ツンデレとは、ツンツンと無愛想な人が、デレッと甘えてくる様子や態度を意味します。
Summary
- ツンデレな人の特徴には「根は優しい」「恥ずかしがり屋」「寂しがり屋」などがある
- ツンとした性格が裏目にでてしまい「素直じゃない」「冷たい人」と誤解されやすい
- つき合うには、相手の性格を理解し受け入れ、さりげない気遣いをするのも効果的
Contents
ツンデレとは?
今や当たり前のように使われている「ツンデレ」という言葉。元々は、アニメで使われていた特徴の一つです。時には冷たく振る舞いながらも、熱い思いをうちに秘めた独特の魅力は、人を引き付けます。
ツンデレの意味は?
ツンデレとは、普段はツンツンと無愛想な人が、特定の場面でデレッと甘えてくるさまや、そのような態度を取る人を表す言葉です。
「ツン」は「ツンツンしている」という擬態語が語源となっており、突き放す、冷淡、素っ気ない、批判的、攻撃的といった状態を表します。一方、「デレ」は「デレデレする」という擬態語が語源で、甘える、優しくなる、好意を隠さない、デレっとしてしまう状態を指します。
ツンが多い場合は「ツン多め」のように、ツンとデレの割合を表現することもあります。

ツンデレは、以下のように使えるでしょう。
例文
・いつもは冷たいのに、二人きりになると甘えてくるツンデレなところがあの人の魅力だ
・彼女はツン多めのツンデレなので、デレッとした様子はあまり見せない
・彼は言い方がぶっきらぼうなだけで、中身はかなりのツンデレだ
ツンデレの語源
そもそもツンデレは、アニメキャラの性格を分類する言葉として使われ始めたようです。アニメには様々なキャラクターが登場しますが、性格設定がかぶってしまうのは避けたいところ。そこで、「ヒーロー系」「学園のアイドル系」「妹キャラ系」のように分類し、キャラクター設定をしていますが、その一つが「ツンデレ系」。
アニメの「ツンデレ系」キャラクターは、多くの人をとりこにしています。ギャップのある態度に惹かれる人は多く、人気キャラとしてファンを獲得。メインキャラクターではなかったのに、その人気から徐々に主役級になって活躍するということもあるようですよ。

ツンデレの語源は、「ツンデレ系」というアニメキャラの性格を表す言葉でした。
「ツンドラ」・「ヤンデレ」とは?
「ツンドラ」は、北極圏などの永久凍土帯を指す「ツンドラ」の様子から転じた用語で、ほぼ100%が「ツン(冷徹)」で、デレ(甘え)が極めて少ない、あるいは全く見えない状態を指します。また、「ツンデレ」の「ツン」要素とドライの「ドラ」を掛け合わせた造語でもあります。
「ヤンデレ」は、「病んでいる」と「デレ」を組み合わせた言葉です。相手を好きすぎるあまり、その愛情が社会通念を越えて「病的な状態」にまで達している様子を表します。
【実際のエピソード】「ツンデレ」に関する成功談・失敗談
「ツンデレ」の体験談には、どのようなものがあるのでしょうか?ビジネスシーンにおいて、「ツンデレ」に関して何かしらの気づきや学びを得た実際のエピソードを紹介していきます。
【episode1】ハラスメントを「ツンデレ」で正当化してはいけない
Tさん(管理職、39)
ある男性マネージャーが、部下の女性に対して非常に高圧的な態度を取っていたため注意した際のことです。彼は「いや、これは僕なりのツンデレなんですよ。後でフォローすればいいと思って」と笑いながら答えました。私は即座に、それは大きな間違いだと指摘しました。 現代のビジネスシーンにおいて、相手に恐怖心を与えるような「ツン」は、単なるパワーハラスメントであり、後からの「デレ」で相殺できるものではありません。「ツンデレ」という言葉を免罪符にして、自分のコミュニケーション不足や感情のコントロールミスを正当化してはいけないと、管理職として厳しく指導した事例です。
【episode2】「ツンデレ」という言葉でチームの緊張を解いた成功体験
Kさん(管理職、44)
新しく配属された部下が、私のストレートな物言いに萎縮しているのを感じた時のことです。私はあえて面談で「私、仕事に関しては少し『ツンデレ』なところがあるの。厳しいことを言うのは、あなたならもっと高い壁を越えられると信じているからよ」と伝えました。 「ツンデレ」という言葉をあえて自分に使うことで、私の厳しさが「感情的な攻撃」ではなく「期待を込めたスタイル」であることをユーモラスに開示できたのです。それ以来、彼女は私の指摘を前向きに捉えてくれるようになり、チーム内に適度な緊張感と心理的安全性が共存するようになりました。
