「消極的な子」の親がやりがちな4つの言動|子どもを追い詰める一方的な言葉がけはダメ | Domani - Part 3

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2021.02.26

「消極的な子」の親がやりがちな4つの言動|子どもを追い詰める一方的な言葉がけはダメ

メンタルコーチングをした星稜高校野球部が甲子園決勝進出を果たし、女子スピードスケート髙木菜那選手は平昌五輪で2つの金メダルを獲得するなど、メンタルコーチとしてビジネスとスポーツの両分野で実績を残してきた飯山晄朗氏。『こどものメンタルは4タイプ』の著者でもある同氏が、「消極的な子」の親がやってしまっている言葉がけについて解説します。

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飯山 晄朗(メンタルコーチ、人財教育家)
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なんで私だけが、と被害者意識を持ちやすく、立ち直るのにも時間がかかるタイプです。対処法としては、まずは、失敗をなぐさめてあげましょう。「つらかったねえ」と悲しみを受け止めてあげる姿勢が重要です。

しかしそれだけで終わらないでください。「私も〇〇で失敗して落ち込んだけど、こうやって立ち直ったよ」と自分の失敗の体験談や周りの失敗談、それを乗り越えたエピソードを具体的に話してあげましょう。消極的なタイプの子は、他人のエピソードに共感しやすいので、話を聞いて、それに納得すると自然と立ち直っていきます。

プラス面に目を向けさせる言葉がけを

4: 「できなかった理由」を追究する

特に指導者がやりがちですが、できなかったことの原因を追究するのはやめましょう。これではどんどん気が沈んでいってしまいます。子どもが自信がないという状態はつまり、マイナス面ばかり見て、視野が狭くなってしまっている状態です。ですので、マイナス面を深掘りするのではなく、いまやっている物事のプラス面に目を向けさせる言葉がけをしましょう。

例えば、「物事のプラス面に目を向けてみよう」「その物事のプラス面にはどんなことがあるかな?」と言葉がけをして、視点を変えてあげる必要があります。部活などで試合に負けて落ち込んでしまったときは、「負けてしまったけど、課題は見つかったよね」「これを乗り越えたらさらに成長できるね」などと言葉がけしてあげるようにしてください。

子ども自身が、前向きに心をコントロールすることは非常に難しいです。親や指導者としては、自信を失っているときはまずは寄り添い、そしてプラス面を見つける言葉がけをして、マイナスに向いた視点を変えてあげましょう。

子どものタイプにあった伸ばし方を

以上シンプルではありますが、厳選してご紹介させていただきました。

子どもに対して心配するあまり、欠点ばかりが目について、ついついそこを指摘してましうこともあるでしょう。親や指導者としては、普段から「子どものいいところ」「プラス面」を意識して探してみるようにしましょう。そして、子どもにきちんと「プラスの面」を伝えてあげてください。これはどのようなタイプの子でも共通して大事なことです。

また、子どもの良い面を伝えることで、親や指導者自身も普段からいろいろな物事においてプラス面に意識を向けるクセがつくという相乗効果もあります。

大人の言葉がけ1つで、子どもたちは将来に向けて、前向きに進むことができます。簡単なことではありませんが、普段から子どもと向き合い良い面に目を配り、子どもがより成長する機会を作ってあげましょう。できることから少しずつ実践してみてください。

メンタルコーチ、人財教育家

飯山 晄朗(いいやま じろう)

中小企業診断士。銀座コーチングスクール認定プロフェッショナルコーチ。JADA(日本能力開発分析)協会認定SBTマスターコーチ。金沢大学非常勤講師。商工団体の経営指導員としての11年間で、中小企業の経営、財務、労務相談を5000件以上こなし、独立後は中小企業の人材教育に携わり、2つのコーチングスクールの運営。オリンピック選手や高校野球部を始めとするアスリートたちのメンタルサポートを行っている。主な著書『いまどきの子のやる気に火をつけるメンタルトレーニング』(秀和システム)。

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