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LIFESTYLE 雑学

2023.12.18

「てぇてぇ」とは?意味や使い方、いま流行りの若者言葉も紹介

 

「てぇてぇ」という言葉を見て、意味が分からず、もやもやした経験がある人も多いのではないでしょうか。推し活などで使われており、「尊い」という意味を表現する言葉です。「てぇてぇ」の意味や由来のほか、流行りの若者言葉を紹介します。

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「てぇてぇ」とは?

「てぇてぇ」とは、最近インターネット上などでよく使われている言葉です。意味が分からず、話題についていけないという人もいるかもしれません。まず、意味や由来について解説します。

手でハートを作っている人のイラスト

(c)AdobeStock

「尊い」という意味

「てぇてぇ」とは、「尊い」という意味を表す言葉です。初めて聞いたときに、どこかの方言かと思った人もいるかもしれません。

しかし、もともとインターネット上のスラングとして使われていた、素晴らしい人やものを賛辞する「尊い」が変化した言葉だといわれています。

そこから、好きなアイドルやキャラクターなどを応援する推し活で、主に若者を中心として使われるようになりました。

例えば、推しのアイドルに対して「てぇてぇ」というときは、「最高に素晴らしい」「とても感動した」などのように、最上級の賛辞を伝える言葉として使われます。

「てぇてぇ」の由来

「てぇてぇ」の由来には諸説あり、はっきり「これ」といえるものはないようです。数ある中でも有力な説とされているのは、X(旧Twitter)で公開された4コマ漫画です。

大人気漫画「ドラゴンボール」の主人公・孫悟空の訛った話し方をまねた、「めちゃくちゃてぇてぇなぁ」というセリフがきっかけだといわれています。

このセリフは、あるVTuberを賛辞する言葉として発言されたものだったため、まずVTuberファンの界隈で一気に浸透しました。そこからSNSなどでも流行していき、定着していったといわれています。

「てぇてぇ」の使い方と注意点

「てぇてぇ」は実際どのように使うのでしょうか。具体的な使い方や、使用する場合の注意点について解説します。

アイドルと観客のイラスト

(c)AdobeStock

「○○てぇてぇ」

「てぇてぇ」は、基本的に短い文章の中で使います。例えば、「○○てぇてぇ」のように、推しのアイドルやキャラクターの名前などの後ろにつけて使うのが一般的です。

「○○の笑顔てぇてぇ」「推しがてぇてぇ」などのように、推しの行動や発言、見た目に対して、「かわいい」「素晴らしい」「尊い」「エモい」などの感情を表現するときに使われます。

「かわいい」など、形容詞として使われるほか、「てぇてぇが溢れだす」など、名詞のように使われることもあるようです。

(例文)
・「このアニメの主役の関係性がてぇてぇ」
・「このアイドルのツインテール姿てぇてぇなあ」
・「この2人のツーショットはてぇてぇが溢れすぎている」

「てぇてぇ」を使う際の注意点

「てぇてぇ」は、ネットスラングから生まれた若者言葉の一つです。ただし、インターネットを利用している人の中には、嫌悪感を抱いている人もいないとはいえません。流行っているからといって乱発すると、不快感を与えてしまう可能性も。

また、使う場面を考えることも大切です。推し活をしている仲間同士や親しい友人との会話など、カジュアルな場面で使うのは問題ないでしょう。しかし、ビジネスシーンや目上の人・初対面の人に対して使うのは控えた方が無難といえます。

分かりそうで分からない若者言葉を解説

いわゆる若者言葉やネットスラングの中には、一般にも定着して辞書に掲載されたものがいくつかあります。

しかし、大人世代にとっては「意味が分かりそうで分からない言葉」も多いかもしれません。「てぇてぇ」以外にはどのような若者言葉があるのでしょうか。

 

スマートフォンを持ち、ソーシャルメディアを使用して、オンラインでチャットする人のイラスト

(c)AdobeStock

「しか勝たん」

「しか勝たん」も、主にネットスラングとして使われている言葉です。「~だけが勝つ」という意味として使われる言葉で、「~(対象となる人やもの)が一番・最高だ」「~に勝るものはない」と称賛するときの表現として使います。

「勝たん」とは、関西・九州地方などで「勝たない」というときの方言です。もともとは「てぇてぇ」と同様に、推し活などサブカルチャーの分野で使われていた言葉でした。

しかし、現在ではグルメやスポーツなど、幅広いジャンルや物事に対しても使われています。また、SNSでは「#〇〇しか勝たん」など、ハッシュタグとして使われることもあります。

(例文)
・「飲んだ後の〆はラーメンしか勝たん」
・「アイドルの中では〇〇(推し)しか勝たん」

「好ハオ」

SNSでよく見かける「好ハオ」は、もともと中国語の「好(ハオ)」が由来とされている言葉で、「好き・良い」という意味を表現するときに使われます。

「好」だけでもハオと読みますが、若者言葉として使われるときは「好ハオ」の三文字で「ハオ」と読むのが一般的です。推しのアイドルやキャラクターに限らず、自分の好きなものやことに対して使い、派生語として「ハオい」という言い方もあります。

(例文)
・「このカフェのランチほんとに好ハオ」
・「今日の髪型ハオいよね」

「羽ばたいてる」

「羽ばたいてる」とは、「イケてる」「いつも以上に盛れている」など、見た目の状態が良いことを表す言葉です。もともとは、ギャル雑誌のモデルが使ったことが始まりで、当時のギャル雑誌内での流行語大賞にも選ばれました。

(例文)
・「今日の髪型羽ばたいてるでしょ? 」
・「今日のメイク羽ばたいてるね! 」

例のように、自分のことだけではなく、相手の外見を褒めるときにも使います。

メイン・アイキャッチ画像:(c)AdobeStock

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