【リアコ】とは？ 対象や特徴、しんどい理由、「ガチ恋」との違いなどを解説

「リアコ」とはリアルに恋してるの略語

「リアコ」とは、「リアルに恋してる」という言葉の略語で、推し活でよく使われます。

芸能人や2次元のキャラクターなどの手が届かない、または現実には存在しない相手に対して、「結婚したい」「付き合いたい」といった恋愛感情を抱く人や、様子を指す言葉です。

推し活では、これらの相手を「推し」とする場合も少なくありません。しかし、推しの場合は、その言葉どおり応援する相手といったニュアンスが強いですが、リアコは相手にリアルな恋心を抱くのが特徴です。

■リアコの対象

リアコの対象は、男性アイドルや2次元のキャラクターなどです。リアコは現実には恋愛関係になれないような相手が対象であり、同級生や職場の同僚など、身近な相手はリアコの対象にならない点に注意しましょう。

また、基本的にリアコは、女性が男性の推しに恋心を抱くことをあらわします。一方、男性が女性アイドルなどにリアルな恋愛感情を持つ様子は、「ガチ恋」と表現されることが多いです。

■リアコを使った例文

リアコを使った例文には、下記のようなものがあります。実際に使う際の参考にしてください。

■リアコの類語

リアコには、似たような意味で使われる言葉がいくつかあります。それぞれの言葉の意味やリアコとの違いなどを解説していきます。

1.リア恋

「リア恋」とは、リアコと同様に「リアルに恋している」の略語です。つまり、同じ言葉を違う省略の仕方をした言葉で、リアコと同じ意味で使うことが可能です。「リア恋枠」とは、憧れの気持ちを抱き純粋に応援するアイドルではなく、実際に付き合いたいと思う存在を指します。

2.ガチ恋

「ガチ恋」は「ガチで恋してる」の略で、アイドルなどに本気で恋し、「結婚したい」「付き合いたい」という気持ちを抱いている人のことです。リアコとほぼ同義語で、推し活で使われます。

ただし、リアコが男性の推しに恋する女性やその様子を意味するのに対し、ガチ恋は女性アイドルなどに恋い焦がれる男性やその様子をあらわすことが多いといえるでしょう。

リアコ女子の特徴

リアコ女子の主な特徴です。それぞれの特徴をみていきましょう。

自分だけが特別扱いされていると思う

リアコは、リアコしている相手から、自分だけが特別扱いされていると思っている傾向にあります。「本当の彼を理解しているのは自分だけ」「私は他の子と違って認知されている」といったことを、本気で考えていることが多いです。

ファンサービスは愛情表現だと捉える

前述の内容ともつながりますが、自分は特別な存在だと捉えているため、アイドルなどが行うファンサービスを自分への愛情表現だと受け止めることが少なくありません。

ファンサービスとは、アイドルがライブで観客に手を振ったり、視線を送ってくれたりすることを指します。通常はアイドルが仕事の一環として、自分のファンを喜ばせるために行うものですが、リアコはそれを愛情表現だと捉える傾向にあります。

リアコの意味や特徴を知ろう

リアコとは、「リアルに恋してる」を略した言葉で、推し活で使われる言葉です。アイドルや芸能人などの、手が届かないような相手にリアルに恋い焦がれる人や、その様子をあらわします。リアコ女子に共通する特徴としては、自分だけが特別扱いされていると思っていたり、共演者に強い嫉妬心を抱いたりするといったことが挙げられます。

リアコと同じような状況で使われる言葉としては、リア恋やガチ恋、同担拒否などが挙げられるでしょう。自分が知らないだけで、身近にもリアコの人がいるかもしれません。リアコの意味や特徴を知り、理解を深めましょう。