そもそもルーチンワークとは?
ビジネスシーンや生活習慣などに用いられる「ルーチンワーク」。この言葉が何を意味するのか、知らない人もいるかもしれません。ルーチンワークとは、決まっている手順で行われる作業のこと。生活でいうと歯磨きや入浴、仕事だと定型化されている業務を指します。本記事では、仕事のルーチンワークについて見ていきましょう。
手順が決まった仕事のこと
「ルーチンワーク」の意味を辞書で調べてみました。
【routine work:ルーチン‐ワーク】
きまりきった日常の仕事。日常業務。ルーチン業務。
『デジタル大辞泉』(小学館)より引用
ルーチンワークは、「ルーチン」「ルーティンワーク」とも呼ばれます。どのような仕事がルーチンワークなのかは、後述します。
ルーチンワークに当てはまらないのは、突発的に発生した業務や、年に数回しか行わない作業など。また、状況や状態に応じて都度変わる業務や、個別対応が必要になる業務も、ルーチンワークには含みません。
ルーチンワークに分類される業務
以下に分類される業務は、ルーチンワークに該当します。
・受付業務
・事務作業
・清掃業務
・コールセンター業務
・工場のライン業務
・保守点検業務
・マーケティングリサーチにおけるデータ集計業務
・物流における検品や梱包、入出荷業務など
いずれも手順がマニュアル化されていて、毎日のように行う業務であることが特徴です。
ルーチンワークのメリット
ルーチンワークにはさまざまなメリットがあります。順に解説しますので、仕事を選ぶ際の参考にしてください。
ミスが起こりにくい
ルーチンワークはマニュアルに沿って行うことがほとんど。そのため、ミスが起こりにくいというメリットがあります。また、経験がなくても、マニュアルを見ることである程度対応できる、一定のクオリティを確保できるというのも、大きなメリットです。
作業時間が把握しやすい
定型化されているルーチンワークは、作業工程が明確です。そのため、作業にかかる時間を把握しやすいというメリットも。計画が立てやすく、進捗管理もしやすいでしょう。