シールスーバングとは?
小顔効果もある30代・40代にもおすすめの前髪タイプ
おでこが透けるようにカットし、 薄くて隙間があるシースルーバングは、どんなスタイルもおしゃれに見せてくれるキーパーツ。ワックスなどで束感を出すスタイリングが特徴です。前髪に束感を出すと、髪型全体が重く見えず、軽やかに仕上がるというメリットが。切りっぱなしのカットラインや黒髪でも、前髪に束感があるおかげで抜け感が出やすくなります。
シースルーバング×ボブのおすすめヘア
面長さんにも◎骨格カバーが叶うひし形ボブ
マスクをつけるとき、顔がいつもより大きく見えてしまうことはありませんか? そんなときは、ひし形シルエットのボブでフェイスラインをスッキリと見せるのがおすすめです。
こちらのボブスタイルは、レイヤーカットでひし形シルエットをつくるのがカギ。耳横あたりに横幅をつくることで錯視効果が生まれ、小顔に見せることが可能。目にかかるギリギリの長さでカットした前髪、頬にはらりとかかる後れ毛で顔の幅も小さく見せられます。
おでこが見えるシースルーバングで抜け感を演出。カラーリングはツヤのあるパールベージュで透明感のある若々しい印象も手に入ります。
スタイリング
全体を濡らした後、ヘアセラム1プッシュを毛先になじませておく。毛先が内側にながれるようにドライヤーを当てる。このとき下を向いて根元から乾かすときれいにまとまりやすい。しっかりと乾かしたら、ストレートアイロンで毛先を内巻きにワンカールさせて。
●Use it
オージュア リペアリティ スーペリアエッセンス
モデルの顔型や髪質
ラフなワンカールで抜け感のある大人ボブ
ショートボブはトップがペタンとしていると老けて見えやすいため、グラデーションカットで立体感を演出。髪の根元からふんわりとしたワンカールのパーマで大人かわいい雰囲気のひし形シルエットに。
前髪は眉毛が隠れるギリギリの長さに設定。少しおでこが透けてみえるようにつくることで今っぽくカジュアルに。マスクをつけても明るい雰囲気に仕上がります。
後頭部に丸みを持たせ、襟足をすっきりとまとめることで首が細く見えるうえ小顔効果も期待できます。顔まわりの毛束を耳にかけるとショート風のアレンジも楽しめる一石二鳥のヘアスタイル。
スタイリング
髪を軽く濡らた後、クリームをパール2粒分の量をとり、手のひらによく伸ばしてから全体によくなじませてからドライヤーで乾かす。顔まわり→襟足→トップの順でつけて、まとまり感と毛先の動きを。
●Use it
スタイルクラブ ライトワックス
モデルの顔型や髪質
黒髪にも似合う、前下がりボブ
後ろを短くしてメリハリをつけたボブは、知的に見えるヘアスタイルNo.1! 直毛の人や髪にハリがある人にぴったりです。
カット
後ろは首筋がキレイに見える、首の長さの上1/3の位置に設定。サイドはあご下の長さにし、前下がりのグラデーションボブにカット。リップラインから表面にラウンドレイヤーを入れウエイトの位置を上げれば、顔がリフトアップして見える。前髪の中央は目にかかるくらいの長さでシースルーに、両端は目尻に合わせて厚みを残し、ラウンド型に。
カラー
6.5トーンのネイビーブルーアッシュ。光に当たると透けて柔らかく見えるから、透明感のある知的な印象に。
スタイリング
ドライヤーの風を後ろから当て、手ぐしで髪を前に流しながら乾かす。26mmのヘアアイロンで、表面の髪の毛先をワンカールの内巻きに。ヘアクリームを指先につけて毛先をつまみ、束感を出す。さらにシアバターを指先に少し取り、前髪をつまみながら隙間をつくる。最後にキープスプレーを全体に吹きつける。
モデルの顔型や髪質
透け感たっぷりの前髪が切りっぱなしボブのアクセントに!
