最近、「健気」な人に出会った? 臨床心理士が「健気」であることの注意点を解説 | Domani

Domani

働く40代は、明日も楽しい!

 

LIFESTYLE雑学

2021.04.25

最近、「健気」な人に出会った? 臨床心理士が「健気」であることの注意点を解説

「健気」と聞いて皆さんはどのようなイメージを持ちますか? 臨床心理士によると、どうやら現代の女性は「健気」でいることに注意が必要のようです!

そもそも健気の意味とは

「健気」
1.殊勝なさま。心がけがよく、しっかりしているさま。特に、年少者や力の弱い者が困難なことに立ち向かっていくさま。2. 勇ましく気丈なさま。3. 健康であるさま。
(小学館刊・大辞泉)

「健気」といえば、1番の意味をイメージする人が多いのではないでしょうか? 臨床心理士・吉田美智子さんに詳しく伺いました。

「健気な人とは〝困難な場面でも、気持ちをしっかり保ち、周りに無用の心配をかけないように、明るく元気に振る舞いながら努力する人〟や〝良い結果が出ないかもしれないけれど、投げ出さずにやるべきことはやる人〟ではないでしょうか 。

印象としては、ひと昔前の『理想のお母さん像』のように感じられます。気丈さ、心意気などは、今の私たちが取り入れられるといいなと思うポイントです。でも、社会からこれを〝当然のこと〟 や〝理想の女性像〟 と求められると苦しい思いをしたり、違うと感じるのではないかと思います」(吉田さん)。

では実際にどれほど「健気」な人がいるのか調査してみました。

【質問】あなたの周りに健気な人はいる?

「はい」…33.9%
「いいえ」…66.1%

※アンケートは30~45歳の日本全国の有職既婚女性を対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。

周りに健気な人がいると回答した人は全体の約3割となりました。では「この人健気だな」と感じるのは、どのような特徴が見られるときなのでしょうか。

【心理カウンセラー監修】「先輩に好かれる人」の特徴・共通点とは?100人アンケートの結果と先輩に信頼される5つのポイントを紹介

【アンケート結果】健気な人に見られる特徴とは

・元気
・人のために尽くす
・いつも頑張っている
・優しい

「70歳過ぎてもよく食べて、毎日出かけて元気」や「ほとんど風邪をひかない」など、元気で健康な姿や 「誰も見ていないところでお世話する人」、「誰かのために何かができる人」と、人のために尽くす姿に健気さを感じる様です。また「周りが不平不満を言う中、一生懸命に与えられた仕事をこなしている姿」や「分け隔てなく優しく接する人」など謙虚な姿にも心打たれます。

・本音を言わない
・悪口を言わない
・素直

「何かあって涙しているのに、誰かをかばって理由をひた隠しにしている」といった、本音が言えずにいる人や「素直で嘘がなく、悪口とは無縁」など、悪口を言わない人にも健気さを感じるよう。

そのほかにも、こんな特徴が!

「いつも笑顔」「控えめで謙虚」「丁寧な暮らしをしている」「聞き上手」などの声が挙げられました。

【心理カウンセラー監修】「愛されキャラ」の特徴とは?一緒にいると楽しいと感じるのはなぜ?

健気な人に近づくための方法とは?

健気な人に近づくためには何かやるべきことはあるのか吉田さんに伺いました。

「健気さは、自分の心意気です。自分が健気な人を見て『いいな』『やってみたい』と思うことを取り入れてみてはいかがでしょうか。例えば・・・

・元気な笑顔をトレードマークにする
・自分のやるべきことはきっちりやる
・悪口や不平不満は自分の心の平安のためにも言わない

しかし、全部しようとはしないでください。現代社会において、男性と肩を並べて働くようになった女性からすると、健気でいようとするのは心理的にちょっと無理があると思います。ポイントで取り入れるくらいが今の時代に合っているのではないでしょうか」(吉田さん)。

自分に無理がなく、評価されるような「健気さ」をセレクト

吉田さんが冒頭でお話ししてくださったように、「健気」に持つイメージはひと昔前の「理想のお母さん像」が強いのではないでしょうか。しかし今の時代は、一歩も二歩も下がって歩く女性は少ないように感じます。だからといって、男勝りでも可愛さがありません。吉田さんが提案してくださった、「笑顔」、「やるべきことはやる」「悪口は言わない」など、周りからも評価されるような健気さを身につけるといいのかもしれません。

取材・文/福島孝代

写真/(C)Shutterstock.com

あわせて読みたい
▶︎「都合がいい人」をやめるなら何に気を付ければいい?「性格がいい人」との違いをチェック【心理カウンセラー監修】
▶︎器用貧乏な私って損ばかり⁉ 逆にその性質を活かした働き方、生き方を考えてみました。

 

画像ALT

臨床心理士

吉田美智子

東京・青山のカウンセリングルーム「はこにわサロン東京」主宰。自分らく生きる、働く、子育てするを応援中。オンラインや電話でのご相談も受け付けております。
HP
Twitter: @hakoniwasalon

Domaniオンラインサロンへのご入会はこちら

Read Moreおすすめの関連記事