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2023.02.07

「当座」とはどういう意味? 当座と普通預金の〝7つの違い〟から利点や欠点まで解説

7.当座借越の利用ができるか

当座預金口座では当座借越を利用できます。当座貸越とは、預金残高が不足する事態に陥った場合、契約した金額に応じて金融機関が立て替えをしてくれる制度です。

一時的に当座預金の残高が少ないタイミングで手形の取り立てが重なった場合、当座借越を利用すれば不渡りを避けることができます。普通預金でも銀行が一定額までの立て替えに応じてくれる契約が存在しますが、定期預金額などを担保として提供するのが一般的です。

「当座」のメリットとデメリット

当座預金のメリットとデメリットは、以下のとおりです。

【当座預金のメリット】
・元本保証がされる
・小切手や手形の振り出しができる
・企業の信用度アップにつながる

【当座預金のデメリット】
・利息がつかない
・小切手の発行に手間がかかる
・口座開設時に審査が必要

錠前とチェックマークを掌に乗せているイラスト

メリットとデメリットの両方を正しく把握しておきましょう。

〜 メリット 〜

当座預金口座の元本保証がされていることは、ビジネス展開のために大きな資金が動く企業や事業者にとって大きなメリットです。また、小切手や手形の振り出しができるため、支払いのタイミングを融通するのに役立ちます

何よりも審査が必要な当座預金を保有している点で、企業としての信用度アップにつながるのです。

〜 デメリット 〜

まとまった資金があるのにも関わらず、利息の恩恵を受けられないのが当座預金の1つ目のデメリットです。資金を動かす際にも現金のようにスムーズにはいかないため、小切手発行までにはいくつかの手順を踏む必要があります。

当座預金を利用したいと思っても、金融機関の審査を通過する必要があるため、思い通りに口座開設ができない点にも注意しましょう。

「当座」預金の利用を検討するポイント

当座預金は、企業・事業者が決済口座として利用するのが一般的です。取引数・取引額が大きく頻繁に資金が出入りする場合や、小切手や手形を利用した決済を希望している場合におすすめです。

普通預金と当座預金では取り扱い方や特徴が大きく異なるため、両方の違いを良く知り用途によって使い分けができるようにしましょう。

「当座」と普通預金の違いを正しく理解しよう!

当座預金は、主に企業や事業者が利用する決済口座を意味します。預入金の元本保証がされているが、利息はつかないなど、普通預金とは違った特徴をもっている点に注意しましょう。

ビジネスで利用を検討する際には、しっかりと違いを把握したうえで適切な選択ができるようにしてみてください。

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