4年生の場合
小学4年生の総授業時間数は1015時間です。教科は、小学3年生の頃と変わらず、国語、社会、算数、理科、音楽、図画工作、体育、道徳、外国語活動、総合、特別活動の11教科です。各教科の授業時間数においては、社会と理科が増えます。しかし、そのほかの教科に関しては授業時間数の変動はありません。
なお、多くの小学校では、小学4年生からクラブ活動に参加することができるようになります。
5年生の場合
小学5年生の総授業時間数は、小学4年生の頃と変わらず1015時間です。しかし教科が変わり、外国語活動が外国語の授業になり、家庭の授業が新たにスタートします。社会の授業時間は増えるものの、国語、音楽、図面工作、体育は減少。算数、理科、道徳、総合、特別活動の授業時間は変わりません。
各教科の授業時間数の差が少なくなる小学5年生は、すべての教科をバランスよく学ぶのが特徴といえるでしょう。なお、委員会活動や児童会活動が始まるのは、この小学5年生です。
6年生の場合
小学6年生の総授業時間数も、小学5年生から引き続き1015時間です。教科の種類も変わりませんが、社会が5コマ増え、家庭は5コマ減ります。また小学6年生になると、中学進学があるため、授業の進め方などに変化が出てくる可能性も。さらに、小学校のなかで一番上の学年でリーダー的な存在にもなるため、クラブ活動や委員会活動などに費やす時間が増えることもあるでしょう。
【目次】
下校時間はどれくらい?
小学生の下校時間は、学年や曜日、さらには学校によっても異なりますが、一般的な下校時間について紹介しましょう。授業が4時間目まである場合は、12時30分頃。5時間目まである場合の下校時間は、14時30分の場合が多いよう。6時間目まである場合は、15時30分頃が下校時間でしょう。
なお、1週間のうち、4時間授業や5時間授業の割合がどの程度なのか、学年別に紹介します。小学1年生の場合は、5時間授業が週に4日、4時間授業が週に1日のケースが多いようです。小学2年生になると、授業時間が増え、6時間の授業日もスタートします。そのため、週に4日は5時間授業で、1日が6時間授業に。小学3年生では、6時間授業が週に2回程度になる場合もあるようです。
小学4年生〜6年生では、6時間授業が週に4日、5時間授業が週に1日に。さらに、クラブ活動や委員会活動が増えるため、帰る時間が17時〜18時になることもあるでしょう。
最後に
「小学校の授業時間」について、学年ごとの総授業時間数や時間割の特徴まで紹介しました。これらについて知ると、子どもがどのような内容を学ぶのかも見えてきたのではないでしょうか。学年が上がるにつれて、授業内容や学校生活にも変化が出てきますので、都度適切に子どものサポートをしてあげましょう。
トップ画像・アイキャッチ/(C)Shutterstock.com
▼あわせて読みたい