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LIFESTYLE 雑学

2024.02.02

「わかりみが深い」とは?若者言葉の意味や語源、3種類の「〇〇み」を紹介!

「〇〇み」のバリエーション3つ
  1. つらみ
  2. やばみ
  3. うれしみ

つらみ

「つらみ」は「辛い」に「み」を付けた言葉です。意味は文字通り「辛い」です。「デートをドタキャンされてつらみ」「労働時間が長くてつらみ」といった使い方をします。要するに、つらい気持ちを表現する際に使われる言葉です。簡単に「辛い」と言うよりも、やや柔らかくカジュアルな表現に聞こえる傾向があります。

やばみ

「やばみ」は、「やばい(俗語)」に「み」を付けた言葉です。こちらも意味に大きな変化はなく「やばい」と同様です。しかし「やばい」には、元々さまざまな意味があります。「驚いた」「楽しい」「感動した」「ピンチ」など、多くのシチュエーションを「やばい」で表現する傾向があるでしょう。そのため「やばみ」にも、多くの意味が含まれています。

うれしみ

「うれしみ」は、「嬉しい」に「み」を加えた表現です。その意味は「嬉しい」そのものであり、「わかりみが深い」と同じように、「喜びが深い」と同様のニュアンスで用いられます。「ずっと欲しかった洋服を手に入って、うれしみ!」のように、非常に嬉しい瞬間を共有する際に使用されます。

若者言葉は他にもある!

若者言葉は、日々新しい表現が誕生しています。数年経つとすぐに「死語」とされてしまうこともあるかもしれません。流行のスピードが凄まじく「ついていけない」と、感じてしまう方もいるでしょう。そこで本章では、2023年に流行した若者言葉として、「好ハオ」「羽ばたいている」「てぇてぇ」の3つを紹介します。

若者たち イラスト

(C)Adobe Stock

好ハオ

「好ハオ」とは、中国語の「好(ハオ)」の変化系です。言葉の意味は「好き」と同じです。この表現は、個人が好きな人や物、おすすめのアイテムを紹介する際に利用されます。「好」と「ハオ」が組み合わさり、その発音は「ハオ」です。この言葉から派生して、「ハオい」という言葉も生まれました。

羽ばたいている

「羽ばたいている」とは、「盛れている」や「イケてる」と同じ意味合いで使われる言葉です。人気ギャル雑誌「egg」のモデルである、中村恵李花(えりぴ)さんによって、生まれた表現とされています。自分の調子が良いときや、相手を褒める際にもこの表現が利用される言葉です。

てぇてぇ

「てぇてぇ」は「尊い」という意味で用いられる言葉です。言葉の語源は、X(旧Twitter)にあります。当時、SNS上では漫画「ドラゴンボール」の主人公である孫悟空のような、訛った表現が広まっていました。

X上の創作漫画で、孫悟空風のキャラクターが「尊いなぁ」という言葉を「てぇてぇなぁ」と表現したことが、流行のきっかけとなりました。略して「TT」とも表記されることがあります。

「わかりみが深い」を正しく使おう!

ここまで「わかりみが深い」の意味や使い方について説明しました。通常の言葉に「み」を追加することで、ややカジュアルなニュアンスで伝わります。また「わかりみが深い」の他にも「つらみ」「やばみ」「うれしみ」など、似た表現のバリエーションがあります。「好ハオ」を始めとした若者言葉は、他にもさまざまなものがあります。この機会にチェックしてみましょう。

メイン・アイキャッチ画像:(C)Adobe Stock

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