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2021.02.26

「消極的な子」の親がやりがちな4つの言動|子どもを追い詰める一方的な言葉がけはダメ

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メンタルコーチングをした星稜高校野球部が甲子園決勝進出を果たし、女子スピードスケート髙木菜那選手は平昌五輪で2つの金メダルを獲得するなど、メンタルコーチとしてビジネスとスポーツの両分野で実績を残してきた飯山晄朗氏。『こどものメンタルは4タイプ』の著者でもある同氏が、「消極的な子」の親がやってしまっている言葉がけについて解説します。

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飯山 晄朗(メンタルコーチ、人財教育家)
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消極的な子はとことん悲観的になりやすい

消極的で自分の意志を表に出さない。行動になかなか移さない。といったタイプの子どもに、どのような言葉がけをしていますか?「なんでやる気を出さないの?」「どうしてはっきり言わないの?」などと一方的に言葉をかけてはいないでしょうか。

消極的な子ほど、やる気が出ないときには、とことん悲観的になって引きこもりがちになります。「どうせ私なんて……」というマイナスな言葉を口にしやすくなります。そんな子どもに対して、親や指導者はもっとやる気を出してもらうために、良かれと思って注意したり、逆に明るく振る舞っているかもしれません。

しかし、その行動の多くは裏目に出てしまうものです。どのように接してあげれば、消極的な子どもが、やる気を出して前向きに行動していけるのでしょうか。

私はメンタルコーチとして十数年間活動しており、これまで8000人以上の子どもたちと向き合い、脳科学と心理学に基づいたトレーニングによって、多くの子のメンタルを改善してきました。そして、その結果、部活動の全国大会で優勝、甲子園で決勝進出、オリンピックで金メダル獲得など、さまざまな成果を残すことができています。

そんな中でわかった子どもが伸びるために最も大事なことは、「その子のタイプに寄り添った適切な言葉がけ」をしてあげることです。

間違った言葉がけをしないために、今回は、傷つきやすく繊細なタイプの子に言ってはいけない言葉を4つのシチュエーション別にご紹介していきます。また、どう言い換えればいいのか対処法もご紹介しています。

甲子園球児やオリンピックメダリストなどの若いアスリートの指導でも実際に用いている言葉がけです。特に子どもを持つ親御さんや子どもに関わる先生・コーチの方は、ぜひ普段から実践してみてください。

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