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2021.09.23

宝塚歌劇団を退団して第2のステージへ…今だから聞ける鳳 真由さんの転換期

タカラジェンヌなら誰しもが迎える「退団」。その大きな決断と、その後の人生を考えて進むまでの率直な気持ちをうかがいました。

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医療系の大学に入られて、今はどんなことを学んでいるのですか?

鳳:医療マネジメント学部に在籍していて、卒業までに診療情報管理士という資格を取ろうと思っていたところ、3年次で取れちゃいまして。コロナがなければ海外研修と病院実習がある予定だったので、そこでこの先のことを決めたかったのですが、なくなっちゃったからどうしようかなと思案中です。なんとなくですけれど…、日本の病院で働きつつ海外と繋ぐような仕事をしたくて。でも今はまったく先が見えないので、大学院なり別の大学なりでもう少し勉強しようかなと考えているところです。あと、ラジオやオンラインで相談士みたいなことをやってみたいなと思って、少しずつ動いているんです。

大学に入って興味深かったのは、周りの友達の生活ですね。私がものすごく厳しい予科生生活を送っていた10代後半の頃、一般的な大学生はこんな青春を送っているんだというのが身近で知れたこと。普通の感覚を、みんなによく教えてもらっています(笑)。タカラジェンヌは浮世離れしているところがあるから、おかしい部分をちゃんと指摘してくれるんですよ。ひと回りも年下なのに「それ、ずれてるよ」とストレートに言ってくれる友達の存在は、ありがたくもあり面白い経験です。

大学生であるとともに、楽しそうな企画に携わっていたりインスタライブを発信したりされていて、オーガナイズ的なことも合いそうなイメージでした。

鳳:オーガナイズは天真みちるに任せようと思っていて(笑)、私は企画することより話すのが好きで、あといろんな人の話を聞くのもすごく楽しいんです。一昨年、『モトヅカ』という、タカラヅカOGの方を呼んでいろいろおしゃべりするという企画を1年間やってみたところ、話を聞いてそれをどんどん掘り下げていくのが楽しいなと実感して。コロナでめったに人と会わなくなりましたが、例えばインスタライブなどで久しく会えない人と話せるのは楽しくて、しかもそれを聴いている人にも喜んでいただけるって最高だなと思いました。

それが先ほどの相談士をやりたいということにつながって、心理カウンセラーじゃないから治るわけではないけれど、いろんな人の話を聞いて関わる場面を常に持っていきたいと思っていますね。

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鳳さんの退団発表時、「え、今、Pちゃん辞めちゃうの!?」と驚いた人は少なくなかったはず。タカラヅカには退団の美学があり、そのタイミングは人それぞれ。そのターニングポイントになったきっかけをうかがうことができたのは、とっても貴重なことでした。
次回は、鳳さんのプライベートなあれこれに迫ります。お楽しみに!

撮影/阿萬泰明(PEACE MONKEY) ヘア&メイク/中西雄二(Sui) 文/淡路裕子

 

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俳優・大学生

鳳 真由

おおとり・まゆ/4月26日生まれ、東京都出身。2005年に91期生として宝塚歌劇団に入団。花組大劇場公演『マラケシュ・紅の墓標/エンター・ザ・レビュー』で初舞台を踏んだ後、男役として花組に配属。2010年の花組大劇場公演『虞美人』で新人公演初主演、その後『ファントム』『復活』と新人公演の主演を務める。2016年花組大劇場公演『ME AND MY GIRL』で退団。医療系大学に通いながら、2021年『エリザベート・スペシャル・ガラ・コンサート』に出演。11月に行われる『宝塚歌劇花組・月組100周年記念 Greatest Moment』への出演も決定している。小平市観光まちづくり大使。
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