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2024.10.25

「小学校の授業時間」はどれくらい? 学年別の時間割の特徴や下校時間も紹介

4年生の場合

小学4年生の総授業時間数は1015時間です。教科は、小学3年生の頃と変わらず、国語、社会、算数、理科、音楽、図画工作、体育、道徳、外国語活動、総合、特別活動の11教科です。各教科の授業時間数においては、社会と理科が増えます。しかし、そのほかの教科に関しては授業時間数の変動はありません。

なお、多くの小学校では、小学4年生からクラブ活動に参加することができるようになります。

5年生の場合

小学5年生の総授業時間数は、小学4年生の頃と変わらず1015時間です。しかし教科が変わり、外国語活動が外国語の授業になり、家庭の授業が新たにスタートします。社会の授業時間は増えるものの、国語、音楽、図面工作、体育は減少。算数、理科、道徳、総合、特別活動の授業時間は変わりません。

各教科の授業時間数の差が少なくなる小学5年生は、すべての教科をバランスよく学ぶのが特徴といえるでしょう。なお、委員会活動や児童会活動が始まるのは、この小学5年生です。

6年生の場合

小学6年生の総授業時間数も、小学5年生から引き続き1015時間です。教科の種類も変わりませんが、社会が5コマ増え、家庭は5コマ減ります。また小学6年生になると、中学進学があるため、授業の進め方などに変化が出てくる可能性も。さらに、小学校のなかで一番上の学年でリーダー的な存在にもなるため、クラブ活動や委員会活動などに費やす時間が増えることもあるでしょう。

参考:学校教育法施行規則の一部を改正する省令の制定並びに幼稚園教育要領の全部を改正する告示,小学校学習指導要領の全部を改正する告示及び中学校学習指導要領の全部を改正する告示等の公示について(通知)-文部科学省

下校時間はどれくらい?

小学生の下校時間は、学年や曜日、学校によって異なりますが、一般的には以下の通りです。4時間授業の場合は12時30分、5時間授業は14時30分、6時間授業は15時30分頃です。

学年別に見ると、1年生は5時間授業が週4日、4時間授業が週1日が多く、2年生になると6時間授業が加わり、5時間授業が週4日、6時間授業が週1日になります。3年生では、週に2回6時間授業が行われることもあります。

4年生から6年生は、6時間授業が週4日、5時間授業が週1日で、クラブ活動や委員会活動が増えるため、下校時間は17時〜18時になることもありますね。

教科書

(c) Adobe Stock

小学校の1日の流れ

小学校の1日は、朝の会から始まり、通常4〜6時間の授業を行います。特に1年生は、生活リズムを整えることが大切なので、親は朝の準備をサポートして、早寝早起きの習慣をつけさせたいですね。授業後は、放課後の時間を有意義に過ごすために、宿題を終わらせたら、自主学習を取り入れるのもいいですね。

授業以外の時間は?

授業以外の時間も、子どもの成長にとって重要な機会です。休み時間に友達と校庭で遊んだり、一緒に何かを作ったりすることで、コミュニケーションが活発になり、社会性が育まれます。

また、給食の時間は、給食を配る係として給食の準備をしたり、なるべく好き嫌いをせず給食のメニューを食べることで、食の大切さや仲間と共に過ごす楽しさを学べます。

最後に

「小学校の授業時間」について、学年ごとの総授業時間数や時間割の特徴まで紹介しました。子どもがどのような内容を学ぶのかも見えてきたのではないでしょうか。学年が上がるにつれて、授業内容や学校生活にも変化が出てきますので、都度適切に子どものサポートをしてあげてくださいね。

TOP画像/(c) Adobe Stock

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