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LIFESTYLE雑学

2022.01.17

「意志」と「意思」の違いって何!? 〝意志が弱い人〟の特徴とは

意志が弱い人は決断することや、やり遂げることが苦手な傾向にあります。対処法として有効なのは、意志の力に頼らずにやり遂げるしくみをつくることです。このコラムでは、意志が弱い人の特徴や意思が弱い原因、対処法について解説します。

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「意志が弱い」人は、決断ややり遂げることが苦手

意志が弱い」人は、何かを決断することや、やり遂げることが苦手とされています。

人生は決断の連続であり、やり遂げなければならないことは山ほどあるもの。意志が弱いままだと物事がスムーズにいかなかったり、望んだ結果が得られなかったりと不都合が生じる可能性が高いといえます。そのため、意志が弱い自分を客観的に認めた上で、物事に対処できるようなしくみづくりを心がけることがおすすめです。

 

「意思」と「意志」の違い

「意思が弱い」と「意志が弱い」、どちらの表記も見かけることがありますが、「意思」と「意志」はニュアンスが若干異なります意思はぼんやりとしたものも含めた気持ちであるのに対して、意志はアクションに移そうとする思考、つまり決意の意味が強いといえるでしょう。

意思と意志、それぞれの言葉を使った例文を挙げますので、ニュアンスの違いを比べてみてください。

【意思を使った例文】
・彼らとうまく【意思】の疎通を図れないことに悩んでいる
・早い段階で、何らかの【意思】表示をしてもらえると助かります
子どもの【意思】を尊重する子育てを心がけてきた

【意志を使った例文】
・どんなに苦しい状況であっても、【意志】を貫くべきだ
【意志】が弱いため、ダイエットをしようとしても目の前の食べ物の誘惑に負けてしまう
・その治療法で良いか、本人の【意志】を確認する

大辞泉に掲載されている意味は下記のようになります。それぞれ確認しておきましょう。

【意思:いし】1 何かをしようとするときの元となる心持ち。「本人の意思に任せる」2 法律用語。 民法上、身体の動作の直接の原因となる心理作用や、ある事実に対する意欲をさす。 刑法上、自分の行為に対する認識をさし、時には犯意と同じ意味をもつ。「犯行の意思」→意志[用法]〔類語〕意志、意向、考え

【意志:いし】1 あることを行いたい、または行いたくないという考え。意向。「参加する意志がある」「こちらの意志が通じる」2 目的や計画を選択し、それを実現しようとする精神の働き。知識・感情に対立するものと考えられ、合わせて「知情意」という。「意志を貫く」「意志強固」3 哲学で、個人あるいは集団の行動を意識的に決定する能力。広義には、欲望も含まれる。倫理学的には、道徳的判断の主体あるいは原因となるものをいい、衝動と対立する。

「意志が弱い」の方が適切

「意思が弱い」と「意志が弱い」、どちらの表記も見られますが、言葉の意味を考えると「意志が弱い」と書いた方がより適切といえるでしょう。

意思は「思い」、意志は「決意」や「意欲」といったニュアンスがあります。何かをしようとぼんやりと考えるだけであれば意思の方を使っても良いのですが、「意志が弱い」と書いた方が、「あることを行いたいとする考え、決意が弱い」という意味の通りになるでしょう。

「意が弱い」人の特徴

「意志が弱い」とは、何かを行いたい、または行いたくないといった考えを貫く事ができない、と言い換えることができます。「意志が弱い」人は何かをやり遂げることができない傾向があり、それによって自分に自信がもてないという悪循環に陥る可能性があります。

意志が弱い

「意志が弱い」人には次の3つの特徴が見られることが多いといえます。

1.決断できない
2.最後までやり遂げられない
3.責任転嫁をしがち

自分にあてはまることがないか、1つずつ確認していきましょう。

1.決断できない

意志が弱い」人には、物事を決断するのに時間がかかるといった特徴があります。自分で「こうしよう」と決めたことを貫き通すことが苦手なため、他人の意見や外からの情報に流されやすいと考えられます。

人に影響されて決めたことは、自分の確固たる意志によるものではないため、後悔につながりやすいといえるでしょう。自分自身で判断できずに人の言うことに従ってしまうため、騙されたり利用されやすい面があることにも注意する必要があります。

2.最後までやり遂げられない

意志が弱い」人は、一度やろうと決めたことを最後までやり遂げられない傾向があるといえます。そもそも「意志が弱い」とは、あることを行いたいと思う気持ちが弱いことを指します。

