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LIFESTYLE 子育ての悩み

2023.12.13

〝正しい鉛筆の持ち方〟できてる? 教えるタイミング・矯正方法をチェック

“鉛筆の正しい持ち方”できていますか? お子さんにはどう教えていますか? 今回は、鉛筆の正しい持ち方から、教えるタイミング、矯正方法をご紹介していきます。

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正しい鉛筆の持ち方とは?

まずは鉛筆の正しい持ち方をチェックしていきましょう。最近ではインターネットで正しい鉛筆の持ち方を動画で見ることができます。併せてチェックしていくと、わかりやすいでしょう。

鉛筆 持ち方

鉛筆を持つのは3つの指

鉛筆は親指、人差し指、中指で軽く持ち、人差し指に鉛筆を沿わせるようにします。

中指の爪の付け根で鉛筆を支える

鉛筆を支えるのは中指です。鉛筆が中指の爪の付け根に触れるように持ちましょう。

親指は添えるだけ

親指は、力を入れずに軽く添えるだけ。鉛筆の横側を持ちます。人差し指よりも少し後ろで持つのがベストです。

鉛筆の角度

鉛筆は紙に対して60度の角度で持ち、そこから外側に20度傾けるのが理想です。手首は机に固定すると安定して書きやすくなります。

鉛筆を正しく持つメリットとは?

鉛筆は正しく持つことで、どんなメリットがあるのかみていきましょう。

・疲れにくくなる

正しい持ち方で鉛筆を持つと余計なところに力が入らないため、長時間文字を書いていても腕や肩、首や目などが疲れにくくなります。

・学習意欲が上がる

疲れにくくなると、集中力が続きます。長時間机に向かうことができ、学力向上が期待できるでしょう。

・文字が綺麗に書ける

鉛筆を正しく持つことで、手首をスムーズに動かすことができます。そのため「はね」「はらい」や「とめ」などを自然に書くことができるでしょう。字が綺麗に書けると、自信を持って文字を書くことができます。

鉛筆 持ち方

鉛筆を正しく持たないとどうなる?

鉛筆を正しく持たないとどうなるのかというと、まさにメリットと逆のことがいえるでしょう。

・文字が乱れる
・疲れやすくなる
・集中力が続かない
・学力低下に繋がることも
・姿勢が悪くなる

鉛筆を正しく持っていないと、本来力を入れなくてもよい場所に力が入ります。そのことにより、文字が乱れやすくなるでしょう。また余計な力が入るため、疲れやすくなり、集中力が長く続きません。学力の低下に繋がることも。また手元が見えにくくなる場合は、前傾姿勢になりがちです。猫背や腰痛、視力低下の原因にもなりかねません。

鉛筆の持ち方を教える時期とは?

まだ鉛筆が持てないお子さんは、いつから鉛筆の持ち方を練習すれば良いのでしょうか? 子供が正しく鉛筆を持つことができるようになる年齢は、3歳前後です。個人差はありますが、そのぐらいの時期から徐々に鉛筆を持つ練習をしていくと良いとされています。

具体的にどのようなことができるようになったら、練習を始めると良いのかみていきましょう。

・クレヨンで絵を描く際、絵の線が安定するようになった
・手先が器用に使えるようになってきた
・お箸が持てるようになった
・文字に興味を持ちだした

これらの様子がみられれば、鉛筆の持ち方を無理なく教えることができる時期だといえるでしょう。

鉛筆 持ち方

■鉛筆の持ち方を練習するステップ

・殴り書きから始める

最初は鉛筆の持ち方に慣れておらず、まだどれくらいの力で書いていいのかわからないものです。繰り返し行うことで段々と力の入れ具合などが身についていきます。最初は殴り書きでOK。子供が楽しみながら書けるようにすることが大切です。

・線をなぞる

鉛筆を持つことに抵抗がなくなれば、線をなぞることにチャレンジしてみましょう。文字を書くには、直線やカーブなどを書く技術が必要です。直線を書いてあげて、それをなぞらせることから始めると良いでしょう。直線から曲線、点と点を線で繋ぐなど、徐々に複雑なものへと挑戦していってください。

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