愛情表現は少なめ
本心を伝えるのが苦手なあまのじゃくな人は、恋人にも愛情表現をほとんどしません。たとえ恋人であっても、自分から好意を見せたり「好き」と伝えるのは恥ずかしいことなのです。逆にあえて無関心を装って、相手の気持ちを引きたいと考える人もいます。愛情表現が少ないので恋人は「本当に自分のことが好きなんだろうか」と不安になることも多いでしょう。手をつないでと頼んでも、あまのじゃくな人は本心ではつなぎたいのに、ついつい「いや」と言ってしまいます。プライドが高いあまのじゃくな人にとって、恋心を見せるというのは弱みを見せるのと同じこと。弱みを見せたくないために、どうしても愛情表現は少なめになりがちです。
記念日に特別なことはしない
愛情表現に乏しく、恋人とイチャイチャしたり手をつないでデートしたりすることを恥ずかしいと考えるあまのじゃくな人にとって、記念日を特別に祝うことはほとんどないでしょう。そもそもあまのじゃくな人は世間の風潮に流されるような振る舞いが苦手なのです。恋人がバレンタインやクリスマス、交際記念日などのイベントを心待ちにしていても、なかなか一緒に楽しむことはできません。このようにあまのじゃくな人は特別なことをしませんが、逆に相手が自分にも同じように無関心だと勝手に落ち込んだりすることも。あまのじゃくな人は愛情表現が苦手ですが、恋人のことを心から想ってはいるのです。そのため相手が示す無関心な態度に「自分のほうこそ、そんなに好かれていないかも」と傷つくようです。
あまのじゃくな性格を直すには?
あまのじゃくな人のなかには、周りの人と同じように自分の気持ちを素直に表現したいと考える人もいます。そこでここでは、あまのじゃくな性格を見直す方法を3つご紹介しましょう。長い間培われた性格は簡単には変わらないかもしれませんが、少しずつできるところからトライしてみてください。
他人の好意を信じてみる
まずは、他人の好意を信じてみることが大切です。あまのじゃくな人は基本的に疑い深い人が多く、素直に人の好意を信じることができません。しかし相手の好意を少しでも信じることができれば、ずっと相手との関係は良くなるはずです。まずは一緒にいてくれる友達や恋人、家族を試すような言動は慎み、彼らの言葉を素直に聞いてみましょう。そうすれば相手からの反応も変わり、関係もグッと良くなるでしょう。
言葉を発するときにひと呼吸置く
反射的に、相手の言葉に否定的な言葉を返したり意地悪な態度を取ったりする人は、何か言葉を発する前にひと呼吸置いてみましょう。 あまのじゃくな人は、会話を「でも」や「そうではなくて」といった否定的な言葉から始めがちです。そうした人は、最初に「でも」といった否定的な言葉を言わないと決めるだけでも違ってくるでしょう。
ひとりの時間に感謝の言葉を練習する
あまのじゃくな人は、感謝の言葉を人に伝えるのが苦手です。ほとんどの人は「ありがとう」が言えない人と仲良くなりたいとは思わないでしょう。また、やってもらって当たり前という態度を取り続けると、人はどんどん離れていきます。あまのじゃくな性格を直したいなら、感謝の言葉を伝える練習をしてみましょう。面と向かって言えない人は、まずはひとりの時間に「ありがとう」と言う練習をしてみるのも良いでしょう。「ありがとう」の言葉が直接的で、とても口にできないというのであれば別の言葉でもいいのです。「助かったよ」や「サンキュー」でも構いません。感謝の気持ちを相手に伝えることが大切なのです。
自分の性格を受け入れて少しずつ改善しよう
あまのじゃくな人は、素直に自分の気持ちを表現できません。でも本当は、自分の性格を見直して、ほかの人のように素直になりたいと思っている人も多いはずです。長い間に培われた性格を変えるには時間がかかりますが、まずは自分の性格を受け入れて、どこが悪いのか、どこを直せばいいのかを冷静に考えてみましょう。そのうえで、少しずつできるところから改善してみてください。
トップ画像・アイキャッチ/(C)Shutterstock.com
▼あわせて読みたい