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2021.10.01

結婚しない男性は「しない」と「できない」の2パターン|特徴や理由、アプローチ方法をご紹介

 

結婚しない男性には、結婚にあまり興味がないタイプと、したくてもできないタイプの2種類あります。結婚をしていないのは同じであっても、その理由はさまざまです。今回は、結婚しない男性の5つのタイプや4つの社会的背景、そんな男性への効果的なアプローチ方法について解説します。

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ドラマの題材にもなった「結婚しない男性」とは?

「結婚しない男性」には、結婚できるのにあえてしない場合と、できない場合の2パターンがあります。そのうち、あえて結婚しないパターンの男性を「ソロ男」と呼ぶことも。

結婚しない男

このように結婚しない男が年々増加していることは、内閣府が実施した国勢調査の、30代男性未婚率の結果でも明らかになっています。それでは、「結婚しない」と「できない」のそれぞれのパターンと、ソロ男と呼ばれる男性のことをチェックしていきましょう。ドラマ『結婚できない男』についても、あわせてご紹介します。

参照:平成30年版 少子化社会対策白書/第1部 少子化対策の現状(第1章 3)

■「結婚しない」と「できない」の2パターンあり

結婚していないという結果は同じであっても、結婚しない男性には「しない」と「できない」の2パターンがあります。これらの結婚に至らない原因は異なるものの、人によっては両方の特徴を持つケースも。

ドラマ『結婚できない男』では、主人公が「俺は結婚できないんじゃない。結婚しないんだ!」と主張していました。主人公は結婚しない男性の特徴でもある一人で自由に暮らす生活に満足している部分と、結婚できない男性の特徴である偏屈で人付き合いが苦手だが、時折寂しく感じることがあるという部分を併せ持っています。このように、複数の要因が絡み合い、“結婚しない男”になってしまうこともあるのです。

結婚しない男性は以前に比べて増加傾向にあります。内閣府でおこなわれた国勢調査の集計結果によると、1985年時点における30代前半男性の未婚率は約30%、30代後半男性の未婚率は約15%でした。しかし、2015年におこなわれた調査では、30代前半男性の未婚率は約47%、30代後半男性の未婚率は約35%と大幅に増えているのです。

■あえて結婚しない男性を「ソロ男」と呼ぶ

先述したとおり、結婚できるのにあえて一人でいることを選ぶ男性は「ソロ男」と呼称されます。この「あえて結婚しない」というパターンの男性には結婚したいという希望があまりありません。「結婚して不自由になるよりもこのままのほうがいい」と感じているのです。

ソロ男と呼ばれる男性の特徴は、ただ結婚しないだけではありません。安定した収入があり、仕事も趣味も充実。結婚できる条件は満たしているにもかかわらず、自分から結婚しない道を選んでいる場合にのみソロ男と呼びます。

結婚しない男性には5つのタイプがある!特徴をご紹介

結婚しない男性には、以下の5つのタイプがあります。

結婚しない男

1. 自由を楽しんでいる独身貴族タイプ
2. リスクを回避したいタイプ
3. そもそも結婚に興味がないタイプ
4. 結婚しなくても女性に不自由しないタイプ・逆に恋愛が苦手なタイプ
5. 仕事が多忙で出会いがないタイプ

このうち、1~3まではあえて結婚しないことを選んでいるタイプです。女性関係に関する4はあえて結婚しないパターンも結婚できないパターンも含み、5は自らの事情により結婚できなかったタイプといえます。それでは、それぞれの特徴をしっかりチェックしていきましょう。

1. 独身貴族・自由を楽しんでいるタイプ

1つ目のタイプは、独身貴族・自由を楽しんでいるタイプです。このタイプの男性は一人でいることに抵抗がなく、なんでも自分のやりたいようにやれる自由に喜びを感じています。

