そもそもLINE IDってなに?どんなときに使う?
LINE IDは、LINE上で自分を識別するためのユーザー固有の文字列のこと。ここではLINE IDの役割や、どんな場面で役立つのかについて解説します。
電話番号を教えずに連絡先を交換できる
LINE IDの大きなメリットは、電話番号を相手に教えなくても連絡先を交換できるという点です。
たとえばオンラインで知り合った人や、学校・イベントなどの集まりで一時的に連絡を取りたい場合、IDがあれば検索するだけで友だち追加ができます。
個人情報をむやみに伝えたくないときや、連絡手段をLINEに限定したいときなどにとても便利な機能です。
設定は必須ではない
LINE IDは便利な機能ですが、LINEアカウントの登録時には未設定。そして、必ず設定しなければいけないものではありません。
IDを設定しなくても、QRコードの読み取りや電話番号の連携を使って、友だち追加を行うことが可能だからです。
また、一度設定したIDは変更できないため、「必要になったときに設定する」というスタンスでも問題ありません。自分の使い方に合わせて、必要性を見極めるのがおすすめです。
LINE IDを設定する方法
LINE IDの設定は、アプリのプロフィール画面から簡単に行うことができます。以下の手順で設定してみましょう。
まず、LINEアプリを立ち上げ、左下にある「ホーム」タブを開きます。画面右上の歯車アイコン(設定)がありますので、そちらをタップしてください。
以下の画像のように設定画面へ移りますので、検索バーのすぐ下にある「プロフィール」をタップします。
するとプロフィール画面が出てきますので、中ほどにスクロールして「ID」をタップします。
その後、希望するIDを入力し、「使用可能か確認」をタップ。※設定できるのは初回のみで変更不可。詳しくは後述しますが、名前・生年月日等個人情報を含んだものは特に避けたほうがいいでしょう。
「このIDは利用可能です」と表示されたら、「保存」をタップして設定を完了させます。
設定が終わったらプロフィール画面に戻り、「ID」の欄に自分のLINE IDが表示されているか確認してください。
これで、LINE IDの設定は完了です。
プロフィール画面を確認すれば、いつでもLINE IDを確認することができます。
「コピー」を選択すると、IDがクリップボードにコピーされますので、誰かに伝えたい場合はこの機能を活用するといいでしょう。
LINE IDを設定する際の注意点
LINE IDを設定すると、電話番号を知らない相手とも簡単に友だち追加ができて便利です。しかし、いくつか注意しておきたいことがあります。
ここでは、LINE IDを設定する際に知っておきたいポイントを3つに分けて解説していきます。
設定したIDは変更できない
先の項目でも少し触れましたが、LINE IDは一度設定すると変更できない仕様になっています。
たとえば、ニックネームや趣味など一時的な内容を含んだIDを設定してしまうと、後から変えたくなっても変更は不可能です。また、短すぎるものや、IDに使用しがちな名前・生年月日等を含んだものなどは、乗っ取りの被害に合うおそれもあるため控えましょう。
どうしても変更したい場合は、現在のLINEアカウントを削除し、新しくアカウントを作り直す必要があります。
ただし、アカウントを削除するとトーク履歴やスタンプ、友だちリストなどもすべて失われてしまうため、慎重に検討してください。
オープンな場での書き込みはしないこと
LINE IDを第三者に伝える手段として、SNSや掲示板、オープンチャットなどに書き込む人もいますが…ネット上に公開して知らない人との出会いや交際などを希望する行為は、LINEの利用規約で禁止されています。出会い目的ではなかったとしても、思わぬトラブルにつながる可能性がありますので絶対にやめましょう。
さらに、誰でもアクセスできる場所にLINE IDを公開すると、不特定多数からの迷惑メッセージやスパム、悪用のリスクが高まります。信頼できる相手にだけ、直接IDを伝えるのが基本です。
LINE IDを設定しないデメリットはある?
LINE IDの設定は任意であり、設定しなくても問題なくLINEを利用できます。QRコードや電話番号を使って友だち追加が可能なので、日常的な利用で困ることはほとんどありません。
IDを設定しない場合、連絡先を交換する手段がひとつ減ることになりますが、あえて設定しないことでセキュリティ上の安心感を得られるという考え方もあります。
自分の使い方や交流範囲に応じて、設定するかどうかを選びましょう。
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