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LIFESTYLE暮らし

2021.07.25

東大教授が教える「頭のいい人」のスゴイ思考習慣|「考え続ける人」と「気合い系の人」の大きな違い

私たちは今、あらゆることが複雑に絡み合っている社会を生きています。変化が激しく不確実で複雑かつ曖昧な状況であるVUCA(Volatility:変動性、Uncertainty:不確実性、Complexity:複雑性、Ambiguity:曖昧性)の時代を生きていくためには、何が必要でしょうか?  『東大教授の考え続ける力がつく思考習慣』を上梓した東京大学先端科学技術研究センター教授の西成活裕氏が、頭がいい人が身につけている「思考習慣」を紹介します。

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西成 活裕
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「エリアAで新規開店した店舗にどうやって人を集めるか?」といった話題になったとき、思考習慣のない人は、「わかった。俺に任せろ。お店の前で『いらっしゃいませ!』って大声で叫んでお客を呼び込むから」と言います。いわゆる、「気合い系」の人。

それを聞いた別の人は、まったく違う話を始めました。お客がお店に入ってくる場合、次の3つの行動パターンに分けられると言うのです。

【お店に来るお客さんの行動パターン】

1.情報収集をしてどこのお店に行くか探してから来た人……情報収集タイプ
2.たまたまお店の前を通りかかって、そのお店が入りやすそう、美味しそうと思って入って来る人……ふらっとタイプ
3.前にお店に来たことがある人で、また行きたいと思ってくれたり、もらったクーポンを使うために来てくれる人……リピートタイプ

気合い系の人と比べると、思考体力の「7.微分思考力」のレベルがまったく違います。

思考習慣があるかどうかで差がつく

さらに、お客を増やすために次のようなタイプ別の対策が必要だと説明され、「2.多段思考力」もあることがわかりました。

【お客さんを増やすタイプ別対策】

1.情報収集タイプ……WEBアプリの開発とホームページへのアクセス数を増やす工夫が必要
2.ふらっとタイプ……駅前でチラシを配ってお店の存在を知らせることが必要
3.リピートタイプ……ポイントカードやクーポン、口コミ評価で割引するなどのサービスで顧客ならではのお得感を高めることが必要

こうしたマーケティング戦略を成功させるためには、インターネット上にあふれる情報の中でお店を検索してもらえる工夫や、駅前のどこでチラシを配ればいいのかを見極める「4.大局力」が必要です。

「ふらっとお店に入ってもらうお客を増やすために、店構えやメニューは今のままでいいのか?」といった「3.疑い力」で、ブランディングも考えなければいけません。

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