結婚によって自分のペースを乱されるだけでなく、相手に合わせなくてはならないのが面倒だと思い、結婚に希望が持てないでいるのが、このタイプの特徴です。

2. リスクを回避したいタイプ

2つ目のタイプは、リスクを回避したいタイプです。結婚をすると、今までの生活とは違う生活になります。とくに男性の場合、「妻と子供を自分が養わなければならなくなるのか」というプレッシャーがかかるもの。

非正規雇用の増加など社会的な不安もあり、「責任を持ちたくない」としてリスクを回避しようとする男性が増えています。このタイプは結婚した場合の幸福など、数値に表せないメリットは信用していないのが特徴です。

そのため、結婚生活がどうであってもあるであろうリスクのほうに目がいってしまいます。

3. 結婚に興味がないタイプ

3つ目は、結婚自体に興味がないタイプです。近年では晩婚化や未婚者の増加、社会の多様化などで、「積極的に結婚をしなければ」というプレッシャーは少なくなっています。その影響もあって、結婚自体にあまり関心を持てないでいる人が増えているのです。

このタイプは結婚しないと決めたりできないと焦ったりすることもなく、自分の好きなように気ままに暮らします。そのため、「この人だ」と思える相手と出会えれば、すぐにでも結婚する場合もあるのが特徴です。

4. 女性に不自由しない・逆に恋愛が苦手なタイプ

4つ目は、女性に不自由していない、もしくは逆に恋愛が苦手なタイプです。このパターンはそれぞれまったく違う理由ではあるものの、要因が女性に関するものという点で共通しています。

女性に不自由しないタイプは、いつでも相手を見つけられるため特定の人を決める必要はないと感じています。今の生活に満足している場合は、同棲はしても結婚には二の足を踏むケースもあるでしょう。

恋愛が苦手なタイプは、自分の容姿に自信が持てなかったり、以前の恋愛のトラウマがあったりなど、恋愛や女性に対してネガティブなイメージをもってしまった人です。恋人探しすらも消極的なので、良いなと思える人がいてもうまくアプローチできないという特徴があります。

5. 多忙で出会いがないタイプ

5つ目は、多忙で出会いがないタイプです。こなさなければならない仕事が溜まっており、朝早くから夜遅くまで毎日ずっと職場にいるという人では、そもそも人と出会えるような時間がありません。

その状態では休みの日はぐったりしてしまったり、休日出勤がよくあったりという状態になってしまい、土日であっても出会いの場に行きづらくなるでしょう。

結婚しない男性が増えている4つの社会的背景

結婚しない男性が増えている社会的背景には、以下の4つの要因があります。

結婚しない男

1. 多様性を尊重する社会になってきたこと
2. 低所得・非正規雇用など生活が不安なこと
3. 出会いの場が減少したこと
4. 子育てをしにくい環境になりつつあること

先述したとおり、結婚しない男性の割合は以前よりも増加傾向にあり、個人的な事情のせいだけではなく、社会的な要因も組み合わさった結果と言えます。それでは、これら4つの社会的な背景もしっかりチェックしていきましょう。

1. 多様性を理解する社会になってきたため

結婚しない男性が増えている1つ目の社会的背景として、多様性を理解する社会になってきたことが挙げられます。昔は「結婚して家族を持つことこそが幸せである」という考え方が一般的でした。

しかし、近年では多様性を受け入れる社会になってきたため、独身や事実婚、同性愛なども受け入れられてきています。その分、周りから「結婚しないと」と言われるプレッシャーを受けることも減っており、結婚への焦りも少なくなっているのです。

2. 低所得・非正規雇用など生活が不安なため

結婚しない男性が増えている2つ目の社会的背景は、低所得での労働や非正規雇用など、生活が不安な人が増えていることです。とくに男性は、「結婚したら一家の大黒柱として家族を支えなければ」という責任感が強い傾向にあります。

家族を養えるだけの安定した収入を得られるという見込みがなければ、安易に結婚はできないと考える人も多いのです。そのため、低所得者や非正規雇用の増加など、社会的な背景によって生活への不安があると、結婚を諦めてしまう要因になってしまいます。

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