こんな人におすすめ
自分ひとりだけのLINEグループに、ひたすら頭に浮かんだことをつぶやくことで、頭の整理ができる「ひとりLINE」。こんな人にオススメです。
・子供が小さくてゆっくり手帳を開く時間もない
・バスや電車を使った移動時間がある
・通勤中はゲームやSNSチェックで時間を潰している
・毎日が慌ただしく、自分の時間がない
・なんでも完璧にやろうとしてしまう
「ひとりLINE」の始め方
1.「友だち追加」の画面から、「グループ作成」を押す
2.友だちは選択せずに、「次へ」を押す
3.プロフィール設定画面で「ダイエット」「献立」など好きなグループ名を入力して「作成」を押す
4.「トーク」で、頭に浮かんでいることをつぶやくだけ!
「会社から家まで帰る電車の中で献立を決めて、買い足しリストを作っておけば買い物時間を大幅短縮できます。家事の順番も決めておけば無駄なく動け、自分時間と心のゆとりが生まれますよ」(「ひとりLINE」考案者 原麻衣子さん)
わざわざ時間を取らなくても、ちょっとした待ち時間や、キッチンで煮込み料理を作っている間など、隙間時間でできちゃいます。仕事用やプライベート用などで、いくつかグループを分けておくと使いやすいですよ!活用例をいくつか紹介します。
献立編
「今度作ってみよう!」と思ったレシピは、写メを撮ってアルバムに追加!レシピサイトのリンクはノート機能にまとめて。「どこで見たレシピか思い出せない!」なんてことがなくなりますよ。「あれ買わなきゃ」と思ったらすぐつぶやいておけば、買い漏れを防げます。
「家族から評判だったメニューをまとめて、<我が家の人気レシピ>といったアルバムを作っても良いですね。私は、保育園の献立表の写メを保存して、『こんなものも食べられるようになったんだ。今度うちでも作ってみよう』と、献立の参考にしています」(原さん)
仕事編
朝の通勤時間で今日のゴールを決めてタスクを書き出せば、会社についてすぐに仕事に取り掛かることができます。タスク系は、「企画書を作る」だけでなく、「資料を集める」「○○さんに聞く」「タイトル考える」など、細分化すると行動しやすくなります。使えそうな資料や事例を写メに撮ってアルバムに入れるのも◎。
「『この間のプレゼンよかったね』など、同僚や上司に言われた嬉しい言葉もスクリーンショットして貼っておくと、モチベーションも維持できます。テレワークなどで同僚と会う機会が少なくても、一人じゃない!と言う気持ちになれますよ」(原さん)
ダイエット編
その日食べたものや体重などをトークでつぶやいたり、ノート機能にダイエット用のレシピをまとめて。「あーシュークリーム食べたい。だけど痩せたい」「ダイエットもうやめたい」など、弱音を吐いたり、「今日、旦那さんにダイエット頑張ってるねって褒められた!」「前パンパンだったデニムが履けるようになった」など、嬉しかったこともどんどんつぶやきましょう!
「ひとりLINE」のポイント
・「今日の理想のゴール」を決める
今日のゴールを設定すると、そのために必要な行動が明確になります。まずは、「今日どんな気持ちで終わりたい?」と、自分に問いかけてみましょう。
・短文でつぶやく
完璧な一文にしなくて大丈夫!浮かんできた言葉をそのままつぶやきましょう。ひらがなでもOK!誤字脱字があってもOK!
なかなか言葉が出てこない時は、「えっと」「うーん」など、意味のないつぶやきをしてみたり、スタンプを押してみると、自然と言葉が出てくるようになります。
・気分に合わせてスタンプを使い分け
落ち込んでいる時は、おもしろスタンプを連打してみて!クスッと笑ってしまい気持ちが楽になりますよ。誰かに褒められたい気分の時は、「○○ちゃん、スゴイ!」「○○ちゃんが頑張ってるの知ってるよ」など、名前付きのスタンプがオススメ。最近は方言スタンプも多いので、好きな方言を選んでテンションをあげるもよし、故郷の方言を選べば、地元の友だちや家族と話しているようで、感情が出しやすくなるかもしれませんね。
・アイコンや背景の写真は、そのテーマにぴったりなものを
例えば、ダイエットであれば、憧れのモデルさんを。WISHリストであれば、いつか行きたい海外の街などの写真を背景に。モチベーションアップになるので、写真にはこだわりましょう!
・ぼやきや愚痴も吐き出して
夫婦喧嘩の愚痴も、仕事のイライラも、とにかく出し切って!誰も見ていないので、「こんなこと言ったら性格悪いと思われるかしら」なんてブラックな部分も出してしまいましょう!言葉にならない場合は、スタンプで表現するのもOK。だんだんと気持ちも落ち着いてきますよ。
・リプライやアナウンスなどの機能を活用する
つぶやいたメッセージを長押しすると、使える機能一覧が表示されます。終わったタスクには、「リプライ」を使って「完了」など入れたり、特に忘れちゃいけない用事などには「アナウンス」を使ってトーク画面の上部に常時表示させておくなど機能を活用してみましょう!
「あれしたい」「これ欲しい」といったWISHリストや、今日の嬉しかったことを記録するプチハッピーリスト、お金周りをまとめた家計簿など、使い方は無限大。ぜひ、ひとりLINEはじめてみてくださいね。
「ひとりLINEで夢は次から次へと叶いだす」著者
原 麻衣子
株式会社メイクステージ代表取締役社長。大阪出身。アドラー心理学ベースのコーチングを学び、女性起業支援を行う。著書『最速で夢をかなえる!すごろくノート術』のワークショップは毎月満員するほどの人気。
原麻衣子さんオフィシャルブログ