人気が高まりつつある、工房系ブランドのランドセルのイメージって？
年を越すと早くも加熱するのが来年度入学に向けての「ラン活（ランドセル購入のための活動）」。職人の手作りにこだわっている「工房系ブランド」では、生産数が少ないために入手するためには早めの情報収集が大切！ちなみにここ数年はコードバン素材などを使った高級志向のモデルが人気を集めているんだそう。
ランドセルの最新情報をまとめるポータルサイト「ランドセルの通知表」が2022年度のラン活に役立てるためのアンケートを行った結果がとても興味深い内容でした。
１：もっとも完売が早くて注文が難しいと思う工房系ブランドは？
もっとも完売が早くて注文が難しいと思う工房系ブランドはという質問に対して、1番得票数が多かったのは「黒川鞄工房」で70票でした。次いで、「土屋鞄」の59票、「池田屋」の46票となり、この3ブランドへの投票が多かったようです。
実際に今年度（2021年4月入学）の販売状況を見てみると、得票数が1番多かった「黒川鞄工房」は昨年の5月下旬で早々に完売しており、イメージと一致しているのがわかります。
一方で2番目に多かった「土屋鞄」は、1月8日時点ではほぼ全モデルが購入可能です。（ただし2月1日の午前9時で2021年度分の受付は終了予定）3番目に多かった「池田屋」に関しては、1月8日時点で1モデルのみ在庫が残っているものの、ほぼ全てのモデルが完売（現在販売中のものは2022年度入学対象）となっています。
「黒川鞄工房」に関しては、過去3年間で見ても圧倒的に完売が早いブランドと言えるので、もし2022年度で購入を考えているのであれば、なるべく早めにカタログを取り寄せて準備をするのがおすすめです。
また、その他のブランドに関しても、人気が高い特定のモデルのみ早期完売してしまうというケースがあるので、工房系ブランドのランドセルの購入を検討している場合は早めに公式サイトにて情報をチェックするのがおすすめです。
２：高級素材コードバンで品揃えが充実していると思う工房系ブランドは？
高級素材コードバンで品揃えが充実していると思う工房系ブランドはという質問に関しても、「黒川鞄工房」が71票、「土屋鞄」が59票、「池田屋」が46票という順で、同じ3ブランドに票が集まりました。
実際に2021年4月入学向けに販売されていたコードバンのモデル数を比べると、「黒川鞄工房」が5モデル、「土屋鞄」が4モデル、「池田屋」が1モデルとなっています。
コードバンはもともと牛革に比べてもさらに稀少な素材なので、多くのブランドでは1モデルのみの「高級モデル」として扱われていますが、「黒川鞄工房」や「土屋鞄」では複数のモデルを展開しています。
その他だと、4番目に得票数の多かった「鞄工房山本」でも5モデル、7番目に得票の多かった「萬勇鞄」で4モデルの取り扱いがありました。（現在はほとんどのモデルが完売）
コードバンモデルは素材量の問題で大量生産はできないため、来年度も数はあまり増えないと予想されます。購入を検討している方は、なるべく早めに上記のブランドをチェックしておきましょう。
３：コードバンランドセルでカラーバリエーションが充実していると思う工房系ブランドは？
コードバンランドセルでカラーバリエーションが充実していると思う工房系ブランドはという質問に対しては、「黒川鞄工房」が68票、「カバンのフジタ」が50票、「土屋鞄」が同じく50票、「池田屋」が47票という結果になりました。
2番目に得票が多かった「カバンのフジタ」ですが、コードバンモデルに関しては1モデル・2カラーということで、特に取り扱いが多いわけではなく、牛革モデルのカラーバリエーションは非常に豊富なので、そのイメージによるものかもしれません。
コードバンモデルに限ったカラーバリエーションでいうと、「黒川鞄工房」が最多で14色、「土屋鞄」が最多で5色、「鞄工房山本」が最多で4色、「萬勇鞄」が最多で3色となっています。（モデルごとにカラーバリエーションの数が違うため、最多モデルで比較しています）
カラーバリエーションの豊富さという点では「黒川鞄工房」が圧倒的に多いので、好みの色を選びたいという方は、「黒川鞄工房」が最有力となりそうです。
いかがでしたか？コードバンモデルを販売している工房系ブランドの中では、「黒川鞄工房」「土屋鞄」「池田屋」などが人気を集めていることがわかりました。工房系ブランドは早期に完売してしまうケースがあるので、気になるブランドやモデルがある方はぜひお早めにチェックしてみてくださいね！
【調査概要】
調査元：ランドセルの通知表
調査方法：インターネット集計
調査対象：「2021年4月にご入学」または「2022年4月にご入学」予定のお子さんがいる方300名
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