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LIFESTYLE インタビュー

2022.10.08

【連載/こじらせ男のひとりごと#1】初回はアインシュタイン河井ゆずるさんが持論を引っ提げて登場!

 

仕事もデキる、ビジュアルもイケてる。なのに、どこか「こじらせてる」男子たち。そんな真っ只中にいる芸人が、自分だけの「こじらせ」…いや、「こだわり」を語る新連載。ひとりめは、アインシュタイン河井ゆずるさん登場!

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結婚相手は専業主婦希望。気配り達人ならではの言い訳は…

「こじらせ」は、言い換えれば大人の男の魅力! こじらせ男子のひとりごと、ひとり目は40代芸人でイケメン度No.1の河井ゆずるさん。やさしいビジュアルに隠れた「こじらせ」とは? 結婚相手への専業主婦願望の真相は? そこには、家族愛と気配りがパンパンにつまった、「大人の優しさ」がありました。

語り/河井ゆずる(アインシュタイン)

河井ゆずるさんが下を見ている

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「生ビール、2つ!」はNGです

大阪のバーでアルバイトをしながら、実家にお金を入れていた20代。年上のお客さんばかりを相手に、どうしたら寛いでもらえるか、背伸びをしすぎないように、相手に気を使わせないように…。ひたすら気遣いを学びました。その経験もあって、他人への気遣いは生きていくうえで当たり前。女性に対しても、どうしても求めてしまいます。

昔、つきあっていた彼女とふたりでごはんに行ったとき。たまたま後輩4〜5人と一緒になって、僕がおごらないといけない雰囲気に。そのとき、彼女がテーブルの下で、サッとお金を渡してくれたんです。まだ収入も少なかった当時だから、僕がお会計行って足りなかったら格好悪いと思ったんでしょうね。彼女は、二手三手先を読んで、さりげなく行動してくれた。さすがの気遣いやと思いました。もちろん、お金はちゃんと返しました。

一方で、注文のとき「生ビール、2つ!」と言う人。僕はこれ、めっちゃ嫌なんです。なんでかわかりますか? どんだけかわいく注文しても、「2つ」のあとに「ください」までちゃんと言ってほしい。そして、飲み物や料理がくるたびに「ありがとう」も言ってほしいんです。

河井ゆずるさんが座っている

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「カバン閉めてない」「靴汚い」はスキがある証拠

あとふたつだけ許せないこと、言わせてください。カバン閉めてない。靴汚い。これ、絶対だめです。食事に行くときなんかによく、小っさいカバンを持って来ますよね。上のファスナーがぱっかーん開いてる子は、だらしないなぁと思ってしまいます。そして靴が汚れてたりカカトがすり減ってたら、スキだらけの人やなとわかります。靴もバッグも、高価なものである必要はないんです。それより、きれいに使ってる人のほうが、信頼できると思いません?

そんなとき、本当に好きな相手やったら、ちゃんと直してほしいと話します。直らなくても、1年くらいは待ちますよ。それでもダメやったら…。もう無理でしょう。

河井ゆずるさんの顔

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家事なら僕がほとんどできます

どうして結婚しないのかと聞かれたら、ありきたりな答えかもしれないけど、自分のことで精一杯だから。ものすごい才能があるわけではないだけに、ひとつひとつの仕事にしっかり準備をして臨みたい。特にこの2、3年は、自分の今後すべてが決まるような気がしていて。結婚相手のことを大事に思うのならなおさら、自分の状況をしっかり固めておきたいんです。

そして結婚となったら、奥さんには専業主婦になってもらいたい。そんなの古臭いってよく言われますけど、これは僕なりのコンプレックスからなんです。

母子家庭で育ったぶん、母親の愛情は多すぎるほど受けてきました。母が仕事で家にいなかったので、料理も家事もなんでもできるようになったことも、今となっては感謝してます。家事をサボったら、メシ抜かれるくらい厳しかったですから。ただ、なんでもできるようになったからこそ、それを夫婦でやりたい。僕が見ることのできなかった仲のいい両親を、子どもには見て育ってもらいたい。

専業主婦といっても、女性に家事をしてもらいたいわけではないんです。家事なら僕がほとんどできますから。それに、仕事をするのがダメというわけでもありません。ただお互い何かうまくいかなかったとき、「仕事を理由にする」のがイヤなんです。だから信念をもってやっている仕事なら尊敬するし、続けてほしい。お互い忙しいなら、家事の手抜きの仕方や息抜きを一緒に考えるし、もちろん僕も手伝います。

ただ、家事が苦手だという人だけは、そもそも理解できません。検索すれば何でもわかって、工夫さえすれば時間もかけずに掃除から何でもできる今。「できない」はやる気がないだけです。

と、こんだけ言ってきて、やっぱり結婚の決め手はいまだにわかりません。わかってたら、とっくに結婚してるんでしょうし。もうすぐ42歳、やっぱり、こじれてますかね?

河井ゆずるさんが横を見ている

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芸人

河井ゆずる

1980年11月28日生まれ、大阪府大阪市出身。お笑いコンビ「アインシュタイン」のツッコミ担当。相方は稲田直樹。現在のレギュラーは『ラヴィット!』(TBS系・火曜隔週)、『アイ=ラブ!げーみんぐ ~○○さんがオンラインになりました~』(テレビ朝日・MC)ほか。お酒や美容の知識と腕前は、趣味の域を超えてプロ級。
Twitter:https://twitter.com/yuzuru1
Instagram:https://www.instagram.com/kawaiyuzuru/
アインシュタインのYouTubeシュタイン

2022年10月12日「独身ブラザーズ」ライブ第3弾開催!今回は 大波乱の予感!?

こじらせ男5人が集まり、お互いのこじらせっぷりを罵り合う「この世の終わりみたいな醜いライブ(河井さん)」。大好評により3回目となる10月12日は、さらに大波乱の予感! 仲良し5人にとうとう亀裂が? 「過去いちばんの泥試合になると思います(河井さん)」
出演:アインシュタイン 河井/トット 多田/コマンダンテ 石井/相席スタート 山添/コットン 西村 
日時:2022年10月12日(水)開演19:00 
会場:ルミネtheよしもと チケット発売中(オンライン配信もあり)

詳細はこちら>

撮影/高木亜麗
文・構成/南 ゆかり

連載:こじらせ男のひとりごと

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