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LIFESTYLE インタビュー

2022.07.31

iKON 2年半ぶりの来日で日本のファンに感謝【合同取材詳細レポート】

 

──皆さんにとってiKONとはどんな存在ですか?

CHAN: iKONは家族ですね。当然のように一緒にいますし、一緒にいてとても気が楽でとても楽しいです。もちろん、楽しいことばかりではないですが、それも含めて家族なんです。だから一生一緒にいたいと思います。本当に僕にとって家族です。

(CHANさんを優しい笑顔で見守るメンバー)

BOBBY:そうですね、家族という言葉以外が見つからないんですが、iKONとして活動していると、僕のことを幸せにしてくれる存在だなと思います。そう思うと、やはり僕にとっても家族ですね。

JAY: (日本語で)僕たちは仕事で出会った関係じゃないですか、でも、僕は今まで一度もそう考えたことはないですね。悲しいときは一緒に泣いたり、幸せなときは一緒に笑ったりするのが、僕たちだと思っています。そしてこれからも、仕事とは関係なく、一生一緒にいる、お互いの力になれる関係でいたいです。

DK:(日本語で)最近僕が考えたiKONは「家」だと思います。僕たちの全てはiKONICですが、「家」はiKONです。

SONG: 僕にとってiKONは「学校」ですね。iKONとして本当にたくさんのことを学ぶことができましたし、本当に大切な友達もできました。そして、これから未来に向かってどんな風に進んでいったらいいのかについても一緒に悩む時間をもてる、そんな意味で僕にとっては「学校」です。もう一言付け加えると、iKONは「卒業のない学校」だと思います。

JU-NE: iKONは僕にとっては聖書だと言いたいです。iKONとして活動しながらiKONICの皆さんにお会いすると本当に厳かな気持ちにもなり感謝の気持ちも生まれます。そういう意味で僕にとってホーリーバイブル、聖書です。

──iKONICに向けてメッセージをお願いします

CHAN:iKONICの皆さんはいつも僕たちのそばにいてくださって感謝しています。一緒にいる時間というのはとても幸せですので、これからも長くいられるように一生懸命頑張りたいと思います。ありがとうございます。

BOBBY:僕たちはいつもアーティストとファンとしての間柄ではなく、友達のような間柄になりたいなとずっと思っていました。人種や国籍や文化などを超えてiKONとiKONICはひとつの文化だと思うので、その文化の中で交流をしていきたいです。

JAY:(日本語で)僕はこれからもたくさん会いたいって言いたいです。iKONICがいるから僕たちもいるって言いたいですし、愛してるって伝えたいですね。ありがとうございます。

DK:(日本語で)ステージでは今までもたくさん伝えてきましたが、iKONICは僕たちの全て、iKONの存在理由だと思います。たくさん愛してくれて本当に感謝しています。ありがとうございます。

SONG:先ほども言いましたが、久しぶりに日本に来て心配もたくさんありました。僕たちのことを忘れてしまっていたらどうしようと思っていましたが、ステージに立って、その心配は一気になくなりました。ファンの皆さんがずっと同じ気持ちで待っていてくださったので、もう今は心配することはありません。僕たちはiKONICの皆さんをどうしたら幸せにできるか、いい思い出を残せるかということについて考えて、これからも努力をして初心を忘れないでいきたいと思います。ありがとうございます。

JU-NE: (日本語で)僕にとってiKONとiKONICはお互いがお互いに力をもらってる関係だと思います。だからこういう素敵な関係をずっと続けたいと思います。そして、iKONICは僕にとって秋みたいにいつも暖かいです。

──韓国のサバイバル番組『KINGDOM:LEGENDARY WAR』(以下『KINGDOM』)の撮影を経てグループに変化はありましたか?

JU-NE:(日本語で)『KINGDOM』は簡単ではなかったです。みんなで一生懸命練習して、いろんなことに挑戦しました。『KINGDOM』のおかげで成長できたし、初心に戻ることもできました。

JAY:(日本語で)『KINGDOM』もサバイバルですよね。僕たちは3回もサバイバル(番組)をやってるので、デビュー前のサバイバルを思い出し、初心を忘れないようにしていました。「『KINGDOM』」は、ステージがワンテイクなんですが、。それで瞬発力がよくなって、ライブの実力も上がったと思います。

(JAYさんから出た「瞬発力」という難しいワードに、すごい…と一同ざわざわ)

JAY:(キリッとキメ顔で)瞬発力です。

──日本に来て食べたものはありますか

JAY:(日本語で)たくさんありすぎて…。それも僕たちの楽しみでした。チャヌ(CHANさん)は?

CHAN:(日本語で)僕たち全員油そば!

SONG:(日本語で)正直、油そばを食べたときは悪口が出ちゃいます(笑)。本当においしすぎて(笑)。

JU-NE:(日本語で)本当にみんな油そばがめっちゃ好きです。僕は油そばとステーキ、麻婆麺も好きです。

JAY:(日本語で)僕は今回初めてかにしゃぶを食べてみました。すごくおいしくて、(満面の笑みで)今日また食べちゃおうかな。おいしかったです!

