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LIFESTYLE暮らし

2021.07.25

東大教授が教える「頭のいい人」のスゴイ思考習慣|「考え続ける人」と「気合い系の人」の大きな違い

私たちは今、あらゆることが複雑に絡み合っている社会を生きています。変化が激しく不確実で複雑かつ曖昧な状況であるVUCA(Volatility:変動性、Uncertainty:不確実性、Complexity:複雑性、Ambiguity:曖昧性)の時代を生きていくためには、何が必要でしょうか?  『東大教授の考え続ける力がつく思考習慣』を上梓した東京大学先端科学技術研究センター教授の西成活裕氏が、頭がいい人が身につけている「思考習慣」を紹介します。

Text:
西成 活裕
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私はこの考え続けるために必要な“7つの考える力”を、身体の「体力」になぞらえて「思考体力」と名づけました。

【思考体力】
1.自己駆動力:能動的に考える力
2.多段思考力:常に思考の階段のもう1段先を考える力
3.疑い力:あらゆることを疑ってみる力
4.大局力:全体を俯瞰(ふかん)して見る力
5.場合分け力:物事を分類して選び取る力
6.ジャンプ力:思考の階段を何段も飛ばす力
7.微分思考力:物事を細分化して考える力

いかがでしょうか? あなたはこれらの力が身についていますか? 

思考体力を鍛え、思考体力を使って考え続ける「思考習慣」が身についているかどうかがわかるチェック項目があるので、こちらもご紹介しましょう。

〈要注意項目〉
1.やりたいことがない
2.自分の将来のために何をすればいいのかわからない
3.何事も短絡的に考えてしまう
4.いつも途中で挫折してしまう
5.正確な情報を得ることができない
6.ケアレスミスが多い
7.騙(だま)されやすい
8.段取りが悪い
9.気が利かない
10.目先の利益にとらわれて損をする
11.選択を間違える
12.困ったとき、打つ手が考えられない
13.落ち込んだとき、立ち直れない
14.集中できない

1つでも当てはまるものがあった人は、要注意です。なぜなら、上記の14項目は「思考習慣」が身についていないことが原因で起こるからです。

転職や副業を考えている人も、「思考習慣」があれば社会に求められる人材になれます。生き方や働き方に迷っている人も、人間関係で悩んでいる人も、「思考習慣」があれば、解決の糸口を見つけられるはずです。

「考え続ける人」と「気合い系の人」

やりたいことや働き方、生き方などにおいて目標が決まれば、あとはやるべきことをやるだけです。そう思って、行動に移す人には、典型的な2つのパターンがあります。それは、「考え続ける」か、「考え続けない」かです。

先日、その違いがよくわかる場面に遭遇しました。あるセミナーで、「地域活性化のためにどうやってお客を呼び込むか?」という課題について議論をしていたときのこと、話し合いの席にいた方々は、思考習慣がある人とない人に、はっきり分かれていたのです。

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