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2023.10.20

大根を切ったら中身が黒い!黒い原因と食べられるのかの判断方法とは

「大根をカットしたら、中身が黒くなっていた」というケースは珍しくありません。通常白い大根が黒くなっていれば、食べられるのか不安になるでしょう。今回は、大根が黒くなる原因や料理法を紹介します。食べられないケースもあるため、併せてチェックしましょう。

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大根の中が黒くなる原因

「買った大根をカットしたら、中に黒い斑点が入っていた」という経験はありませんか?これは特定の病気が原因です。なぜ大根が黒くなってしまったのか、原因となる病気について解説します。

大根 黒い 原因 なぜ 食べれる

(C)Shutterstock.com

ダイコンバーティシリウム黒点病

大根の断面に黒い斑点が入っていたら、「ダイコンバーティシリウム黒点病」を発症している可能性があります。これは、大根を栽培している土壌の中にいる糸状菌(カビ)が繁殖してしまう病気で、横にカットした際に円状の黒い斑点が入るのが特徴です。

土壌を消毒して糸状菌を取り除けば、ダイコンバーティシリウム黒点病の発症は防げるものの、大根の外からは確認できないため、完全になくすのが難しい病気です。

参考:病害虫図鑑 – 肥料&農薬通信 JAあいち経済連

大根でよくある、その他の病気

大根は「ダイコンバーティシリウム黒点病」以外に、「青あざ症」や「水晶現象」も発症します。どちらも外から判断できず、大根をカットして初めて気付く病気です。

ここでは、大根がかかりやすい病気について紹介します。

大根 黒い 原因 なぜ 食べれる

(C)Shutterstock.com

青あざ症

大根の切り口が青くなっている場合は、「青あざ症」に感染していると考えられます。青あざ症とは、ホウ素が不足することで大根の内部が青くなったり、黒い筋が入ったりする病気のことです。

大根は土壌の中で成長するとき、多くのホウ素が必要です。土壌からホウ素を吸収しながら成長するのですが、長雨によってホウ素が流れてしまった場合は、ホウ素不足となります。栽培過程で発症する病気なので、農家の方でも防ぐことはできません。

また、高温多湿の環境下で育った大根も、青あざ症を発症しやすくなります。特に夏場は発症しやすいといえるでしょう。

参考:大根の切り口が青黒い|野菜|商品Q&A|コープこうべ 商品検査センター

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