絶対にやり抜く決意が足りないため、たとえばダイエットを始めたとしても、家族が美味しそうなケーキを食べていたら、「ダイエットは明日から」などと言って自分も食べてしまうでしょう。意志が弱いと誘惑に負けてしまい、我慢することが難しいはずです。結果的に何かを最後までやり遂げることが難しくなってしまいます。

3.責任転嫁をしがち

意志が弱いと、他人に責任転嫁をしがちであるといえます。意志が弱い場合、自分では決断ができないため、人の意見を聞いて物事を決めてしまう傾向があります。そもそも自分で決断できないのは、失敗したときに責任を取りたくないからであるケースも少なくありません。

誰かの意見や考えをもとにして物事を決めたとしても「最後は自分で決めたこと」と腹を括れば良いのです。しかし、意志が弱いと、最後は自分で責任を取ると決めたことさえ貫き通せないことも。結果を人のせいにしてしまうと、決断ができないうえに自己保身に走る人と、周囲から呆れられてしまうでしょう。

「意志が弱い」理由2つ

ここからは、意志が弱い理由を挙げていきます。

意志が弱い

1.自分に自信がない
2.飽きっぽい

意志の弱さには何かしらの原因があることがほとんどです。多くの場合、意志が弱いことによって物事がスムーズに進まず、それによって自信を失い、さらに自分で決断する勇気を失うといった悪循環を引き起こしていることが考えられます。また、飽きっぽいと意志を通すことが難しいといえるでしょう。それぞれ詳しく解説します。

1.自分に自信がない

意志が弱い理由の1つとして、自分に自信がないことが挙げられます。

自分の判断力や直感力に自信がある人は、何事も自分で決断していきます。ですが、自分に自信がないということは、自分の判断や考え方も信じられないということ。そのため、何かを決めようとしても、内心「これで本当に良いのかな?」と不安を抱えているため、決断に時間がかかったり、他人の言うことに流されてしまいがちです。

また自信がないと、何かを始めても「自分がやり遂げることなんて無理なのでは」という投げやりな気持ちを常に抱えているため、身が入らなかったり、すぐに諦めてしまうという結末を迎える可能性が高いといえます。。

2.飽きっぽい

自分が飽きっぽいことを自覚している人も、それが意志の弱さにつながるため、注意しましょう。

意志が強い人はやり遂げようという気持ちが強いため、どんな邪魔が入ろうとも、また誘惑があろうとも、中断せずやり続けることができます。しかし飽き性の場合は、地味な練習や単調な作業の繰り返しの中で目の前に魅力的なことがあらわれると、あっけなく目の前のことを投げ出してしまいがちです。

飽きっぽいということは、続けることや我慢することができないということです。そのため、決意したことをやり遂げることは難しく、意志が弱い人と評価されてしまうでしょう。

「意志が弱い」を克服!意志が強い人の特徴を知る

「意志が弱い」ことは、本人の資質にのみよるものではありません。努力と工夫次第で、意志が強い自分にシフトしていくことも可能です。そのために意志が強い人の特徴を知り、できることから真似をしてみましょう。

意志が弱い

・どうしても達成すべき目標がある
・先を見通せる
・自分を信じることができる

それぞれについて詳しく解説します。

どうしても達成すべき目標がある

意志が強い人は、どうしても達成すべき目標を設定していることが多いといえます。そのために、どんな努力も惜しまないで頑張ろうと思える目標です。

もし、なんとなく目標を掲げてみたり、どう考えても自分には難しい目標を掲げたとしても、深層心理では「別にやらなくてもいいかな」「どうせ無理でしょ」と思っているため、結局挫折する可能性が高いでしょう。

心の底から達成しなければならないと感じ、また頑張れば実現できるレベルの目標を掲げれば、やり抜く決意が揺るぐことはないはずです。

先を見通せる

意志が強い人は、先を見通すことができる傾向にあります。今この瞬間だけに目を向けるのではなく、いつかくるその時に備えて何をしておくべきかを、冷静に考えることができます。

意志が弱いと、目の前の問題にとらわれたり、誘惑にひっかかってしまいがちです。目先のことを優先し、先のことは後回しにしてしまいます。そして挫折してしまうのは、意志が弱い人あるあるといえるかもしれません。