ぱつっとしたトレンドの切りっぱなしラインのボブにシースルーバングを合わせると、軽さが出て柔らかい印象に。髪全体にレイヤーが入っているため浮遊感が加わり、カジュアル感が漂います。前髪や表面など、スタイリング時に束感を意識すると、立体感が出ておしゃれ度がグンとアップ。
カット
全体はあご下で切りっぱなしにして、表面に軽くレイヤーを入れる。レイヤーを入れすぎるとスカスカになってしまうため、ハチ上に少しだけ入れること。前髪は目の下で薄く作る。サイドバングは顔に沿うように斜めにカットして、フェイスラインをカバー。
カラー
ツヤと柔らかさの出るフォギーベージュをチョイス。落ち着いたトーンで入れる。
スタイリング
アイロンで、毛先は外ハネ、表面のレイヤー部分は内巻きにする。少量のクリームバターのスタイリング剤をしっかりと手に広げ、髪の中間から毛先の内側からなじませて。最後に前髪をつまむようにして束感を出す。全体はひし形シルエットをイメージすると作りやすい。
似合う顔型や髪質
※面長の人は、レイヤーの量を少し多めにすることで横広がりのシルエットになり、バランスが取りやすくなる。丸顔の場合は、前髪のサイドバングを長めにしてフェイスラインをカバー。
丸顔さんに!透ける前髪がこなれ感たっぷりのボブ
肩に少しつく長さのボブスタイルは、自然に外ハネしているように巻いて、無造作なニュアンスをプラス。動きのあるレイヤーカットと、はらりと顔にかかる毛束の抜け感が女らしい印象をつくってくれます。透ける前髪もこなれ感たっぷりのスタイル。
ニュアンスのある毛先のS字カールで大人っぽくカジュアルに。毛先がパサつかないように保湿効果の高いバームをしっかりとなじませるのもおしゃれのポイント。
スタイリング
26mmのコテで毛先を外ハネに巻く。バームを中指の第一関節くらいの量をとり、手のひらに伸ばしてから全体にもみ込んで、うるおいとカールをキープさせて。
●Use it
モイ クリーム グローリーゼア
モデルの顔型や髪質
伸ばしかけの人におすすめ! 切りっぱなしラインで洒落感アップ
肩にぎりぎりつく長さの、ぱつんとしたカットラインがおしゃれなミディアムボブ。肩先で自然にハネるから、「髪は切りたくないけど野暮ったはなくしたい」「クセが気になる」という人はぜひお試しを。さらにぴったりなのは面長の人。このくらいの長さにすることでバランスがよく見えて、顔型が気にならなくなります。結ぶこともできるけれど、ストレート+オイルでカジュアルモードな雰囲気にしてみたり、時間がある時はアイロンで波ウエーブにしてみたりと、幅広く楽しめるスタイルです。
カット
全体は鎖骨くらいの長さにカット。前髪は眉下でシースルーにする。髪が多い場合は、すきすぎない程度に毛量調節を。
カラー
やや明るめのベージュカラーでワンメイク。フォギーで温もりのあるカラーは、肌の透明感をアップさせる効果もあり。
パーマ
直毛すぎる人、クセが気になる人は、前髪以外をゆるめのワンカールパーマに。
スタイリング
ぱつんとしたミディアムボブは、手を入れないと中学生みたいな印象になってしまうこともあるので、スタイリングは必須! まずはストレートアイロンを全体にサッと熱を通しつつ、毛先をほんの少しだけ外巻きにしてゆるやかな曲線を作る。前髪は、真ん中・右・左と3ブロックに分けて、アイロンを軽くスルーさせて。オイルを2プッシュ手に取り、しっかり広げてから手ぐしで全体になじませる。束感を意識して、足りない時だけ少しずつ足していく。
似合う顔型や髪質
※髪が硬い人や多い人は、ある程度の毛量調節や表面にレイヤーを入れることでしなやかな質感を引き出して。面長でペタッとするのが気になる場合は、顔周りにレイヤーをプラスしてもOK。
ゆるさとリッジさが共存するハンサムロブ
ゆるいけど束っぽさのある毛流れとプツッとした毛先の組み合わせが、粋な雰囲気を演出。清潔感とファッション性をあわせ持ち、おしゃれな大人女性にマッチするスタイル。隙間を生かした前髪を合わせているから子供っぽくならず、程よく若見えするのもうれしい。
カット
肩下の長さで切りそろえたロブに、前下がりのローグラデーションを入れる。レイヤーも前下がりに入れ、顔周りに柔らかさをプラス。前髪は目元ラインで薄めにし、前髪の端(サイドバング)は長めに残してサイドにつなげる。
カラー
9レベルのシナモンベージュ。ほんのりパープルが入っているのでツヤがあり、褪色して黄色っぽくなる人でも色持ちがいい。
パーマ
基本的にはノンパーマ。髪が細い人やつぶれやすい人は、低温デジタルパーマで髪の中間から動きをつけておく。
スタイリング
26mmのカールアイロンで毛先全体をワンカールの外巻きに。表面の髪は、部分的に毛束を取りながらリバース(後ろ向きの縦カール)巻きにしてほぐす。シアバターを手の熱で溶かしながら広げ、髪の内側からかきあげるようになじませて、最後に表面と前髪の毛束をつまんで整える。
似合う顔型や髪質
※丸顔の場合、全体の長さをややや長めにする。髪が硬い人はパーマよりセルフスタイリングの方が柔らかい印象になる。
シースルーバングのセット方法
毛束をつまみ束感を作るのが基本
無理にカットしなくても、スタイリングでシースルーバングを作ることも可能です。薄い前髪を作る基本は「指で前髪をつまんで束感を作る」、これだけ。
How to
オイルやバームなど、ウェットな質感になるスタイリング剤をほんの少し指先に取ったら、前髪の毛束を細くつまんで束をいくつか作る。
スタイリング剤はつけすぎるとベタベタになり、清潔感がなくなってしまうので注意して。
完成!
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