ツンデレな人に見られる7つの特徴
アニメだけでなく、実際の世界にも「ツンデレな人」はたくさんいます。ここからはツンデレな人に見られる7つの特徴を見ていきましょう。該当するものがあれば、もしかしたらその人はツンデレな人かもしれません。
人前では常にキリッとしている
ツンデレな人は、キリッとしていることが多いでしょう。自分の素の姿を見せられる人以外にデレッとすることはないはずです。
だからこそ、デレッと甘えるさまを見たことがある人は、その魅力にハマってしまうのでしょうね。「自分はデレッと甘えてくる様子を知っている」とうれしくなり、より一層ツンデレにはまるのかもしれません。
素直じゃない
ツンデレは、優しくアプローチしても反応が冷たいことがあります。しかし、雑な扱いをされたら甘えて来るなど、予想外の反応をすることも…。そのため「素直じゃない人」と感じさせることがあるでしょう。
しかし、その素直じゃないところ、つまり「予想もしない反応」を見せる部分が、ツンデレの魅力でもあるのです。そのため、長く一緒にいても飽きないことが多いでしょう。
根っこの部分は優しい
根っこの部分は優しいというのも、ツンデレの特徴です。ツンツンしているのは、デレデレとした元々の姿を隠すためのカモフラージュとも考えられます。デレを見せるのは、気心を許せる間柄だけというのも、ある意味優しさの一つと言えるでしょう。
いつもツンツンしているのに、時折優しい顔を見せられると、最上級に優しい人のように思いますよね。それも「ツンデレは優しい」という評価につながるのかもしれません。
恥ずかしがり屋
ツンデレな人は、恥ずかしがり屋が多いとされます。だからこそ、必要以上に無愛想な態度で自分の真の姿を隠そうとするのかもしれません。
「ツンデレは恥ずかしがり屋」と把握していたら、ツンツンとした態度をされても、好意的に受け止められるでしょう。
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恋愛に対して消極的
ツンデレは簡単に心を許しません。そのため、積極的に友人をつくることや、恋愛で積極的に行動するというのもできないことが多いことも。気になる人ができても、自分からアプローチできずに悶々と悩んでしまいがちです。
気になる人が話しかけてくれたのに、消極的な性格ゆえに、冷たい反応をしてしまうということも。「こんな風に対応するつもりはなかったのに…」と後悔していることが多いかもしれません。
優しい人・良い人と思われるのが苦手
ツンデレは周囲から「優しい人だ」「良い人だ」と思われるのが苦手なため、優しい人柄をあえて隠し、冷たい人間を装っていることがあります。
例えば、困っているときにツンデレの人が助け舟を出してくれたので、「ありがとう」と伝えたのに「ついでだから!」と素っ気なく言われてしまったりすることも。親切なことをしたのに認めず、あえて良い人と思われないようにふるまうという傾向があると言えます。
寂しがり屋
デレッと甘えるツンデレは、寂しがり屋な人が多いでしょう。寂しがり屋だからこそ、甘えてきたり、人懐っこさを感じさせたりするのかもしれません。
連絡の間隔が空くと、「何で連絡をくれないの?」と怒る人は、ツンデレの可能性があります。寂しいと素直に言えず、怒ってしまうのかもしれませんね。その人が寂しい気持ちにならないよう、こまめに連絡を取るようにするのがいいでしょう。
ツンデレの人が魅力的な理由
ツンデレの人が魅力的な理由を探ってみました。次の3つの要素は、ツンデレだからこそ持っている魅力と言えます。
それぞれの要素がどのように魅力的なのかについて、詳しく見ていきましょう。
基本的にはテキパキして有能
ツンデレは、テキパキと仕事をこなす有能な人であることが多いです。あまり仕事ができない人が「ツンとしている」としても、周囲には単にすましているだけに見えるはずです。
普段はテキパキかつ有能な人物であるからこそ、そうではない部分が見えたときに、周囲は「かわいい」と感じるのでしょう。