意志の強さの裏側には、先を見通せる冷静な思考があるのです。

自分を信じることができる

意志が強い人は、自分を信じることができます。途中でトラブルが起きても、自分ならやり遂げられるという強い気持ちで乗り越え、ゴールにたどり着きます。

自分に自信がない人の場合、順調にいっているときは良いのですが、少しでも想定外のことが起きると「自分には無理だ」と逃げ出してしまう傾向があります。

自分を支えて奮いたたせることができるのは、結局自分です。自分を信じられることは、大きな力となります。

「意志が弱い」ことへの対処法3選

「意志が弱い」人は、決断できなかったりやり遂げられなかったりすることについて、自分を責めてしまいがちです。

長期的には、先ほどお伝えした「意志が強い人の特徴」などを参考に、少しずつ自分を変えていく方法が効果的です。ですが、思考の癖は一朝一夕に変わるものではありません。そのため、意志の力だけで自分を奮いたたせるのではなく、次に挙げる3つの対処法を試してみてください。

意志が弱い

1意志が弱いことを自覚する
2.しくみづくりをする
3.スモールステップを取り入れる

1.意志が弱いことを自覚する

対処法として、「意志が弱いことを自覚する」ことを挙げると、驚く人もいるかもしれません。しかし、まず意志が弱い自分を自覚し、認めてあげましょう。意志の力のみに頼って、自分を奮い立たせるのは大変なことです。また、意志が弱い自分を否定し責め続けていると、自己肯定感も下がってしまいます。結果的にさらに自信を失うことになり、負のループに陥る可能性があります。

意志が弱いところも全部含めて自分です。まずはそんな自分を丸ごと受け入れることが大切です

2.しくみづくりをする

しくみづくりというと身構えてしまいそうですが、そんなに大げさなものではありません。やろうと決めたことを、頭であれこれ考えることなく始め、続けられるように環境を整えるということです。

たとえば、毎晩、資格試験のための勉強をしようと机に向かっている人。でも、疲れているので知らないうちに居眠りをしていたり、ついついスマホでネットサーフィンを始め、気づいたらかなりの時間が経っている状況が連日続いたらどうでしょう。自分の意志の弱さを責めてしまうかもしれません。

このようなケースでは、通勤などで電車を使っているのであれば、「電車に乗ったらすぐにテキストを広げる、もしくはスマホで学習する」ことをしくみ化してみるのがおすすめ。最初は戸惑うかもしれませんが、段々と慣れていきます。何も考えることなく、電車に乗る=勉強すると決めてしまえば、自動的に勉強時間を確保できるようになります。

また、徐々に朝型にシフトさせることも効果的です。朝、目覚ましで起きたら、とりあえず何も考えずに机に向かう習慣をつけましょう。早朝は頭がすっきりして集中力が冴えわたる時間帯。毎朝15分の勉強習慣がついたら、その後は時間を徐々に20分、30分と延ばしていきましょう。

もっと簡単な例を挙げると、ダイエットの目標をたてても無意識に甘いものを口に入れてしまいすぐに挫折してしまうような人は、家の中におやつを置かない、ナッツやドライフルーツなど食べても良いものだけを用意しておく、といった環境づくりがおすすめです。

3.スモールステップを取り入れる

対処法の3つ目は、スモールステップの導入です。スモールステップとは、目標を細分化し、1つずつのゴールを確実にクリアしていくことで、最終目標を達成するというメソッドのことです。スモールステップは、やる気を維持させたまま、本来の目標を達成することを容易にする手法といえます。

スモールステップの方法とポイントは次のとおりです。

1.最終的な目標を設定する
2.最終目標に至るまでにやるべきことを細分化する
3.細分化したステップを1つずつクリアしていく

たとえば、家の中の片付けが進まずに悩んでいる人がいるとします。自分の意志が弱いせいだと悩んでいるようなこのケースでは、最終目標を家中の断捨離をすることに設定します。そして最初の1週間は毎日1個ずつ、次の週には毎日2個ずつ不用品を処分するといったように段階的にやるべきことを増やし、1つずつこなしていきます。

意志が弱いことへの対処法を実践しよう

意志が弱いと物事を決断するのに時間がかかったり、やり遂げることができなかったりするため、不都合が生じやすくなります。また、成功体験を積み上げられないので自信を失い、さらに決断できなくなるという悪循環に陥るかもしれません。

意志が弱い

意志が弱いことに悩んでいる人は、意志が強い人の特徴を知り真似をするほか、意志が弱いままでも目標を達成できる環境づくりを試してみてくださいね。

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