縮ですが、普段の私の生活が勉強したい方々の参考になれば…と振り返ってみました。まとめてみると、3つのコツがあるように思います。
1いつでも「ながら族」
移動しながら連絡、家事をしながら音を聞く、何かを書きながらパック、お風呂につかりながら勉強…ひとつのこと「だけ」をしていることはほとんどありません。もはや何かを同時にしていないと居心地が悪い。ただ、はじめてのレシピに挑戦するなど、頭と体を同時に動かす必要があることと、打ち合わせや会食など、人と向き合う時は、他のことはしないでひとつに集中します。
2とにかく段取り!
カレーをつくる時、カレーが出来上がってから炊飯器のスイッチを入れたり…しませんよね。お米を洗って浸水させている間に野菜を切って、サラダ用のレタスの水切りをしながら玉ねぎを炒め、お肉とその他の野菜が炒まったあたりで炊飯器のスイッチをオン。カレーを煮込んでいる間にサラダなどの副菜を仕上げて…カレーとごはんと副菜が同時に仕上がるように、段取る人が多いのではないかと思います。
買い物に行く前に、洗濯機とルンバのスイッチをON! 原稿を書いている間、キッチンでは煮物がグツグツ。
コツは「お尻から逆算して行動すること」です。何時までに何と何をしておきたい、そのためには・・・と考えることに時間を使います。
とは言え、不測の事態が起こりやすい編集という仕事柄なかなか思う通りにいかないこともあります。そしてとてもおっちょこちょいなのでグーグルカレンダーにスケジュールを間違って登録していることもあります(親しい友人には「サザエさん」と言われています)が、できるだけ…。
3できないことは全力で諦める
苦手なことやできないことを、無理してやる必要ってないと思うんです。そういう時は、自分でするのは諦めて、得意な人にお願いする、機械やアプリを活用する!
ドラム式洗濯乾燥機があれば、洗濯の時間や洗濯物を干すためのいろいろな段取りから解放されるし、掃除はロボットがしてくれます。英語だって、分厚い辞書を使うより翻訳アプリを使った方が早い。
告白しますと、私、大まかなことは得意だけれど、細々とした作業が大の苦手ですごく時間がかかるんです。数字もよく間違えます。だから、そういうことが必要な時は、MBAでもクラスメイトにお願いしていました(みなさんのおかげでなんとか修了できました…)。
こうしてみると、3つとも、よく言われていることですよね。ただ、これが習慣になっているかどうか、というのが時間を産み出す上で大切なことかと思います。たったの1分でも時間を節約しよう、といつも思っていると、時間の貯金が増えていく。そして、貯金した時間を使って勉強をする。
Domaniの読者の皆さんは、普段から時間に追われているワーキングマザーだから、そういうのが得意な気がします。
私、時々、二日酔いで一日中グッタリしていることもあるんですが(笑)、そういう時は激しく反省自己嫌悪。一日が24時間なのは、どんな人でも同じ。1秒を軽んじる人は1秒に泣くのです。
というわけで、意外とできるものですよ。1日3時間のお勉強。
Domani編集部
下河辺さやこ
雑誌Domani&WebDomani副編集長。AneCan、Oggi、Domani、Preciousなど仕事をする女性のためのファッション&美容編集者として女ゴコロを深掘りすること四半世紀。2020年一橋大学にてMBAを取得。
instagram @sayako_shimokobe