BOBBY:日本のポテトチップスってちょっとしょっぱいんです。僕、しょっぱいものが好きなので、日本のポテトチップスをたくさん食べました。

DK:(日本語で)日本の食べ物が本当に大好きです。特にお肉が好きです。焼肉とかしゃぶしゃぶとか全部好きなのですが、最近僕が一番好きなのが牛タンです!日本の牛タンは本当においしいです。今日も食べてきました(笑)。

──アルバム「FLASHBACK」にかけて来日してふと思い出したものはありますか

JU-NE:(日本語で)今回東京に来て、一番最初に代々木公園に行きました。日本に来るたびいつも代々木公園を歩いたり走ったりしていたから、今回も行って走ったんですが、なんとも言えない感情になり泣きそうでした。めちゃくちゃよくて癒されました。

SONG:以前は日本に来ることが当然のように思えていたのですが、本当に久しぶりに日本に来ました。今までの日本での活動が記憶にずっと残っていたのですが、今回コンサートをしてみて、悔いのないものにしようと思って一生懸命がんばりました。僕にとって、その瞬間瞬間全てがありがたい気持ちです。

──今後日本でやってみたいことは

JU-NE:(日本語で)あります!富士山に登りたいです。

──それはみなさんで?

JU-NE:(日本語で)いえ

(JU-NEさんが発言したと同時に、「いやいや」と即否定するメンバーたち)

DK:(日本語で)富士山を見るのは本当にきれいですけど…登るのは大変かなと(笑)。

JU-NE:(日本語で)今回は天気がよくなくて行けなかったんですが、いつか機会があったら頂上まで登ってみたいと思っています。

──グループとしてやってみたいことはありますか

DK:(日本語で)やっぱり5大ドームツアー!夢です。2年半前、たくさんツアーをしながら夢は5大ドームツアーとずっと言っていたんですが、今もそう思っています。

(他のメンバーも頷く)

──iKONにとっての活動で大きな学びとなったことを教えて下さい

CHAN:僕は『KINGDOM』を通してたくさんのことを学びました。サバイバル番組に出たことはあったのですが、まだまだ学ぶことがあるんだなと思わせてくれました。

JAY:(日本語で)僕は今回のコンサートを通して、一番実力がついたんじゃないかと思います。メンバー全員が。iKONが得意なことを考える時間になりましたし、(メンバー)みんなが楽しんでいる様子を見てすごくいいなと思いました。

──ツアーのセットリストですが、今回「KILING ME」から始まる理由を教えて下さい

BOBBY:色々と相談をする中で、「KILING ME」から始めてその場をあたためて、少しずつ盛り上げていって次の「BLING BLING」へ繋げて爆発させようと思い、この曲を一曲目に選びました。

DK:今回のコンサートのコンセプトは「男らしさ」だったので、「KILING ME」からのスタートが一番良かったと思います。

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──アルバム全体を通して伝えたいことは

BOBBY:先ほどJAYさんも話してくれましたが、いろんなジャンルの曲が入っています。過去のアルバムをFLASHBACKするようなものもあります。タイトル通り、過去のスタイルを持ち合わせながら未来を見据える、そしてさらに新しいものにもトライする、そんな意味も込められています。過去も現在もすべて入れたいという思いで努力して作りました。どんな曲を歌ってもどんな姿でも僕たちiKONは似合うんだなということをいろいろなジャンルの曲を通してみなさんにお見せしたいと思いました。


取材MEMO

たくさんの質問に対して答えてくださったiKONのみなさん。以前からとても日本語が上手いことで有名でしたが、2年半ぶりの来日にもかかわらず流暢な日本語でのトークは圧巻!

また、会見中にJAYさんとDKさんが質問内容に対してそっと話し合ったり、JU-NEさんがSONGさんにわざと顔を近づけて笑わせてみたり、メンバーが話す様子を優しく見守るBOBBYさんや、いじられたり褒められたりするたびにはにかむCHANさんなど様々な姿が見られました。

合同取材終了後、集合カット撮影が行われたのですが、報道陣からハートポーズやギャルピースのリクエストなどがあり、メンバーたちがノリノリでポーズをとってくれる様子も。このとき自由にテンション高く動くメンバーたち。こんなわちゃわちゃ感がとてもiKONらしく大盛り上がり! 各社のカメラマンも熱量高めに撮影していました。

また、撮影終了後、メンバーの皆さんが報道陣に向かって深々とお礼をしながら「ありがとうございました!おつかれさまでした」と声をかけてくださるなど、メンバーの人柄の良さにも触れた取材となりました。

JAPAN NEW ALBUM「FLASHBACK [+ i DECIDE]」

通常盤¥3,410 YGEX 絶賛発売中
3年4ヶ月ぶりの日本作品となるNEW ALBUM「FLASHBACK [+ i DECIDE]」。5月3日(火)に韓国でリリースされ、iTunesワールドワイドアルバムチャート、世界18ヶ国で1位を獲得した最新ミニアルバム『FLASHBACK』に加え、2020年2月に発売されたミ二アルバム『i DECIDE』、2021年3月に発売されたシングル「Why Why Why」を新たに日本語でレコーディングした11曲に、パッケージのみのボーナストラックとして「AT EASE」(韓国オリジナルバージョン)を収録した全12曲、日本オリジナルの収録内容。

 

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撮影・文/岡野亜紀子

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