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2024.05.17

【玉に瑕(きず)】の「玉」とはなんのこと?言葉の意味を解説

「玉に瑕」の類語

「玉に瑕」の類語の例は以下のとおりです。

弁慶の泣き所

力が強い人のたった一つの弱点

白璧の微瑕(はくへきのびか)

ほぼ完璧に見えるものであっても、少しは欠点があること。

玉の盃底無きが如し(たまのさかずきそこなきがごとし)

どれほど立派な杯でも、底が抜けてると役に立たないこと。非常に優れていても重要な点が抜けては役に立たないこと。

「玉に瑕」の対義語

対して、「玉に瑕」の対義語は以下のとおりです。

「玉に瑕」の対義語の例
  1. 瑕に玉(きずにたま)

瑕に玉(きずにたま)

欠点が多いものの、そのなかにも少しはいいところがあること。

【目次】

まとめ

「玉に瑕」とは、優れていてほとんど完璧に見えるが、少しだけ欠点があることを指す言葉です。「玉に瑕」で使われる玉は、美しいものや優れているもの、宝石を表現しています。評価が高いはずの宝石が、少しだけの表面のキズによってあまり評価されなくなってしまうことを惜しむ表現です。

使うときは、「あの人はほとんど完璧だがこの欠点だけが玉に瑕だね」というように使います。ほかの言葉に言い換える場合には、「白璧の微瑕」や「玉の盃底無きが如し」などの類語を使って表現しましょう。

言葉が持っている意味や語源、使い方、類語などをしっかりとチェックして、さまざまな言葉を正しく使えるようになりましょう。

傷んだりんご

写真・イラスト/(C) Shutterstock.com
メイン・アイキャッチ画像/(C)Adobe Stock

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