子どもの「学校行きたくない!」に親はどうすべき? | Domani

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2021.06.25

子どもの「学校行きたくない!」に親はどうすべき?

子どもの「保育園行きたくない」「小学校行きたくない」に悩んでいる人も多いのでは。頭ごなしに「行きなさい!」は逆効果。どのような接し方をするのが良いのでしょうか。自立学習の第一人者である、株式会社日本コスモトピア代表取締役社長の下向峰子さんに伺いました。

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岡のぞみ
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休んでもOK!ただし1週間以上続いた場合は、学校に相談も

子どもが園や学校に行きたがらない時は、何かしらアピールしたいことがあるんだと思います。まずはその理由をしっかり聞いてみてください。その際に意識したいことは「行きたくないなら行かなくても良い」という気持ちで対話をすることです。どうしても休みたいのなら、お休みする日があってもいいじゃないですか。ただ、1週間以上その状態が続く場合は、大きな不安があったり、いじめなどの問題が関わってくる可能性もあります。その時は、早く解決するために親が出ていくのも良いでしょう。子どもの状態を見極めつつ、学校の先生に相談することも大切です。

罪悪感は子どもを不安にさせる。親は笑顔で!

どうしても園や学校を休ませられないない時もありますよね。嫌がっている子どもを学校に行かせた時、親は罪悪感を持ってしまいがち。でも、それはよくない。子どもは親が悲しむ姿を見ると、不安になってしまいます。大切なのは、親が笑顔でいること!

聞き方にも楽しくするコツがあります。例えば、「今日、大丈夫だった?」ではなく「今日の冒険どうだった?」と聞くと、子どもは途端に楽しそうに話してくれますよ。アイディア一つで、明るい雰囲気にできますので、ぜひ試してみてください。もし、「僕、悲しかった」と言うなら、そうだよねと受け止めてあげる。人生には悲しいこともあるということを共感してあげるんです。それが子どもの成長の糧になります。

一人で出来た達成感を味わってもらう

子どもにとって、家が逃げ場ではなく「安心できる場所」にするために大切なのは、親の接し方や気持ちだけではありません。子ども自身が、「一人の人間として立っている」という自覚と自負も必要です。

子どもは親から信じられていないと感じると、どんどん落ち込んでしまいます。ですから、子どもが本来持っている力を信じてあげて、「一人でできるよ。もし嫌なことがあったら教えてね」と背中を押してあげてください。

例えば、少し不安や怖い気持ちを持ちながら一人でおつかいをしてみるとか。ケンカしてしまったお友達に自分から声をかけてみるとか。そういう達成感を積み重ねていく機会があると良いですね。

家族はワンチーム。役割と目標が自立につながる!

家庭内で役割をつけてあげることもおすすめ。何か家族のために、親のためになるもの。昔でいう新聞をとってくる役割とかですね。家族をワンチームと捉えて、「自分も家族の一員」という自覚がつくと、視野も広がり、できることも増えてくる。人はいくつであっても役に立ちたいし、役に立ったと言われると嬉しいものなんですね。

子どもと大人という関係性ではなくて、人間同士として捉えてみて。お互いに、できること、出来ないことを理解しあって、一人格として存在させてあげることが、自立につながってくると思います。(下向さん)

イメージ画像:©️photoAC

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教えてもらったのは

下向 峰子さん

株式会社日本コスモトピア  代表取締役社長
高校の音楽教師を目指し、大阪教育大学大学院 教育学研究科 音楽教育学課程 声楽専攻修了。音楽教室を経営し、2~50歳までの生徒にピアノ、声楽、音楽理論等を教える。
1986年、株式会社日本コスモトピア取締役に就任。その後、「自立学習」をテーマに学習塾に向けた教科教材の企画・制作に携わる。制作チームを統括し、次々と新しいアイディアを駆使した教材を生み出してきた。この制作チームでは、能力のある母親たちの短時間労働を受け入れ、意欲と能力のある女性が活躍できる職場づくりに尽力し、母性を土台とした子どもたちの一人ひとりのつまずきを解決する教材制作を展開してきた。学習塾用教材「Selfee Win」「わくわく文庫」、学校用教材「みんなの学習クラブ」、生涯学習用教材/プラットフォーム「カルチャーレストラン」等を次々と企画・開発。
2011年代表取締役となり社長に就任、現在に至る。
https://www.cosmotopia.co.jp/

インタビュー

岡 のぞみ

広報・ライター。4歳の息子と夫の3人暮らし。営業、留学カウンセラー、コンビニの広報を経て独立。現在は、横浜と湘南を拠点に活動。
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