面長さんにも◎骨格カバーが叶うひし形ボブ
フェイスラインをスッキリと見せるひし形シルエットのボブ。
カット
レイヤーカットでひし形シルエットをつくるのがカギ。耳横あたりに横幅をつくることで錯視効果が生まれ、小顔に見せることが可能。頬にはらりとかかる後れ毛で顔の幅も小さく見せられます。目にかかるギリギリの長さでカットした前髪は、おでこが見えるシースルーバングで抜け感を演出。
カラー
ツヤのあるパールベージュで透明感のある印象に。
スタイリング
全体を濡らした後、ヘアセラム1プッシュを毛先になじませておく。毛先が内側にながれるようにドライヤーを当てる。このとき下を向いて根元から乾かすときれいにまとまりやすい。しっかりと乾かしたら、ストレートアイロンで毛先を内巻きにワンカールさせて。
モデルの顔型&髪質DATA
ラフなワンカールで抜け感のある大人ボブ
後頭部に丸みを持たせ、襟足をすっきりとまとめることで首が細く見えるうえ小顔効果も期待。顔周りの毛束を耳にかけるとショート風のアレンジも楽しめる一石二鳥のヘアスタイル。
カット
ショートボブはトップがペタンとしていると老けて見えやすいため、グラデーションカットで立体感を演出。前髪は眉毛が隠れるギリギリの長さに設定。少しおでこが透けてみえるようにつくることで今っぽくカジュアルに。
パーマ
髪の根元からふんわりとしたワンカールのパーマで大人かわいい雰囲気のひし形シルエットに。
スタイリング
髪を軽く濡らした後、クリームをパール2粒分の量をとり、手のひらによく伸ばしてから全体によくなじませてからドライヤーで乾かす。顔周り→襟足→トップの順でつけて、まとまり感と毛先の動きを。
モデルの顔型&髪質DATA
透け感たっぷりの前髪が切りっぱなしボブのアクセントに!
ぱつっとした切りっぱなしラインのボブにシースルーバングを合わせると、軽さが出てやわらかい印象に。髪全体にレイヤーが入っているため浮遊感が加わり、カジュアル感が漂います。前髪や表面など、スタイリング時に束感を意識すると、立体感が出ておしゃれ度がグンとアップ。
カット
全体はあご下で切りっぱなしにして、表面に軽くレイヤーを入れる。レイヤーを入れすぎるとスカスカになってしまうため、ハチ上に少しだけ入れること。前髪は目の下で薄くつくる。サイドバングは顔に沿うように斜めにカットして、フェイスラインをカバー。
カラー
ツヤとやわらかさの出るフォギーベージュをチョイス。落ち着いたトーンで入れる。
スタイリング
アイロンで、毛先は外ハネ、表面のレイヤー部分は内巻きにする。少量のクリームバターのスタイリング剤をしっかりと手に広げ、髪の中間から毛先の内側からなじませて。最後に前髪をつまむようにして束感を出す。全体はひし形シルエットをイメージするとつくりやすい。
似合う顔型や髪質
※面長の人は、レイヤーの量を少し多めにすることで横広がりのシルエットになり、バランスが取りやすくなる。丸顔の場合は、前髪のサイドバングを長めにしてフェイスラインをカバー。
丸顔さんに!透ける前髪がこなれ感たっぷりのボブ
肩に少しつく長さのボブスタイルは、自然に外ハネしているように巻いて、無造作なニュアンスをプラス。動きのあるレイヤーカットと、はらりと顔にかかる毛束の抜け感がフェミニンな印象をつくってくれます。透ける前髪もこなれ感たっぷりのスタイル。
スタイリング
26mmのコテで毛先を外ハネに巻く。バームを中指の第一関節くらいの量をとり、手のひらに伸ばしてから全体にもみ込んで、うるおいとカールをキープさせて。ニュアンスのある毛先のS字カールで大人っぽくカジュアルに。毛先がパサつかないように保湿効果の高いバームをしっかりとなじませるのもおしゃれのポイント。
モデルの顔型&髪質DATA
伸ばしかけの人におすすめ! 切りっぱなしラインで洒落感アップ
肩にぎりぎりつく長さの、ぱつんとしたカットラインがおしゃれなミディアムボブ。肩先で自然にハネるから、「髪は切りたくないけど野暮ったはなくしたい」「クセが気になる」という人はぜひお試しを。さらにぴったりなのは面長の人。このくらいの長さにすることでバランスがよく見えて、顔型が気にならなくなります。結ぶこともできるけれど、ストレート+オイルでカジュアルモードな雰囲気にしてみたり、時間があるときはアイロンで波ウエーブにしてみたりと、幅広く楽しめるスタイル。
カット
全体は鎖骨くらいの長さにカット。前髪は眉下でシースルーにする。髪が多い場合は、すきすぎない程度に毛量調節を。
カラー
やや明るめのベージュカラーでワンメイク。フォギーで温もりのあるカラーは、肌の透明感をアップさせる効果もあり。
パーマ
直毛すぎる人、クセが気になる人は、前髪以外をゆるめのワンカールパーマに。
スタイリング
まずはストレートアイロンを全体にサッと熱を通しつつ、毛先をほんの少しだけ外巻きにしてゆるやかな曲線をつくる。前髪は、真ん中・右・左と3ブロックに分けて、アイロンを軽くスルーさせて。オイルを2プッシュ手に取り、しっかり広げてから手ぐしで全体になじませる。束感を意識して、足りないときだけ少しずつ足していく。
似合う顔型や髪質
※髪が硬い人や多い人は、ある程度の毛量調節や表面にレイヤーを入れることでしなやかな質感を引き出して。面長でペタッとするのが気になる場合は、顔周りにレイヤーをプラスしてもOK。
ゆるさとリッジさが共存するハンサムロブ
ゆるいけど束っぽさのある毛流れとプツッとした毛先の組み合わせが、粋な雰囲気を演出。清潔感とファッション性をあわせ持ち、おしゃれな大人女性にマッチするスタイル。
カット
肩下の長さで切りそろえたロブに、前下がりのローグラデーションを入れる。レイヤーも前下がりに入れ、顔周りにやわらかさをプラス。前髪は目元ラインで薄めにし、前髪の端(サイドバング)は長めに残してサイドにつなげる。
カラー
9レベルのシナモンベージュ。ほんのりパープルが入っているのでツヤがあり、褪色して黄色っぽくなる人でも色持ちがいい。
パーマ
基本的にはノンパーマ。髪が細い人やつぶれやすい人は、低温デジタルパーマで髪の中間から動きをつけておく。
スタイリング
26mmのカールアイロンで毛先全体をワンカールの外巻きに。表面の髪は、部分的に毛束を取りながらリバース(後ろ向きの縦カール)巻きにしてほぐす。シアバターを手の熱で溶かしながら広げ、髪の内側からかきあげるようになじませて、最後に表面と前髪の毛束をつまんで整える。
似合う顔型や髪質
※丸顔の場合、全体の長さをややや長めにする。髪が硬い人はパーマよりセルフスタイリングの方がやわらかい印象になる。
【目次】
シースルーバングのセット方法
毛束をつまみ束感をつくるのが基本
無理にカットしなくても、スタイリングでシースルーバングをつくることも可能です。薄い前髪をつくる基本は「指で前髪をつまんで束感をつくる」、これだけ。
How to
オイルやバームなど、ウェットな質感になるスタイリング剤をほんの少し指先に取ったら、前髪の毛束を細くつまんで束をいくつかつくる。
スタイリング剤はつけすぎるとベタベタになり、清潔感がなくなってしまうので注意して。
完成!
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