【目次】
誰か景瑚を止めてください
『Prologue』
立ち止まったからこそ、JAMのありがたみを心から感じました
この曲では、〝立ち止まる〟というフレーズがあるんですが、僕はデビューしてからずっとコロナ禍で立ち止まらなくてはいけない状況下にあったからこそ、わかったことがたくさんありました。
まずは、ステージに立てることがとても貴重なことだということ。デビューして初めての有観客ライブができたことで、こんなにもたくさんの人に応援されていたこと、こんなにもたくさんの人を待たせてしまっていたんだということも実感しました。
ライブはみなさんが声が出せないという状況だったので不安もありましたが、いざ始まってみると、JAMがいてくれるだけで想像の何倍も素晴らしいステージになりました。僕らも本当に力をもらえたんです。JAMのみなさんの存在が、改めて僕らの支えになっているということに、心から気がつきました。これからもずっとずっとJAMのことを大事にしていきたいです。
景瑚はだいたい、今じゃないところで爆発するんです
ちなみに、立ち止まってくれないなと思うメンバーは（佐藤）景瑚です。
僕らは同じ家で暮らしているので、全員が揃わないと車が出発しないんです。なので、同じタイミングで帰っていますが、今後いつか別々に暮らすようになったら、彼は仕事が終わった瞬間にスタジオを出ると思います。本当に誰よりも帰宅の準備が早いんですよ！ 衣装も仕事が終わった瞬間に脱ぎ始めているくらいですから。なにをそんなに急いでいるのかわからないんですけど、せっかちなんでしょうね。
さらに、ボケも止められないんです。〝今のタイミングで⁉〟と思う所で、ビックリするくらいボケ倒したり、暴れはじめるんです。先日のライブで『僕らの季節』を初披露するときに、僕がちゃんとした説明をしようとしたら、反対側にいた景瑚が変なことをしはじめ、お客さんがザワザワ…(笑)。もう、止められないんですよ。止まらないというか、止められないんです。
誰か景瑚を止めてください(笑)。
何より、景瑚はだいたい今じゃないときに、爆発するので、大変なんです。それがいい時に爆発すると、ものすごい威力を発揮するので、常にイチかバチかの状態なんですよね。まぁ、そこが良いところなんですけど(笑)。
それでは聴いてください、『Prologue』。
JO1｜2021 JAM WEEK – ‘Prologue’ studio ver.
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撮影／新田君彦 デザイン／菊池信恵（mim.d） 取材・文／吉田可奈
