マイナス思考な人の特徴
マイナス思考の人には、どのような特徴が見られるのでしょうか?まずは自分が本当に「マイナス思考な人」なのかどうかチェックしてみましょう。マイナス思考な人にありがちな特徴を紹介します。
悪い方にばかり考える
マイナス思考な人は、物事の悪い面にばかり目がいきがち。何かにチャレンジするときも「うまくいくはずがない」「ダメに決まっている」と思い込んでしまうため、本来の力を出しにくくなる可能性も。結果、失敗することが多くなり「やっぱりダメだった」と悪循環から抜け出せなくなることもあり得ます。
一般に、物事を悪い方ばかりに考える人は、明確な根拠がないことも多くあります。周囲から客観的なアドバイスを受けることがあっても、それを受け入れる柔軟性がない場合も。自分の想像だけであらゆるものを否定してしまうため、せっかくのチャンスや楽しいことを自ら遠ざけてしまいがちです。
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心配し過ぎる
何かを始める前からさまざまな心配をするのも、マイナス思考な人に多く見られる特徴です。一般的にはあまり考えられないような「最悪の事態」を常に想定してしまい、決断が遅くなったり行動できなかったりすることも少なくありません。
マイナス思考が過ぎると、楽しいことも心から楽しめなくなってしまう可能性もあります。例えばドライブに出かけることになっても、マイナス思考の人は常にトラブルを心配しがち。景色の良い場所を走っても「ここは危険かも」と感じたり、「渋滞に巻き込まれるかも」とさっさと帰宅を促したりして、本来の目的である「ドライブ」に集中できないなんてことも。
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なかなか人に甘えられない
人の助けが必要なとき、マイナス思考の人は「迷惑をかけたら嫌がられる」「こんなこともできないのかと呆れられる」などと考えてしまいがちです。その結果人と関わることを極力避け、何でも自分一人で処理しようとしてしまうことに。仕事でもプライベートでも、誰かに助けを求めたり助言を受けたりした方が効率的かつスムーズに行くことは多々あるはずです。
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どうしてマイナス思考になってしまうの?
常日頃からマイナス思考が染みついている人は、そうなりやすい原因があるのかもしれません。どのようなことがマイナス思考を引き起こすのか、その原因を見ていきましょう。
生まれ育った環境
一般に、人の性格や性分は生まれ育った環境に大きく左右されるといわれます。マイナス思考の人の「何でもマイナスに考える」というクセは、幼少期に培われた可能性があります。
幼少期を振り返ったとき、あなたは周囲の人からどのような言葉をかけられていましたか?「何でそんなことができないの?」「ダメな子ね」などと言われて育ってきたならば、マイナス思考の原因はそこにあるのかもしれません。
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自己肯定感が低い性格
自己肯定感の低さもマイナス思考の原因となりえます。物事をプラスに考えるには「自分はできる」「大丈夫」と思える、前向きな姿勢が必要です。しかし、自己肯定感が低い人は自分に自信が持てません。どんなことでもやる前から失敗のことばかり考えてしまうため、物事を前向きに捉えられないのです。
また、ついつい他人と自分を比較してしまう人も、自己肯定感が育ちにくくなります。「自分なんて…」という思考から脱却できなければ、マイナス思考をプラスに転換するのはなかなか難しいかもしれません。
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