「かっこいい駅名」と聞いて思いつくのは?
日本全国、様々な場所に存在する駅。駅名や地名って、自分が暮らしている地域や地元だと当たり前のものになりがちですが、なじみがない場所だとそもそも読み方すらわからないことも多いですよね。
今回、そんな駅をテーマに、国内最大級のランキングサイト【gooランキング】がアンケートを実施。「字面や読み方をかっこいいと思う駅名」について調査しました。気になるその結果をランキング形式で発表します!
「かっこいいと思う駅名」ベスト3はこちら!
3位:「九頭竜湖駅」
第3位にランクインしたのは、「九頭竜湖駅 (くずりゅうこえき)」。
福井県大野市にあるJR越美北線(九頭竜線)の終点に位置する駅です。字面も響きも独特で、知らないと読み方に迷ってしまいますよね。趣のある木造の駅舎が特徴で、「中部の駅百選」に選出されたことがあるほど鉄道ファンからの人気も高いそう。
駅周辺には、駅名に採用されている「九頭竜湖」や、初心者から上級者まで楽しめる「九頭竜スキー場」などの観光スポットも。また、駅とそれに隣接する生産物直売所、ふれあい会館の3施設が「道の駅 九頭竜」として運営されています。
2位:「毘沙門駅」
第2位に選ばれたのは、奥津軽を走る津軽鉄道の「毘沙門駅 (びしゃもんえき)」です。
津軽五所川原駅と津軽中里駅を結ぶ津軽鉄道は全12駅のうち9駅が無人駅で、毘沙門駅もその1つ。たたずまいはとても簡素で、まさに秘境駅といった雰囲気。周囲には、地吹雪や強風から鉄道を守るための鉄道林が広がっています。
毘沙門(毘沙門天)といえば、七福神の1人としてもおなじみの、憤怒の相で北方世界を守護する神のこと。何かゆかりがありそうですが、駅名の由来についてははっきりしていないんだそうです。
1位:「竜王駅」
第1位に輝いたのは、山梨県甲斐市竜王新町にある、JR東日本の「竜王駅 (りゅうおうえき)」でした!
駅名に使われている「竜王」という地名は、ある伝説が由来になっていると言われているそう。その伝説とは、1489年に開創された禅宗のお寺・慈照寺の初代住職が、この地に住み着いた悪竜を改心させ、寺の境内に「竜王水」を湧き出させたというもの。まさに伝説の生き物である竜が駅名に関係しているのですね。
駅舎の設計を手掛けているのは、世界的建築家・安藤忠雄さん。駅内の通路からは南アルプスや八ヶ岳、富士山などが一望でき、冬になると駅前が幻想的なイルミネーションで彩られるそうです。名前だけでなく、美しい景色も気になりますね。
みなさんが知っている駅、訪れたことのある駅はランクインしていましたか?日本に住んでいても、まだまだ知らない駅名や地名があるもの。ほかにもかっこいい名前や珍しい名前が付いた駅がないか、調べてみてもおもしろそうです。
【調査概要】
かっこいいと思う駅名ランキング
調査日:2020年7月30日
集計方法:gooランキング編集部が「Freeasy」モニターに対してアンケートを行い、その結果を集計
有効回答者数:500名(20~40代男女:複数回答)
情報提供:gooランキング
メイン画像・アイキャッチ画像:(C)Shutterstock.com
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